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翻訳者を目指す私の日々の徒然⑲

今回は「体内辞書」について書きます。

体内辞書とは、自分の中に蓄積された語彙、文法知識や例文の集まりです。自分の言葉の感覚を研ぎ澄ますことにより、得られるものです。

この体内辞書を構築する私なりの考えを紹介します。

もちろん翻訳課題をこなす上で、中文の精読、背景にある資料の閲覧も大切です。
同時に、新聞記事のように的確で簡潔な表現で中国語のニュースを日本語訳できるか、或いは小慣れた文章が書けるかが大事だと思っています。

ここで、体内辞書の出番です。

基本となるのは、お手本である日本語の新聞により得られます。

ここで注意したいことがあります。
新聞をただ読むのではありません。記事内容を理解した上で言葉のリズムを体に刻み込むように、声に出して読むことです。

これにより、感覚的に日本語の語感が育まれると思います。

中国語と日本語両方を鍛えたいと考えている私は、新聞だけでなく日本語の読書、中国語のテキストを使った様々な学習、中日両方による日記も取り組んでいます。

体内辞書を豊かにするには、言葉の持つ語感を研ぎ澄ます習慣が大切だと感じています。

これからも体内辞書を豊かにすべく、より一層勉強に励みます。

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