米国MBAのプロセス

自己紹介

私は日本で生まれ育ち、日本の地方の中堅大学を卒業後、日本の上場企業や外資系企業のファイナンス部門で キャリアを積んできました。30代後半になり、さらなるスキルアップを目指して、妻と子供を伴い、米国西海岸の大学院でMBAを取得すべく1年間の留学を決意しました。

MBA留学では、多様なバックグラウンドを持つ人々と切磋琢磨し、グローバルなビジネス環境で通用する知識とスキルを身につけることができました。また、家族との留学生活を通じて、異文化適応力と柔軟性を養うことができました。

MBA取得後は日本に帰国し、グローバル企業のファイナンスのマネージメントのキャリアを歩んでいく予定です。MBA留学で得た知見を活かし、国際的な視野を持ってビジネスに取り組んでいきたいと考えています。

これまでの日本とアメリカでの経験、そしてMBA留学で学んだことを、これからシェアしていきたいと思います。私の経験が、MBA留学を目指す方や、グローバルなキャリアを歩もうとしている方の一助となれば幸いです。

英語力

他の留学生と比べると、私は人生において英語の学習時間が比較的少なかったと思います。新卒採用時に受けたTOEICのスコアは600点程度でした。日系企業に勤めている間は、英語を使う機会はほとんどなく、外資系企業に転職してから、業務上の必要に応じて英語を学び始めました。しかしながら、特に集中的に英語の勉強をしていたわけではなく、実務で求められる範囲で学習していたに過ぎません。MBA留学時には、CEFR C1のレベルに達していましたようです。それでも特に流暢に話せるわけではありませんでした。それでも、海外に飛び込んで、英語を習得しながら、話せるようになるだろうと楽観的に考えていました。

結果として、外資系企業の英語面接では、相手が米国人のCXO、フランス人のCXO、その他のアジア人シニアマネージャーであっても、落ちることはありませんでした。英語面接のための特別な準備をすることなく、面接を通過することができました。ポイントは、中学英語の基本的な文法構造を使い、必要な語彙を適切に選んで伝えることです。

留学期間中に心がけていたことは、週に数回、1時間のランニング中にBBC Newsを聞き流し、時折口ずさんでいたことです。それ以外は、学校の授業に真面目に出席し、クラスメイトとほどほどにディスカッションすることで、リスニング力と会話力が自然と向上していきました

留学前

約40年の人生において、アジアへの2週間の海外旅行を2回経験したのみで、米国で学び、生活することを決断しました。この決断は、妻や子供と共に家族としての経験を積み、将来の子供のために貴重な機会とするためです。渡米に必要な手続き、経済、医療、治安、妻と生後9カ月の子供と暮らすこと、食事、私費留学のため頼る場所もないことや、そして、当然のことながら伴う責任など、考え始めればいくらでも悩むことができます。しかし、私は何故かうまくいくと楽観的に考えていました。おそらく、そう信じるしかない状況を自ら作り出していました。もちろん、これは妻や関係者の方々のご理解とご協力があってこそ実現できたことであり、感謝の気持ちでいっぱいです。当たり前ですが、今後の成果を通じて、恩返しをします。

ここまで

今後アクセス数に応じて、ニーズを見て記事を記載したいと思います。MBAの学習内容に加え、家族での生活に関する情報も発信していきたいと考えています。特に、2023年の夏頃までサンフランシスコの中心地で生活していた経験を基に、現地の情報をお伝えします。キャリアとしては、米国現地での面接からボストンキャリアフォーラム、PEファンド等のついても少しお話できればと考えています。


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