【プロ野球】ベテランはプロテクトすべき? 人的補償で明らかになった功労者への態度
11日朝、衝撃的なニュースが駆け抜けました。
FA宣言した山川穂高選手がソフトバンク入りしたことに伴い、西武が人的補償として和田毅投手を獲得するというものです。
和田投手はMLB移籍を除き、国内球団ではソフトバンク一筋。プロ17年目を終え、通算158勝を誇るレジェンドです。
2023年シーズンも、左腕としてはチーム最多の8勝をマーク。42歳とは思えぬ活躍をみせていましたが、まさかのプロテクト漏れとなりました。
しかし、同日の夕方になって、甲斐野央投手が人的補償で移籍することが発表。様々な憶測が飛び交い、後味の悪い終わり方となりました。
両球団の間にどのようなやり取りがあったのかは、今後も明らかになる可能性が低いです。
その中で、注目すべきはレジェンド・和田投手がプロテクトから漏れていたことです。
功労者をプロテクトから外すのは正しい判断なのか、深掘りしてきます。
初めてではない功労者外し
ベテランが人的補償に選ばれたことは、今回が初めてではありません。近年では、2018年に内海哲也投手、長野久義選手が巨人から移籍することになりました。
内海投手、長野投手ともに巨人一筋で活躍し、チームの顔となっていました。しかし、プロテクトから漏れていたことから、内海投手は西武、長野選手は広島に移籍しています。
情報の真偽は不明ですが、中日が日本ハムから大野奨太捕手を獲得した際、人的補償として岩瀬仁紀投手の名前が挙がりました。
今回の和田投手のように移籍は実現しませんでしたが、球団のレジェンドがプロテクトされていないことが話題となりました。
自然な流れ
球団としては、ベテランの実績は評価しているものの、今後の稼働年数が短いことを考え、プロテクトから外していることが考えられます。
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