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2022/11/18 タクシーにみる“日本経済のいま”

2022/11/18 夜のニュース比較、文字起こし

北朝鮮

北朝鮮 ICBM級弾道ミサイル発射 日本のEEZ内に落下

青井アナ「今回の北朝鮮のICBM発射に対抗して韓国空軍は早速ミサイルの移動式発射台の模型に向けて精密誘導弾を発射する訓練を実施したということですね。」
田中アナ「はい、そして更にアメリカと韓国の空軍、そして日米も合同で戦闘機の飛行訓練を行いました。北朝鮮と日米韓の間で力と力の対抗がエスカレートしていくことが懸念されます。北朝鮮の次の挑発に警戒が必要です。」
NHK:ニュースウオッチ9
大越アナ「やっぱりアメリカの安全保障上の関心というのが中国であるとか、ロシアのウクライナ侵攻の方に向けられてきたと思うんですね、このところ。この間、実は北朝鮮への関心、対策というものが、やや疎かになってきたことは、ちょっと否定できないということは言われていますよね。」
徳永アナ「その間に着々と、ということですか。」
大越アナ「着々と脅威を増してきた訳で、磯崎さん、まさに日米韓が連携を絡めれば、その分北朝鮮がミサイル開発進めるという、まさにジレンマということを言っていて、そのジレンマを解消する手立てをとにかく見つけないと、脅威が更に増大する。非常にそんな懸念を抱かせる事案ではありました。」
テレビ朝日:報道ステーション

経済

タクシーにみる“日本経済のいま”

徳永アナ「タクシー業界を見ると、世の中の空気を感じることができるという風にも言われていますけれども、こうやって取材を見てみますと、本当に皆さん、何らかの形でしんどそうだなあという感じがしますね。」
大越アナ「そうですね。実に40年8か月ぶりという上昇率、その高い物価上昇の中で、社会本当困り果てている姿というのはタクシーを通じて見えてきたように思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

円安は“経営にプラス”のはず…なぜ?「理想は110円台」

佐々木アナ「バランスを取るとこが大事、というお話でしたけれども、やはり歴史的な円安というのは様々な経営判断に影響を及ぼすんですね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「相場の水準もあるんですが、今年のような急激な変動というのは会社の事業計画の前提を変えてしまうんで、好ましくないということですよね。それで、どこで作るか?と、どこで売るか?ということを考えると、円安の影響、この4通りがあるんですね。」
佐々木アナ「4つを見ていきますと、まずこちらは国内で作ったものを国内で売るというパターン。国内で作ったものを海外で売るという形。で、海外で作ったものを国内に持って来て売るんだという形と、海外で作ったものをそのまま海外で売る、というものですね。」
原田氏「それで一番顔色がいいのが、海外→海外のパターンでプラス効果が大きい訳ですよね。つまり、想定レートより円安が進むと、海外法人の売上高や利益が嵩上げされて、業績が拡大する、と。そういうことなんですね。」
佐々木アナ「一方、つらいのが涙目になっていますのが、こちら、国内→国内。」
原田氏「円安が輸入原材料のコストを押し上げて、今回それが想像を超える振れ幅ですから、国内で値上げを迫られて、それが売り上げの減少に繋がったりするんですね。」
佐々木アナ「ですから、こういう為替の変動が激しいと、その度に業績の見通しというものを変えていかなくてはならない、と。これ大変な作業になりますね。」
原田氏「ちょうどそろそろ来年の事業計画を検討する時期ですから、円相場の見通しをどこに置くか?がポイントになりますよね。9月日銀短観だと125円前後なんですけれど、130円にするのか?140円にするのか?悩ましいところだと思いますよ。」
テレビ東京:WBS

東京都 170万世帯に1万円相当の米を配布へ

岩本アナ「ご自身で物価高を肌で感じることって、いかがですか?」
木村敬一氏(東京パラ金メダル全盲スイマー)「毎朝、牛乳とヨーグルトを飲んでいて、なのでそれがいつでも冷蔵庫にあるんですけど、しょっちゅう買い足しをしてるんですね。なので、余計に高くなったなというのを感じてます。」
岩本アナ「毎日のものって感じますからね。色々な自治体の支援策見ましたけれども、この広がりどう感じますか?」
木村氏「地域に応じて対応してるというのは、いいなあという風に思ってます。今ご紹介頂いた中だと、水というのはどうしても生きていく上で必要なものですので、水道料金の減額は助かるなあと思いました。個人的には限定的なものではなくて、広い範囲で用途が決まってないものの支援が増えると嬉しいなあと思いました。」
岩本アナ「お伝えした東京都の25kg分の米の支給は来年3月から始まる見込みです。」
日本テレビ:Newszero

政治

参議院本会議「10増10減」改正公職選挙法 成立

田中アナ「法案は成立したんですけども、1票の格差を是正して、同時に地域の声を拾い上げるということ。今後も難しい課題となりそうですね。」
山内アナ「どちらも欠かすことは出来ないものですよね。この法案は早ければ来月の下旬にも施行される見通しで、その日以降に公示される衆議院選挙から新しい区割りが適用となります。」
NHK:ニュースウオッチ9

