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【Note】フェルナンデスがなくなってしまってとても悲しい

Note記事で教えてもらいましたが、フェルナンデス社が遂に解散に追い込まれてしまいました。

それを嘆き悲しむかたの記事をいくつも拝見しました。
読ませていただいた記事のかなりは想像するに、同世代のかたのようですので共感してしまいます。

そうなんです、私もフェルナンデスからエレキギターを
はじめたひとりです。

学生時代のバイト代では、フェンダーやギブソンなど買えるわけもありません。
かといって、初心者向けというのにも、ちょっと抵抗があり、そこで
なんとかギリギリ購入できたのが、フェルナンデスのストラトモデルでした。

フェルナンデスのロゴがまるでフェンダーのロゴじゃないのと思えるような
デザインになっていましたので、これぞ国産のストラトという気持ちで
買いました。

フェルナンデスは作りがいいので、楽器店からおすすめされたということもあります。

それから、意を決してレスポールモデルも買いました。
大して練習もしませんし、実際うまくもないので、ほとんど部屋の飾りとなってはいましたが青春の1ページにはフェルナンデスのギターがいつもいました

社会人となり寮生活をしているときまでは、フェルナンデスギターを含む、楽器を部屋中に並べて悦にいってましたが、悲しいかな東京の住宅事情はよくなくて、寮を出ることになったときに、レスポールモデルのみを残してあとは後輩たちに譲りました。

今なら、ネットで出品すればいいんでしょうけど、当時はそんなものはないですからほとんどの楽器を寮の後輩に無料で譲りました。

ただし、レスポールモデルだけは手放しませんでした。

今も大切に保管しています。
その後フェンダーのテレキャスを買ってしまったので、こちらはケースの中でじっと出番を待っています。

そんな私の中でのフェルナンデスですが、記事を読ませてもらいますと
プロでも結構使っていたようですし、愛着がありずっと使い続けられておられる人もいるので、私など持っているだけに過ぎませんが、なんか嬉しくなってきました。

会社としてのフェルナンデスはそれほど知らなかったのですけど、
今回こういうことがありましたので、精算にいたるまでの
沿革みたいなのを読みますと、国産エレキギターをひたすら
追求した会社で、私が購入した時期からしますと現在は10%程度の
売上にまで落ち込んでいたとのことでした。

企業人目線では、よく今まで存続していたなと逆に驚きです。

時代の流れにはついていけなかったということでしょうけど、
それは企業努力をされていたんだなと思いますし、それだからこそ
もう少し頑張ってほしかったという思いも強くなります。

私の周りでもギターを買いましたというひとは
1人しかいませんし、それも中古でした。
このような世間の状況で楽器一本の会社を持続させるというのは
並々ならぬことだっただろうと想像します。

それにしてもさみしいです。

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