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SNS PRに本気で向き合ってみます_#2_何を伝えたいかをちゃんと考える
SNSを使ってマーケティングコストをかけずPR戦略を磨くことを目的に手に取った本を読み進めています。
前回は言われてみれば「確かに!」なのですが、PRの基礎は
・強い商品力
・地道な実績作り
であること分かりました。
今後はこの基礎ありきで、具体的なPR戦略の立案と実施方法を学んでいきます。
文字数:約4,100
参考図書
第2章 相手の心を動かすPR設計
010 PRの前にPR設計を作る
・まず「商品・サービスの魅力を言語化する」
・心を動かす商品の説明とは、商品の過去・現在・未来という全体像を商品のストーリーとして伝える
・ストーリーとはなぜ事業を始めたのか、お客様の声はどうか、今後の夢は何か
・商品の魅力を第三者に余すことなく正確に伝えられる言葉に落とし込む=PR設計
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P36、37
011 PR設計 STEP1:あなたのサービスは何?
・自社のサービス・会社をひと言で分かりやすく伝える
・ポイントは耳で聞いて理解できる言葉にすること
・「◯◯する会社」「◯◯するサービス」などワンフレーズでジャンルまで理解できる言葉を選ぶ
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P38、39
012 PR設計 STEP2-1:ビフォーアフターで伝える
・Aという状態だったお客様が自社のプロダクトを使ってBという状態になる、というビフォーアフターで説明する
・お客様は自身の変化に対してお金を払う
・ポイントは「そのサービスによって得られる直接的な効果」にフォーカスする
・お客様が実感できる変化を言語化することで、「このサービスを選ぶ理由」を明確にする
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P40、41
013 PR設計 STEP2-2:USPを明確にする
・USP (Unique Selling Proposition)とは、「自社のサービスと従来のサービスとの違い」
・USPは購買意欲が高まった段階で、他の商品と比較する時に使われる
・自社のプロダクトの「他社にないオリジナルな部分」を「独自のコンセプト」として伝える
・従来サービスの客観的でネガティブに感じるところを書き、その後に自社の良いところを考える順序が良い
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P42、43
014 PR設計 STEP3:お客様が想像できない未来を提示する
・STEP2では「お客様にある程度確約できる約束」を書いたがSTEP3では約束できなくても良く、「そんな未来もあるのか!」とワクワク感が重要
・未来例を見せることは、顧客層を広げる意味でも大切
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P44、45
015 PR設計 STEP4-1:メディア・世間が必ずチェックすること(概要1)
・実績はPR設計の中で最も重要
・実績とは「第三者がいかに商品やサービスを評価して買ってくれているか」(他薦)
・注目を集め、信頼を得るためにも実績は一番に記載し、その次に特徴や他社との違いを伝える
・最初に実績を出すことでメディア関係者との話の流れが変わる
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P46、47
016 PR設計 STEP4-2:固有名詞や数字の裏付けがある実績を示す(概要2)
・実績はPR設計の中で最も重要
・信頼性のある実績とは「固有名詞や数字で裏付けされた実績」
・初期は数字の実績が少ないのでお客様の声も実績として入れ、実績が集まってから数字の表現に差し替える
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P48、49
017 PR設計 STEP4-3:自分の実績の「他己評価」を知る(応用)
・実績はPR設計の中で最も重要
・自分が「すごい」を言語化する
・誰か別の人に手伝ってもらい、「自分がすごいと思うこと」と「他の人がすごいと思うこと」の違いを認識しながら確認する
・実績の他己評価の進め方
1、自分の実績を10個書く
2、ペルソナ層に「すごい」と思う順に数字を記入してもらう(最低3人)
3、順番の理由を聞く
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P50、51
018 PR設計 STEP5-1:なぜストーリーを伝えた方がよいのか
・ストーリーとは「その人や商品を通じて、共感を生み、感動を与える、その会社や人のドラマ」
