古墳に鎮座する「鞍岡神社」は天神と歯痛の神様?「若王寺」は神宮寺の残りかもしれない
1008年に北野天満宮から勧請し「下狛村天神社」とした。一度焼失し再建されて「鞍岡山天満宮」としたことが棟札よりわかっており、今の「鞍岡神社」は明治に改名した。
変更履歴
2022/02/01 初版
▼HP なし
▼アクセス
※後述「▼見どころ」参照
▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽鞍岡神社(京都府相楽郡精華町下狛長芝24)
「くらおかじんじゃ」と呼び、鞍岡神社階段左手に神社用の駐車場が1台だけある。ここに車を止めて170段の階段を上ると、良い感じの紅葉が現れる。
↑参道
170段の階段を上り、紅葉スポットを過ぎると、左手に面白い根を持つ木が現れる。
↑舞殿・拝殿・本殿
祭神は「菅原道真」で、水乞いなど古式を行っていた雰囲気がある。道真=牛ですね。
鳥居を振り返る。参拝時は気づかなかったが上の写真左に何かある気がする・・。
岡田鴨神社の宮司曰く、この地域は菅原道真を祀る神社が多いが、本当は太陽神を祀っていたところが多いらしい。時代の流行で祭神を変更したようだが、ここは1065年にここは北野天満宮から分霊したので、古くから天満宮である。
拝殿は入れないようです。
本殿手前左右には狛犬ならぬ消火器が守っている!?
左右から本殿を!ということで右から狙うが壁が・・
檜皮葺ですね。良い感じです。
舞殿周辺に「おがたまの木」がある。天然大御神の天の岩戸隠れにおいて天の岩の前で舞ったアメノウズメが手にしたのがおがたまの木がある。
↑本殿周辺の摂社・末社
本殿左側にある。
末社は、
「道祖神社」に猿田彦命
「風神社」に龍田大社&伊勢神宮内宮外宮の風宮・志那都彦命
「大国主神社」にオオクニヌシ
「稲荷神社」に倉稲魂命
「山神社」に大山祇命
「祈雨神社」に水の神様・美都波之売命
あああああああ~「祝園神社」の謎がたぶん解けた!ここと同じ水の神様・美都波之売命(別表記:罔象女神(みつはのめのかみ))ですね!この神様は川の水からイメージした「水が走る」・「水が這う」という意味が込められているようです。鎮座している場所からも納得!!(合っているかは不明。。)
↑本殿から鞍岡山古墳群の4号墳に行く
歯痛の神様がお祀りされていたり、「地主神社」にイザナギが祭られている。
鞍岡神社の社殿は、鞍岡山4号墳の上に建っており、この神社の神宮寺として、神宮寺と宝光寺と明王院の3つの寺院があったそうな。
元の道ではなく舗装されていない道を進んでみる。
ということで、元に戻ったので帰ります。
▽若王寺(京都府相楽郡精華町大字下狛小字林前町9)
本尊は「阿弥陀如来坐像」で平安時代後期の作。見どころは天台宗の高僧「智証大師坐像@重文」で、滋賀・園城寺にある「山王院大師」または「御廟大師」と呼ばれる智証大師坐像があり、この像は御骨大師像の模像です。 最後に梵鐘は永観堂こと禅林寺より譲り受けたものである。
▼セットで行くところ
▼旅行記
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