外で働く私と主夫の夫について
男女平等が(表面上は)当然とされてきた昨今ですが、まだまだ感覚や文化の端々に不平等さを感じる毎日です。
そこで、収入を得る形で家庭を支える私と、家事という形で家庭を支えてくれる夫について書くことで、世間的な「普通」と違う夫婦の在り方を知って、男女の役割についての認識を少しでも変えられたらと思います。
…という真面目な目的もありつつ、かわいい夫についての惚気と感謝を書きたいだけかもしれません。
■自己紹介(2020年8月現在)
私: 26歳女性/転勤の多い会社で新卒から働いて5年目/気が強い/喜怒哀楽が激しい
夫: 28歳男性/20歳のときに上京してすぐ私と出会う/心が広い/喜怒哀楽はわかりづらい
【付き合って7年目/結婚して3年目】
■夫婦のこれまで
1年目: 私(当時学生)と夫(当時フリーターで彼氏)が付き合って半年で半同棲
2年目: 私の大学&バイト&就活で忙しい生活と壊れそうなメンタルを献身的に支えてくれた夫(彼氏)
3年目: 学生ラストスパートを一緒に楽しみ、就職に伴う転勤についてきてくれた夫(彼氏)
4年目: 私の心の弱さにも、文句ひとつ言わず支えてくれた夫(彼氏)
5年目: 結婚したけど名字以外は何も変わらない穏やかな日々と優しい夫
6年目: 東京への転勤と夫婦の健康意識の高まり
7年目: 新型コロナに係る在宅勤務と夫へ感謝する日々(←イマココ!)
■私が思っていること
昔から料理が非常に苦手で、洗濯もほとんどしたことのない私にとって家事は本当に大変で、主夫・主婦の方々には頭が上がらない。母にも夫にもいつも感謝しています。
しかし、「主夫/主婦は立派な職業だ」「家事は24時間365日休みがなく大変だ」とみんなが言う割には、私が外で働いて夫を扶養に入れていることを聞くと「いいなぁ!俺もそんな生活がしたい!」と主夫である私の夫を羨むサラリーマンがいかに多いことか。
「それって専業主婦である自分の奥さんを、遠回しに馬鹿にしてませんか?」と言いたいのをいつも堪えています。サラリーマンである彼らの仕事よりも、家事を仕事にしている主夫・主婦の方が楽だと言っているからです。なにより私の夫を「楽して生活している」と遠回しに言っていることが非常に腹立たしいです。
私は夫がいないと生活ができないので、彼らの言うことにいつも違和感を覚えます。
そんな気持ちをどこかに吐き出したくて、noteを始めてみました。
■夫の名言
まとまりがなく恐縮ですが、最後に夫の名言を記して締めたいと思います。
「女性は支度に時間がかかるんだから、男性がその間に家事すればいいのにって子どものころから思ってたよ」
半同棲したてのころ、家事の苦手な私に言ってくれた言葉です。それから全ての家事をしてくれる夫は、私の救世主です。
男女平等というのなら、男女の役割に対してもある程度は平等の認識を持ってほしいというのが、私の思いです。(もちろん妊娠・出産など、女性にしかできない役割もありますが…)
いつか主夫の方々が「私は主夫なんです!」と胸を張って言えるといいなぁと思います。
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