マガジンのカバー画像

「土方巽 1960 しずかな家」アーカイヴ

27
2014年11/8〜9に横浜・黄金町界隈で行われた野外プロジェクト「土方巽 1960 しずかな家」のオンライン・アーカイヴです
運営しているクリエイター

#野毛

土方巽 1960 しずかな家-15/27

「医者」(テキスト・朗読:檀原照和)

空襲で焼け野原になるまで、野毛〜黄金町(正確には赤英町)一帯は、医者や富豪が多く暮らすお屋敷町であった。黄金町について書いた本や記事などでは、まず触れられることのない歴史である。

音声再生指定地点(画像の撮影場所)の住所は横浜市西区東ヶ丘66-1。
#土方巽_1960_しずかな家 #黄金町 #野毛 #横浜 #空襲

土方巽 1960 しずかな家-27/27



野毛山山頂公園からの眺め。

ここが土方巽と黄金町を巡る小さな旅の終点である。

居留区のあった山手地区が欧米人の屋敷町であったのに対し、野毛山は成功した日本人たちの住む場所であった。しかし関東大震災により壊滅的被害を受けた野毛山は、公園に生まれ変わった。その後陸軍と米軍による接収を経て、現在に至っている。

高度経済成長期以前は、この丘から港が見えたという。

函館、サンフランシスコ、マルセ

もっとみる