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年末恒例といえば紅白と格闘技!

大晦日の毎年恒例イベントと言えば
紅白歌合戦とボクシングや総合格闘技の
スポーツイベントがはずせない。

令和となって初となる大晦日と新年ですが
令和初に気合いを入れて過ごす人も
私のように、のほほんと過ごす人もいる。

気合いを入れるもアルコールを入れるも
みんな各人のお好きなようにされると良い。

やらぽん的には、酔い覚めの良い
スッキリとしたワインと水割り芋焼酎で
乾杯して、のぽぽんとします。

もちろん、格闘技系は欠かせません。
ボクシングかRIZINか?
どっちを録画で観るか、迷う楽しみ。

この年齢で格闘技系に興奮するのは
ほどほどにしておかないと、興奮のあまり
テンカウントで、この世とおさらば!
なんてことになりかねないので、ね?

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格闘技系はやってたから興味があるけど
近年の紅白歌合戦は、ほとんど観ません。
というか、TVのマルチ画面で確認しつつ
スキな歌手が出たときだけのチャンネル。

そういえば新宿で経営したネットカフェも
年末の混み具合は、うれしい悲鳴でした。

やはり忘年会の流れの始発待ち泊まり組や
地方から夜行バスで上京してくる若者が
安上がりに泊れる場所として、漫画喫茶を
利用していたので大混雑の様相。

ビジネスとしては儲かりました。
家賃が相当高かったんですが、立地的に
繁華街の入り口にあったおかげで
ナイトパックでいつも満席になる状況。

実はネットカフェといっても、始めた頃は
漫画喫茶といったほうがぴったりでした。

1フロアで約35坪の面積しかない約70畳の
漫画メインのネットも使える満喫として
その立地でスタートしたのですが・・・。

オープンしてすぐ、立地の良さゆえに
高かった家賃を支払える売上を出すには
箱が小さすぎる、と判明したんですね。

でも、いまさらどうしようもない。
そこでダメ元でもと、ビルの持ち会社に
上か下のフロアに空き予定はないか?
問い合せたんです。

当然ですが、空く予定はまったくなし。
仕方ないので別の場所を見つけて
2店舗目を出店して、合計で採算黒字に
しようと目論んだわけです。

そこで、立地の良い場所限定で
空き店舗を探しながら同時進行で新店の
図面や資金の手当てなどを進めることに。

ところが、なかなか立地の良い場所に
適当な広さの空き店舗が見つからない。

当時の(今でもかな?)漫画喫茶の立地は
空中店舗や地下店舗が当たり前でしたから
飲食店舗より探しやすいのだけれど
なかなか、いい物件に出会えない。

もう2店舗目はあきらめて1号店の改装で
売上拡大を目指す道を探るしかないか、と
ハラをくくったんですよ。

まぁ、よそ見しないで、目の前の現実に
しっかりと向き合え、ってことだろうな!

そんな気持ちでしたね。
それから1号店のレイアウトの問題点や
レジシステムの改善や料金体系の見直しと
思いつく限りの対策を練ったわけです。

漫画喫茶は営業時間が24時間365日なので
夜中の終電過ぎの混む時間帯が落ち着き
ぽつぽつとしか来店客が来なくなる時間の
深夜2時すぎに店を出て夜食を買って帰宅。

朝は7時オープンの店舗もいくつかあって
開店直後にかかってくる電話への指示や
対応に追われる生活なわけです。

納品ミスや発注もれ、レジ釣り銭不突合や
極端な例では夜間の盗難などの対応ですね。

なので寝るのは中途半端に時間を分けて
4時から6時半までと、9時から11時の
二度寝が就寝の習慣でした。

そんな状況で苦戦の漫画喫茶のテコ入れに
注力していたある日、ビル管理会社から
時間を作ってくれないか?
という1本の電話が。

家賃をつり上げられるのか?
それとも何かトラブルでも起こったか?

せっかく気合いと覚悟でがんばると
意気込んだ矢先に思わぬ横やりか?

店舗近くのクラシカルな喫茶店で向き合い
開き直った笑顔で言いましたよ!

「なんの話か、当ててみましょうか?」
すると
「ええぇッ、わかっちゃいましたか?」
「まぁまぁ大体のところはわかりますよ」
「どうでしょう?OKもらえますかね?」

「OKもなにも、決めて来たんでしょ?」
「いや、でも日にちも経ってるし・・・。」
「日にちも・・・経ってる・・・???」と私。
「はい、うちとしてはなんとかして・・・」

(なにを言ってるのだ?)
(とにかく相手の条件を聞くしかない)

「お宅の条件はどんなですか?」と私。
「はい、うちとしては今の坪単価より
もうちょっとサービスできると・・・。」

(エエッ、どゆこと?)

「ぶっちゃけ言うと2フロア合計で単価を
安く見直すということで仮決裁が・・・。」

「ふぅ~ん・・・仮決裁が・・・。」顔が緩む。
「ハイッ!ですので2号店はぜひうちを」

(パンパカパ~~~ン  \^^/)

「いやぁ・・・困りましたねぇ(ニヤリ)」
「物件契約はもうおすみですか?」
「いや、それはまだなんだけど、ね^^」
「じゃぜひ、うちの5階を合わせ借りに」

いきなり幸運の女神の微笑みが。

そのあとは、上手に交渉して別店舗でなく
内階段にする工事も相手の費用でやって
坪単価も1割ダウンで契約となりました。

それ以来このときのように、人生や
ビジネスの場で難問にぶつかったときは
覚悟を決めさえすれば、なんとかなる!
という信条でやってきました。

そのあげくが
のほほんと生きる、楽しい生活。

年末になると、それも大晦日の紅白や
格闘技イベントが話題になるたびに
頭をよぎる、なつかしい想い出です。

きょうの、のほほん。

おしまい。






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