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育成ドラフトに注目!数年後、大化けする可能性【ドラフト会議】

 ドラフト会議まで1週間をきり、1位指名を公表する球団がでてきました。広島は13日、苫小牧中央高の斉藤優汰さんを1位指名すると公表し、これで1位指名を公表した球団は5球団となりました。

 巨人が高松商高の浅野翔吾さん、ソフトバンクが誉高のイヒネ・イツアさん、日本ハムが日体大の矢澤宏太さん、西武が早大の蛭間拓哉さんとそれぞれ異なる選手を公表。各チームの意向がはっきりと表れています。

驚きの4軍制

 そんな中、気になるのがソフトバンク。来季から4軍制で進める予定を表明し、育成選手を大量指名することが予想されています。

 ソフトバンクの育成選手はまさに宝の山。エース・千賀滉大さんや正捕手・甲斐拓也さんなど主力選手を多数輩出し、確実に成果をだしています。

 ソフトバンクの育成制度は素晴らしく、他球団で活躍できる選手も多くいます。そんな中で、3軍に加えて4軍を作り、さらなる競争を促しています。

支配下選手登録の上限は70人

 ただ、どれだけ育成選手を獲得しても、1軍の試合に出場する資格のある支配下選手登録は12球団等しく70人。チーム事情も考えると、支配下選手になれる逸材が、惜しくも育成選手のまま眠っているという場合も考えられます。

 過去には、亀澤恭平さんがソフトバンクでは支配下選手になれなかったものの、移籍先の中日ではいきなり支配下登録。移籍初年度からメジャーばりの守備範囲を魅せ、チームに新たな風を吹かせました。

スター候補生が眠っている可能性

 ドラフト会議では1位指名の選手が当然話題になります。監督や球団関係者がクジを引き、その瞬間に大勢のフラッシュを浴びる。まさに、将来のスター候補生です。

 しかし、育成ドラフトで大きな記事になることはあまりありません。ただ。未来のプロ野球を彩るスター候補生が眠っている可能性は十分にあります。育成指名であっても、チームの主力となり、侍ジャパンで活躍する先輩もいます。

 ソフトバンクの4軍制には驚きましたが、実績ある素晴らしい育成システムで選手を育てると、今は埋もれていても他球団で活躍できる選手が現れるはずです。

 ドラフト上位候補にはもちろん注目ですが2年後、3年後あたりに大きな可能性を秘めた選手が現れることを期待し、最後まで誰が指名されるか目が離せません

【参考サイト】



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