見出し画像

他の仕事のほうが向いてるかもと思ったときにやって良かったこと

お久しぶりです。6月も後半になって、最近ダッシュボードを見てみると「自分に向いてない仕事を続けるべきか悩むよね」の記事が最近よく読まれているようでした。

思い返すと、新卒2年目の6月、新卒の1年目が終わって後輩が入ってきたにも関わらず、自分自身では成長した実感も特に感じられず、同期ともふんわりと差が付き始めて、辛い時期だったなぁ。

結局、私はそんな状況の中、6年ほど同じ職場・部署で過ごし、転職しても結局は法務をまだ続けているわけですが、ミスしたり自分の至らなさを感じるたびに何度も法務以外の仕事のほうが向いているのではと思い続けています。

上記の記事が読まれるようになっているということは、今、同じような思いをしている人も多いのかなと感じました。

そこで、今回の記事では私が「他の仕事のほうが向いているかも」と思った時にやって良かったことを書いてみることにします。

「他の仕事のほうが向いているかも」と思った時にやって良かったこと

1.実際にその仕事をやってみる

新卒2年目のころ、フリーランスのライターになりたくて、上司に相談したときに言われた言葉。

まず、クラウドワークスでも何でも良いから1万円分だけその仕事やってみたら?

結局、土日をフルに使って1万円ほどを稼ぐことができたのですが、やってみて見ると、思っていたのと違うという点がたくさん。しかも、1万円分を稼ぐだけでかなりの時間がかかりました。

詳細は本筋から外れてしまうので省略しますが、私の場合、実際にやってみることで、

・その仕事で本当に満足感が得られるか?

・コスパ(=貰えるお金/仕事している時間)が良い仕事か?

を確認できたことが良かったのだと思います。

当時、実際に駆け出しの私に頂ける仕事はSEO対策のための記事ばかりで、特定のワードを使って指定されたテーマについて書く業務は、当時の私がイメージしていたような、雑誌で自分の好きな題材についてコラム書く業務とはギャップがありました。

また、初心者だったこともあり、1万円を稼ぐために土日がほとんど潰れてしまい、会社員として働く際の時給には程遠いもので、そんな私に月に数十万を支払っている会社の「数のメリット」とはすごいなぁと、会社員の良さを感じさせられました。

やってみないとこれらのことは実感できなかったと思います。

漠然とあこがれる仕事があるのであれば副業やバイトで小さくやってみると、現実が見えてきて、「やっぱりこれが向いている!」のか「全然思っていたのと違う…」のかがすぐに分かると思います。

2.第三者に話を聞いてもらう

友達でなくとも、転職エージェントの人や、職場でよく会う特に仲良くない同期でも良いので話を聞いてもらったことがありました。

そうすると、自分の中でもやもやしていたものが言語化されるので、話しているうちに「なぜ自分が今の仕事に向いていないのか」が整理されていきます。

同時に、自分では「向いていないかも…」と思い詰めていたことを、「え、そういうミスあるあるだと思うから向いてないわけじゃないと思うけど…」とあっさりと訂正されたりすると、自分が悲観的になりすぎていたことが分かったりします。

特にコロナ禍の今だとたまたま話を聞いてもらうという機会も失われてしまうので、自分の中で考えがぐるぐるして冷静さを失ってしまったり、八方ふさがりに感じてしんどくなってしまうこともあるので、意識的に話を聞いてもらうようにするのがおススメです。

ちなみに、話を聞いてもらうと、時に自分には刺さらない内容のアドバイスをもらったり、「あなたは××って思っているんだね」という発言に「そうじゃない!!」と反発心を感じることがあります。

そういう場合に「話を聞くんじゃなかった…」とは思わないでください。自分の考えと合わないことを発見することができるのも、自分の考えを整理するのには大切なことだと思います。

個人的には、考えるよりやってみるほうが良い

コロナ禍で転職を考えるとき、本を読んだり、自分1人で考えたりしがちになる気がします。

でも、仕事ってやってみないと正直合っているかは分からないですし、自分が本当に転職したいのか、なんで転職したいのかは1人で悶々としているだけでは確信が持てません。

1人でじっくり将来について考える時間はもちろん必要ですが、そういった内でのコミュニケーションだけではなく、この記事で書いたような外へのコミュニケーションも同じくらいやってみると、後から考えて納得のいくバランスの取れた検討ができると思います。

***

色々書きましたが、この時期は雨が続いてじめじめした気分になってしまいがちになります。

そういう時は仕事のことを考えず、まずは暖かいお風呂に入って美味しいごはんを食べるところから始めてみるのが良いかもしれません。

今後も継続的に記事を書き続けていく予定です。 100円くらい投げてやっても良いかなという方がいらっしゃったら、とっても嬉しいです。ぜひよろしくお願いします!