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今月の短歌 24年5月1日~5月15日
5/1 #学園生活
うざったいと思っていた青春に閉じ込められていたターコイズ
5/2 #後輩
「ありがとうございました」へありがとう ふたつ離れた距離に甘えて
5/2 #茜色の空
夕焼けの嫉妬は赤く傷口と特別でない未来を添える
5/3 #閃光
あの夜の一等星の光から 白 浴びながら笑っているさ
5/4 #真実
時々は牙を剥き出す あの春の三十一文字も喉乾くでしょ?
5/9 #気がつけば朝
ただ眠りたいのです、ただ。薄明かり僕には見えぬ時計は進む
5/11 #君は見ていた
すぐそばの螺旋階段 鈍い音 知らない階下 見据えてた猫
5/11 #時間経過
二度とない時と時とが過去になり君もセピアに色付いていく
5/14 #ラピスラズリ
限られたラピスラズリの青に触れ まだ乾かない季節と馴染む
5/14 #険しい道
明日もし目が開かなくなろうともイタドリに向けたシャワーノズル
5/15 #アディショナルタイム
夢という贅沢なんて 半額のレバニラ炒め 浅い呼吸で
5/15 #流されるままに
マズローの二番目あたりの欲求を刺激し合って保たれた「和」
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