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大企業からの転職記_#0_自己紹介

突然かつ今更ですが自己紹介を更新しました。
2022年4月1日更新予定でしたが、少し調整が発生しこのタイミングとなりました。
2022年4月1日は転職し、10年以上ぶりの新入社員となった個人的に思い出深い日です。
2021年9月からnoteを始め、約半年(2022年4月5日時点)で

フォロワー    184名
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まで到達することができました。
あまり意識していませんでしたが、増えるとやっぱり嬉しいもので、日々の地道な投稿が実を結ぶことを実感しています。

これまでフォローしてくれたり、投稿を読んでスキしてくれた皆さまにただただ感謝です。ありがとうございます。

遅ればせながら、自己紹介を投稿することにしました。
うまくまとまっていない自己紹介ですが、あらかじめご容赦ください。
文字数:約5,000(少し長いですが5分程度で読めれると思います)

1.noteをはじめたきっかけ


順番が前後してしまいますが、noteを始めたきっかけは「転職活動」でした。

最終的に、私の転職先は「株式会社ネクスタ」という会社です。
大阪に本社を置く、生産管理システムのSaaSを開発・提案・販売・導入支援している会社です。
転職の詳細については後述しますが、ここで出会ったCEO 永原宏紀さんから

入社するまでに発信力と一次情報をできるだけキャッチできるよう
になっておいて欲しい

という一言でした。
それまで、WEBサービスは積極的に利用するタイプでしたが、SNSにはめっぽう疎い人間でした。
Facebook、Twittrer、noteなど存在は知っていましたが、全く利用していませんでした。

元々、本など読み物は好きだったので、一次情報として価値が最も高そうなnoteを選んでみたのがきっかけでした。

そして始めるからには、目標を立ててみました

目標①:情報過多の時代に、情報をインプットするだけでなく、アウトプットして考察する力を養う
目標②:(結果的に)ベンチャー企業に転職することになったので、SNSで会社のPRを自発的に実施し、認知度向上と採用活動に寄与する

ということでした。
目標①は、本やセミナーを受けてアウトプットする癖をnoteのおかげで付けることができました。
いまや本はnoteにまとめておかないと気が済まないレベルまでなっています。

そして、2022年4月1日からいよいよネクスタに入社することになったので、目標②のために新しいベクトルの投稿をスタートする第一歩として自己紹介を投稿しました。

2.自分にとって転職とは


私自身、転職したてですので、転職が良いとか悪いとか言える立場にありません。

そして転職を語る前にまずお伝えすべきことは

・前職がイヤでしょうがなくて辞めたわけではない
・むしろ前職で関わった全ての人に感謝
・特に前職の社長は、厳しくもあったが期待に応えたいと思わせてくれる
超魅力的な人だった
・ベンチャー企業に行きたくて転職したわけではない

では、「なぜ転職を決意したか?」については詳細は後述しますが、ポイントは

・変化の激しい時代に、もう一度新しいことにチャレンジしたかった
・10年後(46歳)の自分を見据えたとき、
”大企業に長く居て高い役職で成果を出す”
vs.
”転職を経験し変化に柔軟に対応した経験を持っている”
の二つを天秤にかけたとき後者の方が自分の市場価値が高まると思った
・*大企業は大企業としての魅力がたくさんあるが、ベンチャーで不完全な状態から変化に合わせて自らで変化を作ってみたいと思った
(*転職先がベンチャー企業だったという結果からの想い)

ということです。
あくまで私見ですし、人に転職を押し付けるつもりもありません。

要は私にとって転職とは

「変化に柔軟に対応できるビジネススキルを身につけたい」

という想いが軸になっています。
ジョブホッパーになるつもりはありませんし、入社したからにはちゃんと貢献したいとも思っていますので、ネクスタは長く勤めたいと思っています。

