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【行ってきた】ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス

アートの秋です。先日娘と、「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」に行ってきました。

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箱根町にあるポーラ美術館のコレクションの中でフランス絵画をフィーチャーしたもので、渋谷のbunkamuraで開催されています。

「甘美なる」というネーミング通り、アートに詳しくない私でも思わず見惚れてしまうような絵が多く、また、有名画家の絵もあり楽しめました。色彩感に溢れた絵が多かったです。日々に疲れ(笑)最近ショックが重なった私は、ビタミンカラーを欲していたようで、カラフルな絵に癒しと元気を貰ってきた感じです。

ピエール・ボナール、ミモザの絵がとても素敵でした。


モネの「睡蓮」には多くの人だかりが出来ていました。先に「13歳からのアート思考」という本を読んでいた私と娘は「あぁこれが」という感動とともに鑑賞しました。

娘はカエルではなく「オタマジャクシがいる」と謎の言葉を残し去ってゆきました。

娘はまた逆走という謎行動もしていました。何が見たいのか興味があったのでそっとついてゆくと、モネの「グランド・ジャット島」という絵でした。


何故興味を持ったのか聞いてみると、「空と雲の描き方がすごい」という理由でした。確かに、ラメ入りでもないだろうにキラキラと輝いてみえました。斜め下から見上げてみると、筆致のようなものが細かくて丁寧に丁寧に描きあげたのだろうな、という感じ。一方、マティスやピカソなどを斜め下から見上げてみると、絵筆のストロークが大きいし、絵具もベタっとのっている所もあって全っ然違うんだな~、というのが今回の気づきです。

ミーハーな為、印象派のきれいな絵よりマティスやピカソという有名どころを観たい・観せたいと思って出向いた絵画展ですが、行ってみると全然違うところで感動したり素敵だと思ったのでした。また当たり前ですが感性ってひとそれぞれなんだなぁーと。娘にも何か感じてくれていたらいいな~と思います。

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