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コロナショックがパラダイムチェンジをもたらす!働き方改革と社会システムの変革に失敗しないために!

生きることにリタイアするとは、この世からおさらばすることだ。
どんな苦境に陥ってもあきらめずに生きろ、誰もがそう言うに違いない。

特に降ってわいたようなコロナショックで、これまでの生活が足下から崩れていくような不安に襲われている人は多いだろうし、誰もがこれまでの延長のような生き方は無理なのだと感じ取っていると思う。

生きることにも生き抜く覚悟がいる!

アフターコロナの時代をどう生きるのか?
どのように生き抜くのかで、これからの自分の将来が大きく変わると自覚して早めに手を打つ必要がある。

特に日本は少子高齢化の波がどの国よりも早く押し寄せている。
人口の年齢分布も上広がりの不安定な壺のようだ。

年金にしたって、若い世代に負担がどんどん重くのしかかるような制度構造になっている。

日本も世界各国も、これまでとは違う景色を眺めることになるのだけど、その景色を呆然と眺めているだけではだめなのだ。

大きく様変わりした景色に合わせて、仕事観やライフスタイルなどの価値観・人生観を変えて生きることを求められている。

もう、もとの世界には戻らない、戻れないのだということを覚悟することから始めなければならない。

そして覚悟の上でこれからの人生を何とか生き抜く知恵として、社会システムがどう変わるのかにも注目しておかなければならない。

これまでの延長で思考するのではなく、過去の事例として参考にしつつ新しい社会システムを組み直すことで、大きな代償を支払ったアフターコロナの未来が見えてくるだろう。

学校のシステムを変革する覚悟!

社会システムの中でも今、喫緊の課題とも言えるのが学校休業で授業を受けられない子どもたちのケアをどうするかということ。

オンライン授業を開始している学校もあるけど、大半はアナログ対応の親任せという実態ではないだろうか?

今回のコロナショックがもたらしたオンライン授業などの、学習環境のリモート化は今後も持続すると予測されているが、そのためには全児童・生徒にタブレット端末を支給するなどのインフラ整備が欠かせない問題となる。

もちろん完全リモート化ではなく、適宜リモートを組み合わせた学習環境の多様化という方向に向かうのだろうが、最優先課題は学年度始期の改革だ。

学校制度もここまで来たら、発生する様々な問題点をあげつらうだけでなく変革するという覚悟で、ひとつずつ問題をクリアしていけばいい。

理想論として4月より9月が優れているようなら、授業再開のめどが立たない今こそ、来年の9月を仕切りラインに引いて準備すれば良い。

何も今年の9月を区切りにする必要はない。失われた数ヶ月を取り戻す代わりにすべての学年を後ろにスライドさせて、2021年9月から新年度をスタートさせればいい。

作物を育てる体験学習の収穫が年度をまたぐことを心配するのなら、冬野菜の農作物に変えればいいだけのこと。

新卒の時季が9月になると企業の採用時期とズレを生じる、などという声もあるようだが、まさに本末転倒である。

働き方改革・雇用改革の覚悟!

働き方改革を謳い新しい社会システムの構築を迫られている異常事態に、これまでの社会慣習を継続することを前提として議論すること自体、ナンセンスなことに気づかなければならない。

そもそも日本における新卒一斉採用という雇用システムが、働き方改革やライフスタイルの多様化を尊重する価値観などの観点からみても、大きな社会問題を孕んでいることに気がつくべきだ。

そこから導き出される最適解は、4月の新卒一斉採用という雇用システムの見直しを行い、通年で新卒・中途採用をまんべんなく実施していく採用方式に変更することだ。

日本における新卒一斉採用という雇用システムは、学生にも負担が大きいし就職活動のために学業がおろそかになり、有為な人材の勉学を妨げている点も本末転倒の事例になるだろう。

一年を通していつでも採用を受け付ける体制にすれば、一旦就職したあとに進路を変更したりキャリアアップのために再度学び直したりすることを可能にする。

また職業選択の自由度が高まり適性に合わせた就職活動も行えるようになるため、必要な人材を必要な時期に採用できるという、社会的な人材育成システムが回しやすくなる。

高卒だと18歳、大学卒だと22歳、院卒でも24歳が社会人としてスタートを切る年齢だが、この若さで自分の適職・最適企業を見つけて希望する仕事に就ける者はいったいどれくらいいるのだろうか?

新卒で入社した企業を中途で退職しただけで失格者の烙印を押してしまうような社会が、果たして望ましい社会なのだろうか?

新卒時期にこだわらず通年で採用するシステムに変えるいい機会が、コロナショックがもたらした異常事態だと受け止めて、雇用システムの見直しに入るべきである。

これこそもっとも最優先すべき働き方改革ということだ。

固定観念を払拭する覚悟!

これまでの事例・前例・慣例に縛られた固定観念では改革は成功しない。
これまでの当たり前が、当たり前じゃなくなることを理解しておくべきだ。

当たり前じゃないからこそ、これまでの固定観念では通用しないということを肝に銘じる必要がある。

改革を迫られているときにやるべきことは、できない理由を見つけて並べ立てることではない。できる方策を見つけ出してひとつずつ実行に移すことである。

改革しなくても済んでいたのはこれまでの世界だ。これからの世界は改革せざるを得ないのだから。

今回のようなコロナショックがもたらした、パラダイムチェンジを迫られている異常事態においては、100点満点のあるべき姿をベンチマークの対象にしてはいけない。

50点以上の最適解を巧遅拙速で実行に移し、予測と実際のズレを検証しすぐさまより点数の高い最適解を選択して、効果的な対策を実行に移し新しい社会システムの構築サイクルを回す必要があるのだ。

政治家も立法府に席を占めている以上、この異常事態における自身の役割を自覚して事例・前例・慣例に縛られずに、新しい社会システムの構築に全力を挙げる覚悟が求められていることを再認識すべきだと思う。

ということで 今回のテーマは
コロナショックがパラダイムチェンジをもたらす!働き方改革と社会システムの変革に失敗しないために! 」というマジメな提言でした。

アフターコロナは働き方改革と自分の人生をやり直すきっかけなのかも知れませんね!


では!

年中無休で のほほんと。

この記事をわざわざ読んでいただいたご縁に感謝します! これからもクリエーター活動にがんばります!サポートを心の支えとクリエーター活動に活かしますので、よろしかったら応援よろしくお願いします。