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ヒリヒリに優しい音

耳が遠い父のために、下記の、CD付きの本をプレゼントしたところ、「余計な金を使いやがって!!」と大激怒されました。へそ曲がりで、お金に対する執着心が強いので、しょうがないです(-_-) 父は、年のわりには未熟なところが多々あって、これから何回も生まれ変わっていって、学んでいく必要があるのだと思います。

「こんなもの、いらねえよ!」と返されたので、私のものとなりました。初めて聴いてみたときは、ふ~~んという感じで、正直、他の自然音CDのほうが好みでしたが、先日、とても役に立ちました。


自然界の音(特に、虫の鳴き声)

先日、口の中と喉と甲状腺が、火傷を負ったような状態になりました。

その時に、柿の葉茶に、ずいぶんと助けられました。

普段は、好きな音楽を聴いているのですが、その時は、それほど激しい曲調ではない音の振動が、口や喉、そして甲状腺の粘膜に響いて、痛みが増しました。

音というのは、耳だけではなく、全身、それも、身体の表面だけではなく、身体の中にまで響いているのだな、と実感しました。

「BGMがない状態」というのが耐えられないタイプなので、思い立って、しばらく聴いていなかった上のCDを流してみました。すると、痛みが軽くなりました。川のせせらぎの音(なめらかで、まさに「軟水」というイメージの音です)が入っていて、粘膜に心地良かったです。とりわけ、鈴虫など、虫の鳴き声が流れてきたときに、粘膜のヒリヒリがスーーッと引いていきました。本当に不思議です。こういう状態になっていなければ、虫さんたちが紡ぎ出す音の力を、一生知らずに過ごしていたかもしれません。

中学や高校時代は、夜中、庭にいる虫さんたちの鳴き声があまりにも盛大で、勉強に集中できず、「あ~~~、もう~、静かにして~~!!」と叫んだことがあります。一瞬、静かになりましたが、またすぐに鳴き始めました。虫さんたちに謝りたいです。今は虫の数が減ってしまい、鳴き声もささやかになりました。

 個人差はありますが、人の耳が聴き取れる音の範囲は20~2万ヘルツといわれています。特に聞こえやすいのは200~4000ヘルツで、音楽のメロディーはこの音域を中心に作られます。
 一方、自然音は音域が非常に幅広く、1万ヘルツ以上の高い周波数が多く含まれているのが特徴です。
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 特に高い周波数の音には、健康によい作用があると注目されています。これは耳からではなく、皮膚を介しての刺激と考えられています。

『「聞こえ」がよくなる 耳トレCDブック』より


 傳田光洋(でんだみつひろ)博士らの研究では、ダメージを与えた皮膚細胞に1万ヘルツ以上の高周波の音を当てると、細胞の修復が早まると報告されています。
 ちなみに、近年の研究によって、皮膚には触覚や痛覚だけでなく、音や光を感じるセンサーもあることが明らかになってきています。
 よく「皮膚感覚」という言葉を「勘」のような意味で使いますが、あながち間違いではありません。皮膚は脳が気づく前から周囲を感じ取り、生命に必要な情報を得ようとしているのです。

『「聞こえ」がよくなる 耳トレCDブック』より

自然界の音は、アトピーなど皮膚炎にもよいと読んだことがあります。

シェとケムを受けるようになってから、「何を吸い込んでしまうか分からない」という恐怖心から、深呼吸を長らくできていませんでした。でも、自然界の音を聴いていると、その恐怖心が和らいでいき、深呼吸ができるようになります。

あと、お腹の調子も良くなります。


上の現象と関係があるのかどうか分かりませんが、元気がなくなった珊瑚に対して、健康な珊瑚が生えている海中の音を聞かせてあげると、元気になるそうです。


どちらかというと、粘膜に対しては、上のCDのほうが効果がありましたが、YouTube上でも、虫の鳴き声を聴くことができます。


水の中を潜っているような感覚になります。虫の音は出てきませんが、なぜか癒されます。



【参考文献】
喜田圭一郎. 「聞こえ」がよくなる 耳トレCDブック. 株式会社マキノ出版, 2021, p.49, p.50


おすすめの曲

Three Little Birds/Kacey Musgraves, Skip Marley
北半球は春ですね。今日は、ブルーベリーの木にメジロが二羽止まって、花の蜜を吸っていました。小鳥って、かわいいですね。
Skip Marleyは、Bob Marleyのお孫さんです。

Singing, Don't worry about a thing,
心配なんてしなくてもいいんだよ 

'Cause every little thing's gonna be alright
何もかもうまくいくさ (小鳥たちだって、そう)歌ってるよ




HELLO MY LIFE/GLAY
最近、窓の外で、このメロディーが流れているような気がします。
(特に、ピロ・リロ・リーというギターの音)

毎年春は、「またあの暑い夏がやって来るのか~」と憂鬱になりますが、
今年の春は、とりわけ自然界の波動が高いような気がしていて(ただの妄想かもしれません)、特にここ数日、ただただ明るい気持ちになります。
日本国内の状況は、色々な意味で厳しくなる一方ですが、
自然界が力を振り絞って、応援してくれているような気がします。




春を愛する人/GLAY

日本に戻ってきた頃は、学校の先生や、級友たちが話す日本語が速すぎて、
聞き取れませんでしたが、GLAYの曲を聴いたり、雑誌のインタビュー記事を立ち読みすることによって、日本語を覚えていきました。
語学は、好きなことを通じて学んでいくと、やる気が出て吸収しやすいんだな、と実感しました。

GLAYは、北海道函館市出身者のバンドです。
私はGLAYのボーカルの、TERUが好きでした。
首が太いのと、ハト胸なのが、当時の私の好みにドンピシャで、心を射抜かれました。今もハト胸は好きですが、やっぱりハト胸よりもハートが大事だな、と思います(TERUのハートも好きです)。くだらなすぎて、すみません(失笑の嵐が吹き荒れていそうです)。



おまけ

~ ここまでお読みくださった心優しいみなさまへ ~
お忙しい中、お読みくださりありがとうございます!\(^ ^)/
大変なときに、役立つかもしれない情報のプレゼントです。

日本のカップ麺を食べると、私は顔が冷たくなったり、脳が変な感じになったりします。(添加物の影響?)

ベトナムの下記のカップ麺は、添加物は入っているものの、顔が冷たくならず、脳も変な感じにならなくて、とっても美味しかったです! パクチーの香り(?)がして、フワ~ッと幸せな気持ちになります。災害食によいかもしれません。
ただ、エスニック系の味や香りが苦手な方は、やめておいたほうがよいと思います。


他にも、トムヤムクン味(これも美味しかったけど、脳が少し変になりました)と、シーフード味(試していません)があります。

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