見出し画像

「人とのつながりが自分をつくる」フリーランス作業療法士/高橋和也インタビュー

こんにちは!
理学療法士 安田です。

安田公式LINEはこちら▼
https://lin.ee/QfnxiYf

様々な活動をされているセラピストの方から
どんな経験をしてきたのか、
これまでに培ってきた価値観や
仕事に対する想いをインタビューしています。

今回は、フリーランスで作業療法士の
高橋和也さんにお話を伺いました!

今回の取り組みにおいて一番最初に作業療法士の
山本秀一朗さんをご紹介くださいました。

高橋さんの仕事は非常にユニーク。

作業療法士でありながら
農業の開墾や観光農園
電子書籍の執筆に
書店の店長など
多彩な仕事に従事している。

一見携わっている職業はバラバラで
何のつながりもないようにも思えるが、
実は全てが作業療法士の仕事に通じている。

「患者さんのために」
奔走する中で
たくさんのつながりが生まれ
自然と活躍のフィールドが拡大していった。

高橋さんから学ぶ

「人とのつながり」

社会人として生きていくうえで参考になる
人脈作りのコツもご紹介しています!

全ては「患者さんのために」

作業療法士としてデイサービスで非常勤で働きながら、
農業や電子書籍の執筆などもこなす高橋さん。

「一体何者?」と思うほど仕事の幅が広い。

なぜ、これほど多彩なフィールドで仕事をしているのか。
そこには「患者さんが再度活躍できる場所を提供したい」
という思いがある。

作業療法士として働く中で痛感したのは、
患者さんは選択肢を余儀なくされるということ。

疾患を負ってしまうと、
就職にも戻れない仕事にも戻れない
といったように選択肢のない状況に追い込まれてしまうことがある。

「患者さんの選択肢を増やしてあげたい」
その思いが多彩なフィールドでの仕事に彼を突き動かした。

例えば、農業。
実は農業は作業療法士と深い関りがある。
その昔、心の病を負った人に農業という活動を与えたのが始まりで
心の病が治ったという歴史的背景があるのだ。

この話を受けて農業に興味を持った矢先、
実際に農業に従事することで病から回復した人に出会い
農業にチャレンジすることを決意する。

大事にしているのは「リアリティ」

実際にやっている人と
やっていない人では
説得力が違う。

実際にやってみることで初めて、
やってる人と同じ土俵で話すことができるようになる。

だから、「リアリティを出すためにやる」
自分の中で決めていることだ。

いろんな経験を積み重ねることで、
患者さんの本当の気持ちが分かるのではないか。

作業療法士に農業・書籍の執筆など
やることは違えど
全ての活動の背景には
「患者さんのために」という思いがある。

環境が人を変える

「元々意識が高いわけではない」
今では患者さんのために精力的に活動しているが、
学生時代は先生から怒られることも多かった。

転機となったのは、
仕事を始めて1~2年目の頃。

患者さんが治らないことにジレンマを覚え、
勉強の必要性を痛感。

「勉強し続けないと自分自身のアップグレードはない」
そう気づかされた。

興味のあるセミナーに積極的に参加。
約30ものセミナーに参加したことで比較ができ
自分に合っているものを見つけることができた。

セミナーに参加して終わりではなく
会いたい先生には積極的にアプローチもした。

特に作業療法士の山本秀一朗先生との出会いは大きく
「こんな生き方あるんだ。こんな面白い考え方があるんだ。」
先生と出会えたことで選択肢が広がった。

「自分を変えることは結構難しいと思う」
そう話す高橋さんが変われたのは
「環境」が大きいと言う。

例えば、ミュージシャンの集団に混ざれば
歌が上手くなるというように、
身を置く環境というのはとても大切。

だから、わざわざ休みの土日を使って
セミナーに参加する意識の高い人の元へ飛び込もうと、
セミナーに参加した。

「自分の周りにいる平均五人が自分」
そう思うから、
自分の周りは今どうなのか常に考える。

「変わりたいなら環境を変える」
それも一つの手だということ。

人脈をつくるコツ

人とのつながりを大切にする高橋さんが
人脈作りで最も大切にしているのが
「気遣い」

どうすれば相手に喜んでもらえるのかを常に考える。

例えば、偉い先生に会いに行くとき、
手土産として何を持っていくだろう。
真っ先に地元の名産品を思い浮かべた人が
多いのではないだろうか。

高橋さんは違う。
相手の好みをリサーチし、
相手に合わせたお土産を持っていく。

無難なお土産を渡されるのと
自分に合わせたお土産を渡されるのでは、
確かに印象も変わるだろう。

「大多数ではなく少数派になる」

これができれば
相手に自分のことを覚えてもらいやすくなり
その後も関わりをもってくれやすくなる。

だから、「気遣い」を大切に
戦略を練って行動してきた。

案件をもらいやすくなったり
つながりが増えたりと
確かな手ごたえも感じている。

人とのつながりが広がっていく中で、
新たな目標も生まれた。

「旅行リハビリをしてみたい」
リハビリ専門医と出会い生まれた夢。

人との出会いや
いろんな経験が
自分の軸をつくっていく。

高橋さんからメッセージ

僕が伝えたいのは
「就職をしたところに尊敬する人を見つけて欲しい」ということ。

内部に一人、外部にも一人
見つけて欲しい。

なぜ内部と外部で
見つけてほしいのかというと
内部だけだと偏ってしまうから。

内部にしか尊敬する人がいないと、
尊敬している人の
劣化版コピーにしかなれない。

だからこそ、外部にも2~3人尊敬する人をて作って、
その人達から情報を搾取することで、
新しい自分の軸ができると思う。

仕事が大変で
最初は内部だけで止まってしまいがちだけど、
ぜひ一年目から外部の理学療法士の方に
会いに行ってほしいなと思う。

今回の取り組みを始める時に最初に相談したのが
高橋さんでした。

私が「もう一度いきいきと働いていた時に戻りたい。」と思い
もがいていた時に出会った作業療法士です。

仕事を辞めてこの活動を始める後押しをしてくれました。

私自身も、こうして「人とのつながり」から
たくさんのことを学び、成長してきました。

みなさんも自分のいる世界は小さいのだと、
今いる環境に囚われず色んな世界を覗いてみると
今まで知らなかった「自分」を見つけることができます。

このインタビューを通して皆さんが素敵な人と
出会えますように。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆高橋和也電子書籍

◆高橋和也Facebook
https://www.facebook.com/people/高橋和也/100005414108319/

◆高橋和也Instagram
https://instagram.com/output_ot?igshid=YmMyMTA2M2Y=


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?