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メリーさんに瓜二つのハリウッド女優…ほんとうに偶然なのか?

メリーさんのお姫様ドレスと白塗りは、彼女のトレードマークであり、エキセントリックさの象徴でもあります。しかし白塗りで有名なエリザベス一世の件もあります。こういう人は案外珍しくないのかもしれません。

だからという訳ではないのでしょうけれど、とあるハリウッド映画に、メリーさんそっくりなキャラクターが登場しているのです!

それは1962年に制作された『何がジェーンに起ったか?(原題:What Ever Happened to Baby Jane?)』という作品です。

天才の誉れ高き天才子役だったものの、やがて落ちぶれた妹と、長じて大女優と呼ばれた姉。この二人の確執を描いたモノクロ映画です。

なぜかカラーのスチール写真が残っていまして、その写真で見るベティ・デイヴィス演じるジェーンが、メリーさんにうり二つなのです。

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彼女は顔を白塗りし、輝いていた子役時代を思わせる衣裳(ドレス)を身に纏っていますが、外見から察せられるとおり、高齢で精神的に不安定です。

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子供時代のジェーン

この白塗り、そして年齢に似つかわしくない服装は、ジェーンの異様さを際立たせる役目を負っています。
と同時に「メリーさんそのもの」としか言いようのない外観は、我々日本人に(映画制作者の意図とは裏腹に)ある種の親近感を抱かせます。

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この作品、じつはリメイクされることとなり、ちょっとした話題となっています。

怪作「何がジェーンに起ったか?」リメイクへ

監督は「48時間」「ウォリアーズ」「ストリート・オブ・ファイヤー」など80年代にヒット作を連発したことで知られるウォルター・ヒル監督。

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オリジナル版を紹介した動画

果たしてリメイク版でも、ジェーンはメリーさんのような出で立ちで現れるのでしょうか?


ちなみにこの映画、楳図かずおの恐怖漫画『おろち』に登場する洋館暮らしの姉妹の元ネタになったそうです。

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確かに、この絵面は楳図かずおそのものですね。
メリーさんを掘り下げていたら、思わぬ方面とつながってしまいました。



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