瞬間風速

日記、雑感、書籍の要約、映画評、音楽評、飲食店日記などを書きます。 イギリスに6年在住…

瞬間風速

日記、雑感、書籍の要約、映画評、音楽評、飲食店日記などを書きます。 イギリスに6年在住した経験があります。

最近の記事

キャンドル・ジューン(ジュンではなくて)

名前の表記を見るとCandle June。 ジュンではなく、ジューンのはす。 「いずれ、けじめをつけますので、 楽しみにしていてください」 「裁きの日」みたいで、怖いなぁ〜と思ってましたが、 「いつまでも報道関係者から逃げ回らない」という意味で「けじめ」 「キャンドル・ジューンがプロデュースする記者会見で楽しんでもらう」つもりですという意味で「楽しみにしていてください」 だったわけで、 変わり者どころか いたって真っ当で 常識があり アーティストとして彼らしい

    • 実はメタリカはZZTOPの影響が強い

      このインタビューでの好きなアーティスト・影響を受けたは?という質問でのクリフ・バートンの回答に注目したい。 40秒過ぎからわかってくる 01:10ごろからのリフ まさに、メタリカのとくにファーストアルバムはZZTOPの影響下にある。 とくにクリフバートンの趣向が強く反映されていると断言したい。

      • おぱんちゅうさぎと【吊るされた男】

        「おぱんちゅうさぎ」 を教えてもらいました。 20代前半女子が言うには、 「可愛いwww💕」 らしいです。 何が良いのかまったく理解できませんでした。 それなのに、「おぱんちゅうさぎカフェ」とかメジャーなものがあるらしい。 この釈然としない宙ぶらりん状態に耐える。タロットカード12番【吊られた男】みたいに。 そうすると、機が熟す日がやって来る。 このふたコマ漫画をよ〜く目を凝らして眺めていると、なかなか味わいがあることがわかってきた。 これ所謂アート体験ですよね?

        • 訪日外客のとりあえず和食体験:大戸屋

          健康を志向しつつも、リーズナブルに外食するとなると、大戸屋以外に、自分にとっての好アクセスを兼ね備えている選択肢は思い浮かびません。 日本国民としての立場から離れて想像するに、訪日旅客がとりあえず「和食体験」するというなら、大戸屋で十分すぎるのではないでしょうか?(和食に通じている食通は別として)。 このプラスチック製のフェイク生花でも「和」もどきのムードを味わえる。 「本格的」でなくても、「もどき」で、その気分になれるなら、それでいいじゃないか。 などと、「いいじゃ

        キャンドル・ジューン(ジュンではなくて)

          侵犯行為・実効支配は身近な現象(飲食店)

          ジム付近にある或るお店 コストパフォーマンスは申し分なし。 でも、受注後、スタッフが伝票を透明の筒に入れる時、背後からグワっと手を、すきを突くように、何の前触れも、声掛けも、予備動作もなく、頭上を覆いかぶさるように、弧を描きながら、目の前に伸びてくる。肩越しに伸びる手。シンプルにいえば、例えば「死霊のはらわた」とかのスプラッター映画と同質のショックを受ける。 別にウェスティンホテルのレストランで食べているわけではないので、極上の接客を期待しているわけではないし、狭い国土の

          侵犯行為・実効支配は身近な現象(飲食店)

          現金という罪悪

          バスを降りるときに 料金を500円玉と10円玉2枚を 運転手わきの箱に突っ込んだら 500円玉だと お釣りはすべて10円玉に なります といわれ あとに続く人を足止めさせて 1枚1枚 釣り銭受けに 300円分落ちてくるのを待った やっと10円玉30枚を手に バスから降りたら 後ろで待っていた女子は携帯でピッと颯爽と支払っている様子のコントラストで 鈍臭い感じ 普段はPASMOもつかうけど 残高がたしかでないときは 現金を併用している 今どき運賃を現金で払うことが

          現金という罪悪

          ガチ から ゴス へ④エントロピーの法則

          人間は生まれた瞬間から成長して、老化していく。若返ることはないが、うまい年の取り方を考えたうえで、リセットをかける必要がある。 この本の冒頭ではそう書かれている。 「完成されるまでの不可逆プロセス」が「成長」であるのに対し、「老化」とは、「完成後の不可逆プロセス」。不可逆とは後戻りしないプロセスである。 会社の場合、以下のような劣化する現象が起こるという ・ルールや規則の増加 ・部門や階層の増殖 ・外注化による空洞化 ・過剰品質化 ・手段の目的化 ・顧客意識

          ガチ から ゴス へ④エントロピーの法則

          ガチ から ゴス へ③様式美のエントロピーが増大するとき

          エンターテインメントの世界では、80年代に入ると伝統破壊。Vandalsim。蛮行。「荒らし」が行われるようになった。80年代に入る前の70年代後半とはどんな時代だったのだろうか? まず音楽。洋楽をみる。 再びWikipediaから引用すると ロックの複雑化・多様化が進み、プログレッシブ・ロック、グラムロック、ニューロマンティックが流行したが、末期にはその反動からシンプルで反逆的なパンク・ロックが英米を席巻した。 複雑化・多様化前のシンプルなロックとは何を指すのだろう

          ガチ から ゴス へ③様式美のエントロピーが増大するとき

          ガチ から ゴス へ②様式美について ピエロ編

          この写真は、Quasimodo(カシモド)というプロレスラーなのだが、これを見つけた時も襲撃を受けた。160cmでどんなレスリングをするのだろうか? カシモドは、ヴィクトル・ユーゴー の小説・『 ノートルダム・ド・パリ 』( Notre-Dame de Paris )邦題『ノートルダムのせむし男』に出てくるキャラクター に扮している。 ただ「怪奇レスラー」と検索したら、この写真が出てきた。「カシモド」で検索すると、検索結果に出てくる他の写真の「カシモド」は、ああ扮して

          ガチ から ゴス へ②様式美について ピエロ編

          ガチ から ゴス へ①様式美について

          勤務先、昼食後、休み時間の残りで、Facebook投稿をダラダラながめていた。すると、心に強烈な印象を残す動画に出くわす。 1990年代のアメリカのプロレスである。ジ・アンダーテイカーというレスラーの登場場面なのだが、リング上の出来事はどうでもよい。 顔色が悪いチャップリン風な人物が、謎の金属製のツボを大事そうに抱え、血の気のない巨人を従えて、入場している。 何かと何かがシンクロしたのだ。 なぜにこの動画に出くわしたのか。 Facebookでは友達の投稿だけを見

          ガチ から ゴス へ①様式美について