太く短く生きる

偉人は早死というものなのか。

歴史にハマり出して以来、いろいろ本を読みあさっています。その中で戦国時代と並んで人気のある「幕末・明治維新」の時代を学び直していたのですが、改めて“日本の夜明け”と言われる日本の新しい未来を築き上げた偉人たちにはなんと若くして亡くなっている人が多いことか。

坂本龍馬:32歳
中岡慎太郎:30歳
吉田松陰:30歳
高杉晋作:29歳
久坂玄瑞:25歳

(ワタクシ、現在33歳。お恥ずかしい。。)

その他も含め幕末から明治維新の改革は、若者によって行われたと言っても過言ではありません。

一番代表的な人物としては、坂本龍馬。(最近では高校生が起業もしているので環境が整ってきてはいますが、)あの日本最初の株式会社『亀山社中(のちの海援隊)』を設立したのが30歳のとき。そして「薩長同盟」という大業を成し遂げたのが31歳。翌年には大政奉還を達成し、同年32歳で近江屋にて暗殺されます。
たった3年弱の30代が何たる濃いことか。それほど20代を厚く生きてきたということなのでしょうね。

ちなみに(本人ひとりの力ではないにしても)大政奉還から江戸城無血開城に導く大きな決断をした徳川慶喜はそのとき31〜32歳だったんですね。坂本龍馬とほぼ同い年だったとは驚き。

それと、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山縣有朋らを輩出した松下村塾を開塾した吉田松陰はそのとき28歳。その歳にして名だたる偉人を育て上げた力量は素晴らしいものです。

やはり出る杭は打たれると言うように、大きな行動を起こすものは周りからも狙われるしストレスを抱えて生きていたのですかね。(この時代はほぼ暗殺か自刃ですが)

昨今若者の政治離れが叫ばれていますが、この時代は若者こそ明るい未来を切り開こうと当事者として東奔西走していたんですね。私含め現代の若者は見習いたいものです。

※参照:こちらに幕末人物年表がきれいにまとまっています。

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