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想像は創造。あなたは波動の存在です。

人の出会いとは実に不思議なものだ。
それを人は「縁」と呼ぶ。
時間と場所というふたつの物理的な軸と、人の感情というとても不安定で不確実なものが、ピタリと合わなければ決して結ばれることはない。
しかし人はこの縁という魅惑的で奇跡的な不思議な力の中で生きている。

どうして今の時代に生を受けたんだろう?
どうして今この場所にいるんだろう?
どうして二人は出会ったんだろう?
どうして……、考え出すと切りがない。

普段別に気にも留めない些細なことが、一度この「縁」というものの力に触れて意識してみるとものすごく気になり始める。
もしも何かが微妙にズレていたら今のこの現実はない。
生まれてから死ぬまで、人はこの縁からは逃れられない。
縁はみずからが呼び寄せるもの。
みずからの想いそのものが縁を大きく左右する。
縁は想いを具現化した形なのだ。

人生は一度しかない。
常にプラスのイメージを持ち続けるみずからの意思が良縁を呼び寄せる。
もっと想像しよう。
それが創造された縁という形となって顕れてくるから。

かつてエッセイのような、詩のような、短い文章を書いていた頃がある。
20世紀から21世紀に移る頃の話だ。まだ時代はADSLという通信環境だったが、そこでサイトを自分で作ってそこに発表していた。
その当時に書いた『縁』というタイトルの文章。あの当時の私は「書く」という行為そのものが喜びだった。「書く」というよりも「表現する」という言葉のほうが正確かも知れない。とにかく内側の気持ちをアウトプットしたかった。

「引き寄せの法則」などという言葉もまだなかった。それでも私はどこかで引き寄せる力=縁というものを不思議に感じていた。人と人との縁はもちろん、会社との縁、土地との縁、国との縁。この縁というものが人の人生、運命を大きく左右する。
「あなたは波動の存在です」とある本に書かれていた文章。この文章に出会った時、私の中で何かが弾けた気がした。「あなたの世界はあなた自身が創り出している」ということ、「現実の世界に意味はない」ということが、ストンと腑に落ちた感じがした。
私たちは、普段、現実の世界の出来事に反応してしまう。出来事に反応して心が揺れ動いてしまう。心のどこかで、いいことが起こることを期待する。
しかし実際は逆で、自分本来の軽い波動が出ていれば現象としてその状態(ポジティブ)が世界に顕現するし、自分のものじゃない重たい波動が出ていれば現象としてそれ(ネガティブ)が世界に顕現するだけなのだ。

今がどうあれ、まったく、関係ないのだ。本当に。

そこで今の状態に反応して重たい波動を出してしまうとそれがまたループする。無限ループ地獄に陥る。あなた本来のエネルギー状態じゃないよ、と教えてくれているだけなのに、「あ、違うのね。教えてくれてありがとう」と感謝すべきなのに、自分を責めてみたり、周りに文句を言ってみたり、怖れの意識にハマってしまい、自分で自分を追い込んでいく。
鏡を見た自分の顔にゴミが付いていたらただ取るだけでいいのに、ゴミを付けている自分を責めたり、ゴミを責めたりしているようなものでしかない。

アホらしい。

すべては自分自身で創造できる。縁も好きなように引き寄せられる。ただその時が来るのをワクワクして待ってればいいだけだったのだ。来ることを信じるのではなく、来ることを知っているのだ、本当は。
誰もがみんな魔法使い。波動という魔法を上手に使いこなせばいいだけだ。
好奇心旺盛でいろいろなものに興味持つほうが人生はきっと楽しい。能天気に動いたもん勝ち。風の時代はますます能天気でお気楽な人が台頭する時代になる。今までの常識は通用しなくなる。

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