・STEP1〜4で作った項目は残念ながら他社と類似している場合がある。ここに「なぜこのサービスを作ったのか」「どんな苦労があってのか」というストーリーは他社との差別化になる
・実績では到底及ぼない大企業に勝てる唯一の手段がストーリー
・恥ずかしい失敗談も、メディア関係者や顧客にとっては共感するきっかけになる
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P52、53
019 PR設計 STEP5-2:思わず取り上げたくなる4つのポイント
・ストーリーを書く上で最も大切なことは、感情レベルの起伏
・起伏は激しいほど良い
・平凡な過去→失敗・苦労の過去→成功した現在→挑戦する未来、など波があるストーリーが理想
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P54、55
020 PR設計 STEP5-3:ストーリーグラフを作る
・ストーリーグラフとは感情の起伏を見える化するもの
・ポイントは「谷」を意識すること
・ストーリーを伝える時に当時の様子が分かるものがあると良い
・失敗作や苦労話は、成功した未来のために写真に収めておくと良い
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P56、57
021 PR設計 STEP6:どのようなステップで効果が得られるか
・利用ステップとは「どうやって使うのか?」「申込みの後にどういう手順で利用するのか?」
・利用ステップは購入を検討しているお客様の後押しにもなるし、メディア関係者にわかりやすく伝えるためにも必要な情報
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P58、59
022 PR設計をHPに掲載する
・STEP1〜6のPR設計が完成したところからPRはスタートする
・HPのプロフィールの目的は短い時間でその人・商品のことを伝え、信頼感や安心感を与えること
・プロフィールには「この人すごいなというインパクト」+「何をやっている人かが分かる」ように以下の二つは必ず掲載する
STEP1:どんなサービス?どんな会社
STEP4:実績
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P60、61
023 PR設計をSNSに掲載する
・SNSにもPR設計を掲載する
・プロフィール欄はしっかり作り込む
・SNSは共感が大切なのでHPとは異なる掲載になる
STEP3:ビジョン
STEP4:実績
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P62、63
024 メディア関係者が取材前に確認するもの
・プレスリリースを送った後に、必ずメディア関係者が確認するのがHPやSNS
・PR設計が抜けているHPやSNSでは、プレスリリースを送っても信頼感や安心感を与えられず、取材につながりにくい
・メディア視点ではフォロワー数は重要ではない
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P64、65
025 会社紹介資料でファンを作る
・PR設計をもとにした「会社紹介資料」をパワーポイントで作っておく
・行儀よく製本されたパンフレットはPRという観点ではあまり意味をなさない
・SNS時代のPRは「欠点も失敗もストーリーで見せ、それも含めた個性に共感しファンになってもらう」ことが重要
・PR設計+会社紹介資料+直接伝えるという原始的な営業スタイルは相手の心を動かすことができ成功確率が上がる
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P66、67
026 事業拡大につながる会社紹介資料
・会社紹介資料にはフォーマットはなく、以下の6つの項目があれば良い
0、表紙
1、あなたのサービスとは
2、実績
3、プロフィール or ストーリー
4、サービスの特徴(USP)
5、お客様の声
6、問い合わせ先
・ポイント
1、PR設計を余すことなく入れる
2、イメージを共有する(写真やグラフ)
SNS×メディアPR100の法則
ISBN978-4-8207-2934-1 C2034
P68、69
<所感>
各セクションがすべて2ページで構成されているので
とにかく読みやすい!
良い本に出会うほど、わざわざnoteにまとめる必要があるのか?と思ってしまいますが、後で見返した時のちょっとした注釈などが意外と助かるのでめげずに進めていきます。
今回は、SNSやHPという手段を有効に使うために必要な重要な下準備についてでした。
なんでもそうですが、手段の目的化が最も失敗に起因するものです。
丁寧に具体例までたくさん添えてくれているので、理解がかなり深まった章でした。
重要なことは、どうやって届けるかでなく
何を届けるか!
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