#10【マンガ学】コネもカードの１枚～左ききのエレン～
ご訪問ありがとうございます。
坂本恭通です。
今回、マンガで学ぶ！
『左ききのエレン』の第10回目書いていきます！
前回の記事も合わせてどうぞ。
左ききのエレンってどんな漫画？
出典：かっぴー&nifuni『左ききのエレン4』
左さきのエレンは、『少年ジャンプ+』
(講談社)でリメイクされ連載されている
大手広告代理店を舞台にした群像劇。
主人公の朝倉光一は、広告代理店
のデザイナーとして夢を追いかけ奮闘する青年。
光一は、自分自身に天才のようなずば抜けた
才能が無いことを自覚しながらも、
学生時代に出会った類い希ない絵の才能を持つ
山岸エレンとの約束を胸に、凡人ながら、
天才になろうと足掻く青春人間ドラマ。
『天才になれなかった全ての人へ』
をテーマに展開されるストーリーは、
多くの読者の心を惹きつけ、
2019年には、ドラマ化された作品。
シーン：頼りになるおじさん、沢村孝
営業の流川は、クリエイティブディレクターの沢村のことが苦手でした。
昔は敏腕コピーライターと名を馳せていたが、定年まぎわとなっては、
いい加減で仕事も中々しない始末。
出典：かっぴー&nifuni『左ききのエレン4』
そんな沢村に、園宮製薬の５０周年のコピーの大きな仕事の依頼が入り、
その打ち合わせに向かう流川。
その出先で、ライバルの広告会社と遭遇し、相手側が資料を机にぶちまけたことで、打ち合わせの資料が１枚なくなってしまいます。
それに気づかなかった流川は、後に責任問題まで発展しますが、
実はそのライバル会社の社員は、コネ入社ではいった園宮製薬のご令嬢で、
園宮製薬側もご令嬢のミスを守ろうとしてことが発覚します。
その出来事を受けて、流川は沢村に、
コネ入社のご令嬢に対して悪態をつきますが、沢村は笑いながら、
”おいおいそりゃ違ぇぞ？
コネなんてただの一枚のカードだ
それをズルって言うなら、流川は高学歴でズリィぞ！！
ユウコりんっは美人でズリィ！！
元々持ってるカード
新しく手に入れるカード
捨てなきゃいけねぇカード
その組み合わせで勝負する人生ゲーム…
ズルいカードなんてあるか”
出典：かっぴー&nifuni『左ききのエレン4』
そして、逆に園宮製薬のご令嬢は、
血縁というカードに苦しんでたかも知れないといいながら、
もっと早く相談してくれたら良かったのにと、
おもむろに電話をかけ始めます。
”オレみてぇなおっさんはいつもヒマそうにしてるなーって思うっしょ？
おっさんつーもんはさ…
若者がドタバタしてる時のためにヒマしてんのよ”
と言いながら、園宮製薬の社長に電話をして、
今回のミス分の印刷費を出してくれるよう解決するのでした。
出典：かっぴー&nifuni『左ききのエレン4』
気づき：人間関係を構築する
いかがでしたか？今回のシーンでは、
・カードゲームのように人生も自分のデッキを構築すること
・人とのご縁を大事にして仕事すること
ということが学べました。
今回のシーンを受けて、沢村のように一見、仕事全然してないおじさん
いるなとまず思いました。
しかし、ピンチの場面でババッと問題を解決したのは、
昔から培っていた沢村の人間関係の広さと深さによるものでした。
そして、何より、コネの話であったように、
コネでも学歴でも、美人であることでさえ、１つのカードであり、
それをどう使うのか？またどんなカードを追加するのか？
という思考が自分をどう変えていくのか？という視点で、
とても勉強になりました。
自分もこんなゆるくもカッコイイおっさんになろうと思います。
次回もマンガで学ぶ！
投稿していきます。
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