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たくさん歩く(竹生島・唐門) #216

前回からの続きです。

竹生島に来て一番見たかったのが7年をかけて修復された唐門、観音堂、舟廊下でした。

◇◇◇

唐門

唐門は豊臣秀吉の大阪城唯一の遺構です。
(以下、看板に書いてありました)

豊臣秀吉が建てた大阪城にあった極楽橋唐門は、京都の豊国神社に移築され、その後、こちらに再移築されたらしい。

大阪に4年、京都に2年、そしてここに移ってきたらしい。
忙しい話ですね!

その唐門があるのは、この階段を降りた先!

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ですが、階段の途中から撮ってしまいました!😁
綺麗ですよね~✨😍
長い年月をかけて当時の色彩を復元されたそうです。

鮮やかな色はレーザーなどで調査されたらしい。

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見上げてみても、うまく収まらないし、難しいです。

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入ると仏様がお出迎え。おお・・ちょっとなんだか😅

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右側は”舟廊下”に通じますとのこと。
そちらに行ってみます。
中も、艶やかですねー!

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回り込んだ先の左側が観音堂とのこと。
写真は撮ってません。

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唐門、観音堂を見て、そして舟廊下にやってきました。
この廊下、屋根が舟の底をひっくり返してそのまま使っているらしいです。

秀吉が乗っていた御座船ござぶね「日本丸」という舟の骨組みなんだとか。
日本丸って名前がいいなぁとか秀吉が言ったんですかねぇ?
ちょっと気になります。

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都久夫須麻神社

廊下を渡りきって振り返ってみました。

この先が宝厳寺ほうごんじとあります。
つまり、この向こうがお寺で、こちら側が神社となります。
昔は全部、宝厳寺だったのが明治に島全体を都久夫須麻神社つくぶすまじんじゃとして、宝厳寺を潰そうかとなりそうなところで、各地から宝厳寺も残して欲しいとの声が上がって、今の分離された状態になったんだとか。へぇ~!

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都久夫須麻神社本殿は国宝で内部の撮影は禁止です。
遠景を撮れば良かったんですけどね。それも忘れました。
撮るタイミングを逃しました。😅

この本殿は秀吉が伏見城に作った「日暮御殿」という建物なんだとか。
秀吉の遺構が至るところに残っているのが竹生島の魅力なんですね。

◇◇◇

願いがすべてかなう島

本殿から見おろしたかわらけ投げができる場所は撮影しました。
人が多かったのでPixel6Proの消しゴムマジックを使って消してみました。
多少は歪みなどがあるけど、ちょっと面白いですね。

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かわらけ投げというのは願いを書いた素焼きの土器「かわらけ」を鳥居に投げ、鳥居をくぐれば願いがかなうと言うもの。

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かわらけは2枚で400円。
1枚に名前、もう1枚に願い事を書いて、それぞれ宮崎鳥居に投げます。

何人もの人が投げるのを見ていました。
10人に1人か2人ぐらいがスーッと鳥居の方に向かって飛んでました。

こりゃ、なかなかコツがいる。
雑念を振り払って水平に腕を振り抜くんだなと。

で、鳥居を通すのは無理そうなのでやめておきました。えっw
いや、諦めたらスタートすらしないよ!って言われそうですがww
うん。ちょっとかっこ悪い。😅

本当は投げるとかなうらしいです。😁竜神様は心が広いかも知れない。


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竜神様はかわらけ投げの場所にもいたけど、手前にも小さな祠があり、白ヘビが祀られていました。

おでん屋さんのおっちゃんが子供の頃に都久夫須麻神社の裏で白ヘビを本当に見たんだって他のお客さんと話していました。

白ヘビ自体はアルビノだったらいると思うので、見たというならいたんだろうなって感想です。😁

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平家物語には
「一度でもここに参詣した者は願いがすべてかなう」
と言われていたよと書いてあったから・・・
まぁ、自分の願いはきっとかなうことでしょう!😁

◇◇◇

島のいろいろ

竹生島の見どころを一通り見学し終えたので、舟廊下の下を見ながら、入り口の方に戻ります。

これは懸造かけづくりですね。清水寺とかで有名ですが、各地でこういった舞台づくりの構造はみられますね。

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よく石垣を積んだなぁって思うところ。
右側も自然の石の間に積んでそう。たぶんね。

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見おろした風景。この見おろし感は好きです。
彦根からやってきた船がいますね。
あとはおそらく電力のための燃料を積んだ船、そして神社の船。

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フェンスの向こうでウィンウィン唸りをあげてた発電機。
島の電力はここで稼いでいる様子。
港にも発電機はあって、離島で電気の確保は大事だねーって思ってました。

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今津行の船が出る場所から改めて竹生島を見てみました。
随分と緑には覆われているような気がしますね。

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カワウが周辺にいるみたいだけど、放置しておくと島の緑がなくなってしまうらしい。
カワウには申し訳ないけど、ここに巣を作らないでおくれ!

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港の竹生島神社が所有する船。
弁天様の絵が気になりました。
あとハンドル・・・、あれで本当に操作できるの?

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俳句があったので写真載っけておこう。

新緑の毬とうかべり竹生島

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意味は分かる気がする。カワウが増えるとダメだね。

最後に竹生島のいろいろとお別れです。

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神秘とロマン 神の住む島 とっても良かったです!

◇◇◇

自分の記事はいろいろと歯抜けですが、歴史好きでレキジョが集まるサークルに参加している千世ちせさんがまとめた竹生島の記事があります。

こちらはみっちりと調べた情報が乗っているのでこちらを参考にしてみるといいかも。

千世さんが竹生島に行ってから記事にするスピードが半端なかったです。
しかも中身が自分には真似のできないボリューム!

そして、何かが起こりそうなテイストで読んでいて楽しいです。😁
みなさんもぜひ読んでみてください~。

長浜港に戻ったら・・・あそこに行かねば。

続く

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