いよいよEMPOWEREDの最後のパートです。
前回から、エンパワーされたあとの話になっており、かなり内容が分かり易くなっています。
文字数:2,800
参考図書
Chapter06:本書のガイド
PartX:インスパイアド、エンパワード、トランスフォームド
PartX:Prologue
Chapter77:意義のある変革
Chapter80:最も重要なもの
Chapter81:到達点
<所感>
最後のChapter81にEMPOWEREDのすべてのまとめが含まれていました。
EMPOWEREDはINSPIREDの2作目として位置付けれていますが、それ以外にプロダクト・レッド・オーガニゼーション、チームトポロジーとも大いに関連深い著書でした。
最後ということもあり、それぞれの本の特徴と利用シーンについてまとめてみました。①~④は個人的な読む順番のおすすめなです。
①INSPIRED
【利用シーン】
PdMをこれから新設し、強いプロダクトを創っていきたいとき
【特徴】
PdMとは何か?なぜ必要か?が丁寧に説明されており、強いプロダクトを創る道筋を示してくれている
参考
②プロダクト・レッド・オーガニゼーション
【利用シーン】
SaaSビジネスなど、プロダクトを起点にしたビジネスを創っていきたいとき
【特徴】
強いプロダクトに必要な機能やそこから得られるデータを活用したチームワークの実践方法が具体的に説明されている
参考
③EMPOWERED
【利用シーン】
「PdMを中心としたチーム」と「主体となるプロダクトのプロトタイプ」も完成し、これから新しいチームとプロダクトをスタートするとき
【特徴】
プロダクトチームのリーダーがどうあるべきか(コーチング)、それによってどんなチームに繋がるかが説明されている
またチームの編成や強い組織になるための目標設定と実践方法も理解できる
参考(マガジン作りました)
④チームトポロジー
【利用シーン】
プロダクトチーム間の連携が弱くなったり、限られたリソースでアウトプットをどう高めるかを考えているとき
【特徴】
プロダクトの現在状況と合わせたチームのあるべき姿と他チームとの連携方法が詳細かつ分かり易く説明されている