どうなる?2023年の税金

佐々木アナ「今日、自民税調の総会で来年度税制改正の議論が始まりましたけれども、ここの焦点というのは何でしょうか?」
原田氏「3つ紹介しましょう。防衛費増額するんですけれど、その財源を確保しなくちゃいけない。そのために法人税を増税する。それが1つですね。2つ目がNISAの恒久化など投資優遇税制。これは岸田さんがニューヨークストックエクスチェンジで恒久化することを必須だと言った訳ですから。で、積立とか長期やるには恒久化必要なんですよね。」
佐々木アナ「そうですね。それから、相続税・贈与税の強化。これは非常に気になっている方、多いかもしれませんね。」
原田氏「今、年間110万円まで暦年贈与というのが非課税でできるんですけれど、亡くなる前3年間については相続資産に合算されちゃう訳ですね。なんで、その期間をもう少し延ばそう、5年くらいに延ばそうという議論があるんですよ。つまり、それは暦年贈与によって相続資産を減らすということを、ちょっと歯止めをかけたいということですよね。ちょっと世知辛いんですが、格差縮小のためにはやむを得ないかな、と。」
テレビ東京:WBS

環境

<1.5℃の約束>デカボスコア 脱炭素「貢献度」分かる商品

岩本アナ「こうした取組み、いかがですか?」
木村氏「数値化するというのは面白いし、わかりやすいなあという風に思いました。僕達競泳の選手達って記録を縮めることをやっていますので、こうやって数字を縮めていく作業って結構好きなんですね。」
岩本アナ「なるほど。」
木村氏「なので、脱炭素についても自分がこれだけ数字を良くしたんだというのがはっきりわかると、楽しみながら取り組めそうです。」
岩本アナ「消費者にとっても、そういうもの広がっていってほしいですよね。」
日本テレビ:Newszero

日本航空 二酸化炭素排出量実質ゼロでフライト

松江英夫氏(デロイトトーマツグループ執行役)
・航空会社 CO2削減に取り組むハブの役割に
・CO2削減に協力する顧客を重要視する必要性
・環境配慮型の顧客の行動にインセンティブを

内田アナ「航空会社がCO2削減に協力的な顧客を優遇する可能性も出てくるかもしれない中、私達も環境への配慮を基準に航空会社を選んでいく。そんな時代になっていくのかもしれないですね。」
フジテレビ:FNN Live News α

国際

サウジアラビア人記者殺害訴訟 米国政府がムハンマド皇太子を「免責」

佐々木アナ「サウジアラビアのムハンマド皇太子について、アメリカのバイデン政権は国家元首による免責に該当するという見解を示しました。ただ、このバイデン政権というのは人権を重視するという立場から、この事件(2018年カショギ氏殺害指示疑惑)というのが2人の間の大きな壁になっていたんですよね。」
原田氏「はい、その通りです。バイデン大統領は原油の増産要請をしたんですけれど、ムハンマド皇太子は原油の減産を継続したり、減産を拡大したり、ゼロ回答だったんですね。ムハンマド皇太子、元々トランプ前大統領と近いんですね。中間選挙でバイデン大統領がレームダックになって、2年後のトランプ氏の再登板を期待していたとして不思議じゃないんですね。」
佐々木アナ「そうですね。ただ今回、人権派からの反発を覚悟の上で、バイデン大統領は免責ということによって、この壁を崩した訳です。これ一体どうしてでしょうか?」
原田氏「これはアメリカの外交として、サウジがこれ以上ロシアに接近したりとか、アメリカと距離が出来ることを放置出来なかった訳ですね。OPECプラスで減産を主導しているのはロシアとサウジですし、あと中東ではイランの核開発問題もある訳です。ですから、やっぱり引き寄せないといけない、ということですね。」
佐々木アナ「それに期待したトランプ氏も今ひとつ冴えなかったことが見えた、ちょうどそのタイミングでもありますね。」
原田氏「バイデン大統領、中間選挙で民主党が健闘したことで、外交の影響力も維持出来るという風に考えてると思います。サウジもサウジでトランプ前大統領や共和党との関係だけを頼りにする訳にはいかない。だから、このタイミングだったと思いますね。」
佐々木アナ「政治的な判断ですね。」
原田氏「アメリカがこの2国間の壁を取り除いたことで、今後サウジが近づくか?それが原油市場にどんな影響を与えるか?これが注目されますね。」
テレビ東京:WBS

その他

産後ケア事業 失われた幼い命

青井アナ「今回の事故について専門家は、このように指摘しています。保育の現場では呼吸をしているかを5分おきに確認しているなど、かなり厳密な基準を定めている、として保育の現場と同じような具体的な安全基準を定める必要性を指摘しています。」
田中アナ「安全に関する基準がはっきりしていないという声が上がっていることを受けて、厚生労働省は改善を検討したいとしています。悲しい事故を二度と繰り返さないため、現場任せにしないで、きちっと安全対策を講じる時期に来ています。」
NHK:ニュースウオッチ9

ローソンが展開 アートトイレの狙いとは

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・ローソン 25年前にトイレ開放→業界の潮流に
・トイレ1回利用で20〜30円程度のコスト試算
・コンビニに求められる公共施設の代替機能

内田アナ「普段何気なく利用しているコンビニのお手洗いですが、次の人が気持ち良く使えるように、そして開放してくれているお店の方の負担をなるべく減らせるようにしていきたいですね。」
フジテレビ:FNN Live News α

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