読書期間 2022年2 月16日
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PdMの学習しながら、デザインが今のビジネスには必須スキルであることが分かりました。
デザインと聞くと、どうしてアートのイメージが強いですが、いまはプロダクトデザインが製品ひいては企業価値すら高めています。
やはりその先駆者はAppleではないかと思います。
洗練されたデザインでもっているだけで格好いい。
ただ超理系の自分はデザインと無縁だったし、重要だと気付いたものの打ち手なし・・・というのも悔しいので「センス」について本読んでみました。
ちなみにこの本は、「イノベーション・スキルセット~世界が求めるBTC型人材とその手引き、田川欣哉著、大和書房出版」で紹介されていたので知りました。
文字数:約4,200
参考図書
Part1 センスとはなにかを定義する
<所感>
えっ。もう面白いですね。
イノベーション・スキルセットの中では、「ジャッジの連続」からセンスは生まれるとあり、それにも「なるほど」と思っていましたが、より分かり易いです。
もっと早く出会うべき本だった。
Part2 「センスのよさ」がスキルとして求められている時代
<所感>
本書の内容があまりにも分かり易く、改めて所感をまとめるまででもないのですが、技術とセンスの揺り戻しは目から鱗でした。
たしかにファッションや音楽のムーブメントは周期的と聞いたことがあります。
お父さんの服を着たがる中高生のニュースも多いですね。
何からインスピレーションを受けるかが重要でありますが、ムーブメントに対して源流を知り、そこに「今」を掛け算するってのが良いかも、と思っています。
Part3 「センス」とは「知識」からはじまる
<所感>
この本の冒頭で「センスは生まれつきでなく、誰でも見つけることのできる能力」と言っていましたが、ここまで読めば納得です。
そして「言うは易しで、自分には無理だよこんなの」って内容でもないのが素晴らしいです。
好きこそ物の上手なれ、という通り、興味があれば徹底的に付随する情報を深堀し、そこに関連する情報にもアンテナ張ることが重要です。
そういう意味ではnoteってアンテナ貼ってる人には相当刺激的な場です。
Part4 「センス」で仕事を最適化する
<所感>
Part2の所感で感じたことを、ロジカルに説明してくれていますね。
さすがだなと思って読んでいました。
本書ではPart4にはかなり多くの例を出してくれています!
私のnoteではエッセンスだけですが、ちょっとでも面白いと思ったなら
この本は手にすべき
です。良書リストが更新されました。
Part5 「センス」を磨き、仕事力を向上させる
<所感>
センスがないのではなく、活用できていないだけ
このワードは響きました。
結局私が冒頭で書いたように、センス=アートというイメージが強く、アートは天性の才能という思い込みが強い。
ゆえに自信を無くして活用するつもりすらないのが現状だと思いました。
デザインが企業価値およびビジネスパーソンとしての市場価値を高めるうえで必要不可欠になっています。
センスを磨くには知識の蓄積、とありますが、そもそもセンスとは何か?という疑問が発生しなければ知る由もありません。
常に情報にアンテナを貼り、情報をアウトプットする過程で分析・解釈する癖のある人なら問題ない!と自信を持つことができました。
最後に繰り返しますが、本書ではもっと著者の経験も含めた事例がふんだんに含まれています。
是非、手に取ることを強くオススメする意味で参考図書を再掲します!