3.転職活動を始めた理由


前職は従業員数12,000名を超え、B2Bとしてはブランド力も高い、いわゆる大企業でした。
自分で言うのは憚られるのですが、前職では比較的早く出世させてもらいました。

28歳で幹部候補研修に選んでいただく
31歳で課長に昇格
32歳で部長に昇格
33歳でグループ会社の執行役員昇格で会社経営を実践させていただく

元々、出世意欲は低く、こんな私に多くのチャンスと経験を与えてくれた会社には本当に感謝しています。

転職活動(?)を始めたのは、グループ会社で経営をすることになり、自分で採用を担当することになったことがきっかけでした。

自分で採用するための勉強として、「転職サイトへの登録」「面接」を経験し、「いま、どんな人が求められているのか?」「それをどうやって各社判断しているのか?」を知るためでした。

転職サイトに登録してみると、年に4~5社はコンスタントにエージェントや会社人事からヘッドハンティングの連絡をいただくようになりました。
(外の会社から声をかけられるビジネスパーソンにしてくれた前職の関係者には、ここでも感謝をしています)

専門が「製造業系のソフトとデジタルを中心に据えたビジネス構築」ということと、早めにグループ会社とは言えど経営経験もあるということで、「超有名企業のDX推進」「製造業のターンアラウンド担当」などお声がけいただくことが多かったです。
これらの経験を通して

幸いにして、いま自分の経験は需要がある

と感じるようになっていました。
そしてグループ会社の経営は苦労が多かったですが、日々勉強のつもりで突っ走り続けました。
もともと出世意欲も低く、チームを引っ張っていく経験もなかったゆえ、不眠症に悩まされていたので、ストレスはあったと思います。

そして3年突っ走ってみて、社員も10名強から40名(派遣社員、インターン生含む)まで増やすことができました。
そして本当に優秀で素敵なメンバーのおかげで売上も順調に増やすことができました。
ただ、会社の長として年初に掲げた目標は毎年達成することができませんでした。

親会社との関係、コロナによる緊急事態宣言など多くの要因があったとは言え、最後の数字に責任を持つのは自分だと意思を持ってやっていました。

最終的に組織のトップは、業績という成績表を冷酷にも突き付けられます。
この現実を見て、

十分過ぎるほど経験を積むことができた、
この経験を持って、もう一度新しいことに挑戦してみたい

と少しずつ思うようになりました。

4.転職を決意した理由


転職活動を始めた当初は、本当に転職することになるとは思いませんでした。
そして2021年7月にビズリーチにエージェントから1通のメールが来ました。
エージェント経由のメールは週に1通は来ており、当時忙しく返信しないことも多く一通目はスルーしていました。
その後エージェントから2度目の連絡があり紹介文を確認しました。そこには

最もDX化が難しい「生産管理」の領域を軸にしたSaaS

という言葉と合わせてネクスタの紹介文がありました。
このワードにシンプルに興味が湧いたので、面談を進めることにしました。

そしてネクスタのCEO 永原宏紀さんに出会うことになりました。
それは過去にない印象的な面接でした。

<面接の内容>
1、私の経験
2、製造業でソフト・デジタルを進める課題は何と思うか?
3、その課題をどう乗り越えたか
4、製造業における現場オペレーションをどう思うか(≒生産管理システムへの印象)

4に対して、私自身の経験を以下のように話しました

製造業における生産管理システムの導入プロジェクトを大企業とタッグを組んで進めたことがあるが、要件定義など時間がかかり最終的に出てきた見積りは1億円に近い金額だった
製造業は中小企業の高い技術力で成り立っている業界でもあり、なかなかこの金額は決断できないと思う
これでは製造業のデジタル化は遅々として進まないと感じた
ここを変えていきたいと思っている

この発言に対して、永原さんは自分がネクスタを創業し、「スマートF」というSaaSプロダクトを創ろうと思った背景や想いを一気に語りだしてくれました。
少し前の話で、記憶も曖昧なので多少の脚色はあるかもしれませんが、聞き手に徹した面接でした。

