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「共同創業者が語るYanekaraの過去、現在、未来」

こんにちは!Yanekara イノベーションサポート部の川崎です。メンバー紹介第6回目は、社内からの熱い要望もあり、創業者のお二人にお話を聴きました!

これまでで一番感動した瞬間について教えてください。

吉岡:7月3日の祝賀会でのサプライズです!Yanekaraのこれまでの軌跡を写真で振り返る良い機会になると同時にこれからも楽しいことが起こるんだろうなと思いました。

松藤:YaneCubeの実証実験がスタートした7月20日です。当日、体調を崩してしまい急遽現場に行けなくなるという事態の中で、YaneCubeチームのメンバーが落ち着いて対応してくれました。これまで、現場の先頭に立って色々なトラブルを解決してきましたが、この経験を通してメンバー同士で支え合うチーム力がついてきていることを実感しました。

変わらない価値観はありますか?

吉岡:創業当時から抱き続けている価値観自体は変わっていないです。その中でも、YanekaraのMissionである「地球に住み続ける」という壮大な目標への思いはより強くなったと感じます。目標達成のために技術の社会実装をしつつ、その技術によって起こる悪影響とも謙虚に向き合う必要があります。いかに最小限の環境負荷で最大限の社会便益を生み出せるかを常に考えていかなければならないと思います。

松藤「現場に行く」というYanekaraのValueはより大切な価値観になっています。メールやzoomなどオンライン上のやりとりでは解決できないことも、現場に足を運び細かいコミュニケーションを取ることで解決に至った経験があるからです。これはチーム内のコミュニケーションにも当てはまります。対面で集まることで議論が活発に進むことをここ最近実感しました。

今年7月にHP掲載のMissionの説明文を更新されましたね。その背景について教えてください。

吉岡:前提として「環境問題だけに取り組む技術屋さんになりたくない」という議論がありました。近年、環境問題やSDGsに取り組む企業が増えており、社会全体が少しずつ変わりつつある流れの中で、Yanekaraはそのさらに先を目指したいという想いを持っています。経済的な持続可能性だけではなく、地球に住むすべての生物が長く住み続けられるような文化的繋がりを守りたいと私たちは考えています。私たちの考えに共感し、同じ考えを持つ地球人が増えてほしいという想いからMissionの説明文の更新に至りました。

松藤:EV充放電システムを通して再生可能エネルギー100%の未来を実現するだけでは、「地球に住み続ける」という目標には届かないと感じていたからです。Yanekaraは環境問題の解決に留まらず、地域に根ざした企業でありたいです。

吉岡:文化的な持続可能性という面では、一つのグローバルな価値観がどの地域にも当てはまるということはないと思っています。地域によって文化が異なるからこそ、その土地固有の伝統文化や考え方、お祭りを守ることは必要不可欠なことだと考えています。地域の文化や繋がりが守られると、何か大きな災害が起きたときにその地域内で自助の力が機能し、生き抜くことに繋がると思います。そこに、Yanekaraの製品が技術として存在し、Yanekaraが地域を支援する未来を目指しています。

熱く語り合うお二人

今後Yanekaraをどんな会社にしていきたいですか?

吉岡:文化的な部分も、製品の品質の面でも、次の世代の代表的な企業になりたいです。Yanekaraの事業が大きくなっても、自分たちの根本にある理想や価値観を曲げることなく、目標達成を目指していきたいです。

松藤:Yanekaraの独自性である哲学を今後も守っていきたいです。自然の脅威を人間は克服することができないという自然への畏敬の念を持って、技術開発をしていきたいです。

文化面でこれからやっていきたいことはありますか?

松藤:地域のお祭りにYaneBoxを使って電源供給したいです。私たちが考えるレジリエンスの基本的な形であり、社会で貢献する姿を自分たちの目で確認することは開発メンバーのモチベーションにも繋がると考えています。

吉岡:Yanekaraの文化を日本というフィルターを通すことなく世界中から評価してもらえるようになりたいです。地球規模の気候変動を解決する組織にしていくために、世界中に仲間を増やしていきたいです。Yanekaraにはその素養があると信じています。

今の自分を一言で表すと…?

松藤「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰を軽んずべからず」
メンバーが増えるにつれ時間の重みが増していると感じます。現在修士課程で来年の春大学を卒業しますが、残りの時間を有効に使い、学業の面でも仕事の面でも納得のいく結果を残したいです。

吉岡「Yanekaraという事業に一点集中する」
昨年の秋に大学を卒業してから、Yanekaraにフルコミットしてきました。Yanekaraに時間を使っていてしんどいと思うことがないことはとても有難いことです。Yanekaraというライフワークに出会えてよかったと思います。

お互いに一言!

仲良くポーズ!✋

【編集後記】
今回はYanekaraの創業者であるお二人にお話をお聴きしました。実は創業者へのインタビューは今回で2回目で、前回はちょうど1年前でした。今回、社内から続編の要望があり、第二弾の創業者インタビューに至りました!
今後、創業者インタビューはYanekaraの恒例行事になりそうですね!次回も楽しみにしていてください☺️

今回もお読みいただき、ありがとうございました。Yanekaraのnoteでは、事業内容やメンバー紹介、テックブログなど多様な情報を発信していきます。フォローしていただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします!

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