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脳の力を上手に使って理想を創造する。

人は1日に6万回思考していると言われている。いったい誰が数えたのか、どのように6万回という数字を導き出したのかは知らないが、そうらしい。
いったいそのうちのどれくらいが、意識できている思考なのだろう?

およそ人は無意識の思考を繰り返している。そもそも思考を止めるなんていうこと自体が無理難題なのだから、どうせだったら自分にとって有益なことを思考したいものだ。
考えるということは脳の役割だが、無意識に考えることの基準っていったい何かと言えば、それがその人のビリーフ(信念、価値観)だ。その信念を通して世界を見たいように見ているわけで、同じものを見聞きしても感じ方が違うのだ。いずれにしても脳内のビリーフを変えない限り、世界はなかなか変わってくれないし、引き寄せるものも期待外れなものになってしまう。

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脳にはRAS(Reticular Activating System)という機能があるという。日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と言うようだが、要はgoogleの検索窓のような機能のようだ。
ありとあらゆる情報の中から、あなたの興味あるものや価値を見出しているものに関する情報だけを、自動的に取捨選択し、あなたの意識に伝えてくれるシステムだという。
例えば、ある種類の車が欲しい、と思うと、その車ばかりがやたらと目に入ってくる。また人がたくさんいる中でも自分の好きな人の声は聞き取れる。
自分が意識したものを自動的に取捨選択して意識に伝えてくるのがこの機能だ。

すごい便利で優秀な機能だが、あなたが欲しいもの、好きなもの、好ましい状況や環境ばかりを意識していれば問題ない。しかしあなたのビリーフが日常的に好ましくないものにフォーカスしていたらどうだろう?
人は不思議なことに、好ましくないもの、嫌なもの、恐怖、不安など、ネガティブなものに反応しがちではないだろうか?
こうなりたくない、これは嫌だ、無理、怖い……こうした意識がこうした情報を収集し、繰り返し繰り返し刷り込まれた結果、見事に現実化してしまうのだ。残念。

この悪い思考の癖を変えていかないといけない。幸いなことに、脳のもうひとつの特徴として、現実とイメージの区別がつかない、というのも上げられる。リアルとバーチャルの区別がつかないのが脳なのだ。
だからとことん意識的にイメージする。ビジュアライゼーション。
欲しいもの、環境、状況、人。とにかく脳内に描く。好きな人と恋に落ちてもいいし、イチャイチャしてもいいし、お金持ちになってもいいし、人に囲まれててもいいし、なりたいものに脳内でなってしまう。欲しい人生を脳内で先取りしてしまう。
脳の機能を上手に使えばきっとなりたい自分になれる。周りがどうとか、時代がどうとか、今の現状がどうとか、そんなもの無視してしまえばいい。だってイメージすることは自由なのだから。

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そもそも起こる出来事に意味はない。人生にはもともと意味などない。
意味づけするのはいつだって自分自身の脳内なのだ。自分の都合のいいように、自分が心地いいように意味づけすればそれでいいのだ。人は誰でも無限の可能性を持っている。ビジュアライゼーションという無限の可能性を引き出す力、RASという欲しい情報を自動的に収集する力を上手に使えばいい。魔法のランプのジーニーは自分の中にいたのだ。

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