圧倒的プロダクト力と顧客満足を創るPdMへの道#7(伝わるプロダクトコンテンツ)
製造業向け生産管理SaaSシステム「スマートF」を開発・販売・サポートしている株式会社ネクスタでPdMとして日々精進しています。
PdMとして色々と経験し、学び、成長することができていますので、振り返る意味でもnoteを使って発信していきたいと思います!
もしよければこちらも参考にしてください。
発信内容
もし参考になるとすれば、以下のような状況の方には参考になるかもしれません。
プロダクトコンテンツの意義
前回からネクスタのPdMの主な役割であるプロダクトコンテンツ作成について紹介しています。
前回の発信の最後に、(少し熱めに)想いや意義について書きましたが、書いてみて大切な内容だな。と思ったので再掲します。
ということを伝えるために発信しています。
我々がこの難しいことに取組んでいる理由は、ネクスタのミッションに共感しているからです。
我々は製造業の力を底上げできる教科書を作っている
企画グループはいまはまだ2名ですが、二人ともこのミッションを本気で達成しようと思っています。
プロダクトコンテンツ:セールス向け
前回はスマートFの画面説明のコンテンツを紹介しました。
これはこれで重要なのですが、画面説明には操作説明が含まれていません。
家電製品やソフトウェアの説明書の最初のページにある項目の説明という感じです。
すでにある程度スマートFを使っている人は項目の意味やバージョンアップで追加した項目の確認をする時には便利です。
でもこれではスマートFをどう使うかが伝わりません。
そこでセールスがユーザーに基本的な使い方を説明できる資料をPdMが作成しました。
あくまで基本的な機能と使い方の説明で、込み入った使い方になるとCSが導入支援時に運用提案を練りに練って個別マニュアルに落とし込んでいます
機能別手順書
上記のコンテンツをネクスタでは機能別手順書と呼んでいます。
スマートFは本当に多様なソフトで、同じデータを作るにしてもユーザーの業種・業態などに応じて複数のパターンがあります。
なので基本的な機能と言えど、それを理解するのはなかなか大変です。
ユーザーは全部知っておく必要はないですが、セールスはユーザーへの提案時に「そのような生産方式であれば、このようにしてデータを作成するのが良いです」と説明と提案をする必要があります。
したがってパターンを理解し、その説明をパッとできることが重要になります。
それを実現するプロダクトコンテンツが機能別手順書です。
ベースの作成まで色々苦労ありました。手前味噌ですがこのコンテンツはなかなか良いものができ、営業もCSも多用してくれています。
しかも新しい社員もこの資料を見て、スマートFの全体像を理解するのに役立っています。
機能別手順書作成までの苦労
たくさん苦労はありましたが主なものは
自分自身のスマートFのパターン理解
Notionだとなかなか説明しづらい
の2つです。
1はたくさんあるパターンを私自身が全て把握できていなかったので、なかなか手順書作成に至れませんでした。
ここはもう一人の企画のメンバーにパターンと概要だけスプレッドシートにまとめてもらい助けてもらいました。
おかげで自身の理解と深まりましたし、新しい社員にも有効な資料になりました。
2は、もともとNotionでまとめようと思っていました。
ある程度まとまった段階で営業に同席し、私自身で使ってみたのですが
・所望の説明箇所にたどり着くまで時間がかかる
・縦スライドバーを駆使するので、お客様もどこを見て良いかわからない
という課題があり、なかなかうまく使いこなせませんでした。
もちろんNotionのまとめ方次第でいくらでも改良できるとは思うのですが、最終的にパワポに変更しました。
これが大成功でやはりお客様はパワポの一枚単位の説明がイメージでき、営業もパワポのリンクを使って必要ページにジャンプする事で滑らかに説明できるようになりました。
説明後には該当ページだけお渡しすることもできるので効率は良くなりました。
メンテナンスはNotionとダブルメンテになってしまいますが、優先度を決めて都度必要な箇所を更新するスタイルで今は対応できています。
次回発信内容(予定)
プロダクトコンテンツの作成は多様なスマートFを
営業・CSが如何に分かりやすく説明できるか
ユーザーがすぐに理解できるか
に大きく影響します。
具体的に説明すればするほど、単なる資料作成の取組みのように映りますがそこには様々な試行錯誤があります。
最強のプロダクトを最強のコンテンツで伝えると言う大切な取組みです。
まだまだ道半ばですし、半永久的に創造と改善が必要な取組みです。
次回はまだ着手中ですが、今後どんな新しいプロダクトコンテンツを作ろうとしているかについて発信したいと思います。
■参考:Wantedlyの紹介記事
■参考:Twitterアカウント
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