苔×紅葉×竹林!嵐山・嵯峨野「あだし野念仏寺」京都の人々の思い「化野念仏寺」と書く!その心は?【嵐山シリーズ】
京都人気スポット嵐山・嵯峨野の徒歩最北端は竹林×苔×紅葉の3つを楽しめる穴場である!ああ~湛慶作の阿弥陀如来坐像??「あだしの」とは極楽浄土に往来する願いなどを意図しており、極上の阿弥陀如来坐像が安置されている!そして紅葉と竹林のコントラストはここ!!
変更履歴
2023/08/27 千灯供養の模様追加
2022/11/05 初版
▼HP
▼アクセス
京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
▼本尊
阿弥陀如来像
▼見どころ
「あだし」は「はかない」、「空しい」という意味で、「あだし」は「化」と書き、「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している。
上り参道に期待感を膨らませる紅葉がある。
境内には石仏・石塔が多いので、部分部分は写真撮影禁止となっている。仏像は写真撮影禁止などが多いが、ここは仏像よりも墓などを大事にしていると思われ、意外なところに撮影禁止の指示がある。
境内の石仏・石塔は、あだしの一帯に葬られた人々の墓で、何百年という歳月を経て無縁仏となり散乱埋没していたものを集めたそうな。
そう!この寺は今でも先祖の思い、いや先人の思いを供養している場所である!!
「あだし」は「はかない」、「空しい」という意味で、「あだし」は「化」と書き、「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している。
仏舎利塔、お迎え地蔵の後に本堂。
本堂は運慶の長男坊である湛慶作とされる「阿弥陀如来坐像」である。正直、湛慶は疑わしいと思った。特に顔が運慶工房の如来ではなかったので。ただ、素晴らしい美仏なのは間違いない。
脇侍には右に阿弥陀如来で、左に十一面観音立像という珍しい三尊方式である。本堂左に向かうと竹林に入る。いや~ええ感じですね。
左の竹林方面へ!途中、みず子地蔵がいますが、ここは写真撮影禁止になっています。なお、千灯供養ではここには行けません。
振り返って、竹と紅葉のコラボ!
竹林を抜けると六面体地蔵に到着する。六道の地蔵菩薩石仏がある。持物がそれぞれ違うんですよね~。水をかけてお祈りするそうです。って不動明王ってこの手のものが多いですよね。
ここが一番上になり、そこから戻ると石仏・石塔になる。苔と紅葉と石仏のコントラストが素晴らしい!!
8000もの石仏石塔は、化野一帯に葬られた人々の墓で、世の無常を示す吉田兼好の随筆『徒然草』にも「あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、住み果つるならひならば、いかにもののあはれもなからん。世は定めなきこそいみじけれ」と記す。
8000もの石仏石塔は、化野一帯に葬られた人々の墓で、世の無常を示す吉田兼好の随筆『徒然草』にも「あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、住み果つるならひならば、いかにもののあはれもなからん。世は定めなきこそいみじけれ」と記す。
では出口へ!2021年11月16日(火)の13:00ぐらいかな?5組ぐらいでしたね。
▽千灯供養 ※2023/08/27追加
2023年の模様です。報道陣用領域があるので、様々なメディアが来ています。子供が来るのが少なくなっているようで、親子連れはメディアに載るチャンスが大きくなります。
行きは京都バス72系統で「鳥居本」で降りて、坂を下ると下の写真のように看板が出ています。
いざ境内へ!!写真がうまく取れなかったので動画を貼っていきます。
1000円でロウソクが頂けます。
カメラのモードを変える。
苔スポットです。
帰りは大徳寺発で千本釈迦堂こと清凉寺に向かい京都バス28系統で帰宅する。
清凉寺ですね。
清凉寺の私のNOTEは次の通り。
▽参道おまけ
全国唯一の繭人形専門店。企画・製作・販売・教室を行っている。アトリエではまゆ人形を実際に作る事のできる「人形塾」が開かれる。ネット販売もしているようですね。
▼セットで行くところ
嵐山・嵯峨野・松尾
▼旅行記
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