ただおかげでその熱い想いを、かなり強烈に受け取ることができました。
また私は立場上、すぐに転職ができないので来年4月まで(約半年間)入社は待ってもらいたい、と要望を出しそこも理解してもらいました。
実はこれがなかなか他の企業では難しく、ネクスタが唯一この要求を受け止めてくれました。

この時点で正直転職は決意していたかもしれませんが、そこからしっかり決断の要素を洗い出しました。

<現職のPros>
・社員12,000を超える企業で、責任ある立場を若くてして拝命してもらい、多くの経験をさせてもらっている
・機械の製造・販売というハードウェアの売切りビジネスをソフト・デジタルを軸とした新しいサービスへ転換するやりがいのある仕事
・10年以上の勤続経験があり、社内関係者と良好な関係が保てている
・年収/福利厚生が良い

<現職のCons>※感謝しつつも実態として不満もやはりありました
・責任ある立場に対して、親会社の期待値に応えられていない
・大企業特有の社内政治がビジネスの方針を左右する

新しいことばかりやっていたので、業務のほとんどを社内調整に費やしていた
社内の縦割りが強く、事業推進の優先度の決定権がなかった
・このまま順調に責任ある役職に居続けるわけではない
・失敗には厳しいので、40歳を過ぎても結果を出せずに異動命令が出たとき、いまのように別の会社から声をかけてもらえるとは限らない
・その他挙げれば色々ありますが悪口を書くつもりはないのでここまで
<ネクスタのPros>
製造業をもっと効率化して、素晴らしい業界にしたいというビジョンに共感
・2017年創業で若い社長(35歳)がパッションを持って牽引しており、この社長と10年後の景色を見たいと思えた
社内政治やトップからの指示といった内向きな仕事より、あくまで顧客目線の仕事ができると思った
・スマートFというプロダクトが企業のコアになっており、プロダクト→セールス→カスタマーサクセスと縦割りでない連携ができている(できそう)

<ネクスタのCons>
・プロダクトがこれから強くなるフェーズ
・安定した収益体制ではない
・製造業×生産管理×SaaSという難易度の高いビジネス
・年収Down/ 福利厚生も劣る
・企業の永続性では現職よりも劣る

結論は

・いまこのタイミングでやってみたいことにチャレンジできるチャンス
・変化に柔軟に対応できるスキルを身につけることができそう
・プロダクトをコアにした、カスタマーセントリックな会社

という点で決断しました。
いまの立場は経歴上は華やかではありますが、10年後どうなっているか分かりません。(失敗するとすぐ異動になるのも現実だった)

前職は年収や福利厚生がかなり良い会社だったので、ここは妻とちゃんと話をしました。
妻は「やりたいならやった方が良い」とあっさり承諾してくれました。

4~5年不眠症に悩まされ、単身赴任でほとんど家にも居なかったので少し心配してくれていたのかな?と思ってもいます。

5.これから発信する予定の内容


簡潔にまとめるつもりが5,000文字を超えてしまうような内容になってしまいました。
ここまで目を通していただき、本当にありがとうございます。
引続き、noteは更新していきます。

今後は以下のような情報を発信していきますのでよろしくお願いします。
目標②はこれから始めるのでコンテンツは変更の可能性ありますが、少しずつ発信していきます!

目標①:情報のインプットだけでなく、アウトプットし考察する力を養う
・SaaSビジネスに関連する本のまとめ
・製造業のデジタル化に関する内容
・セミナー受講のまとめ
・趣味の読書のまとめ(特にまとまりなく)

目標②:ネクスタの情報を発信し、認知度向上と採用活動に寄与する
・大企業で10年以上の勤続を経てベンチャーに転職して感じたこと日記

以上です。以下参考にも是非お目通しください。

ネクスタの紹介(CEO 永原宏紀氏本人のメッセージ)

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