【2024ドラフト候補】来春の甲子園で評価上昇も!? 豊川・モイセエフ選手 ~明治神宮野球大会~
甲子園で本塁打、長打が生まれれば、評価が上昇すること間違いなしです!
豊川高校のモイセエフ ニキータ選手です。
気持ちの良いフルスイング、ライト方向へ引っ張った打球の速さは、プロから注目されるだけの力を持っています。
来春の甲子園で注目を集めるスラッガーになります。
柳田選手(ソ)のようなスイング
16日の高知戦、19日の星稜戦ともに、3番・センターで出場したモイセエフ選手。
左投げ左打ちの外野手で、バットを構えた姿はソフトバンク・柳田悠岐選手を彷彿とさせます。
ファーストストライクから果敢にバットを振り、鋭いスイングを何度も披露。
チームはベスト4で敗れましたが、2試合で5打数3安打、1本塁打3打点の成績を残せば、当然プロから注目を集める存在となります。
直球に対する強さ
星稜戦の第1打席でライト方向へ本塁打を放ったモイセエフ選手。
追い込まれながら、高めの直球を捉えた見事な本塁打。
今大会を通じて、モイセエフ選手の直球に対する強さを象徴する一打となりました。
好打者のモイセエフ選手に対し、高知、星稜ともに変化球を中心とした組み立てで勝負してきました。
合計8打席、37球を投じられた中、ストライク付近にきた直球は7球。
ボール球を見極め、少ないチャンスの中で確実に捉えた本塁打に、モイセエフ選手の魅力が詰まっています。
萎縮しないスイングが魅力
まだまだ粗削りなところも魅力です。
今大会、内角、特に内角低めに曲がるスライダーに対応する事ができず、課題も残しました。
甘く入った変化球は見事に捉えますが、直球に対する対応力と比べると、少し弱さがあるのかなと感じます。
ただ、萎縮して見逃すどころか、しっかりスイングしていける所がモイセエフ選手の魅力です。
高知戦の第1打席、第2打席は緊張もあったのかもしれませんが、その後の打席での思い切りの良さは、モイセエフ選手の魅力の1つだと確信しました。
イヒネ選手(ソ)とは違ったタイプ
2022年のドラフト会議で、豊川高校と同じ愛知県内にある誉高校からドラフト1位でソフトバンク入りしたイヒネ イツア選手。
イヒネ選手は打撃が柔らかく、しなやかな振りで安打を量産し、その延長線上に本塁打が生まれるタイプでした。
モイセエフ選手は、豪快なスイングから生まれる長打が魅力のスラッガータイプです。
来春の甲子園出場が確実視される豊川高校。
聖地でモイセエフ選手が長打、本塁打を放てば、たちまちドラフト戦線を騒がせる選手となります。
モイセエフ選手の名前を今から覚えておいて損はありません!
【参考サイト】