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【中日】中田翔選手がヒーローなら影のヒーローは? 立浪監督の勇気ある決断に応えた選手とは ~6/14~

◇6月14日 中日4-3ロッテ(ZOZOマリン)

それまで無安打でも、チームを勝利に導く一打を放つ。これこそ、中田翔選手に求められた打撃でした。

両チームともミスが生まれ、最後まで何が起きてもおかしくない試合。

難しい試合展開の中、勝利への道しるべになったのは、立浪和義監督が8回裏に齋藤綱記投手を起用した場面です。


ロッテに流れが傾いた場面で

3-2の7回裏、清水達也投手が登板。

しかし、中日の守備に相次いで綻びが生まれ、同点に追いつかれました。

直後の攻撃では、1死一塁から中田選手が併殺打。結果的に3者凡退で終わり、ロッテに流れが傾きかけました

嫌な流れを止めるには、「勝利の方程式」の一員である松山晋也投手の力が必要。

8回を何とか抑え、9回に登場するであろう益田直也投手を攻める。

そんな展開に持ち込むことも予想されましたが、立浪監督は齋藤投手を起用しました。

立浪監督の勇気ある決断

齋藤投手を起用したことで、延長戦を視野に入れていることが分かりました。

前日の日本ハム戦で、橋本侑樹投手が3失点、岩嵜翔投手が1失点。

さらに、試合前には藤嶋健人投手が登録抹消。

勝野昌慶投手を連投させるのか、梅野雄吾投手に託すのか。

9回までに勝負をつけるのか、もしくは延長10回までか。

松山投手、R・マルティネス投手のイニング跨ぎは考えにくく、延長戦を視野に入れた継投は勇気のいる決断でした。

影のヒーロー

結果、延長10回に中田選手が決勝打を放ったことで、9回・松山投手、10回・R・マルティネス投手と理想的な展開に持ち込めました。

ヒーローはもちろん中田選手ですが、影のヒーローは齋藤投手です。

難しい試合展開の中、勝利へ導いた齋藤投手の好投と立浪監督の決断が勝利への道しるべになりました。

【参考サイト】


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