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【原稿】日本の幸福度を世界一にするために【日本の教育はどう変わったらいいか】

 「日本の教育を変えたい」と言う人は多い。

 私は訊く。

 「どう変えたいんですか?」

 明確に答えられる人はいない。

 
 日本の教育が、どうやら、変わった方が良さそうだな、ということに気づいている人は多い。

 だけど、じゃあ具体的にどのように変えたらいいんですかとなると、誰も明確な答えを持たない。それではきっと、変わるものも変わらない。
 

 小学校、中学校、そして高校。大学。

 この制度を大きく一気に変えるというより、私はそもそも、「自己肯定感」に重点を置いた基礎理解が浸透するべきだと考える。
 
 そして、偏差値やテストの点数のための学校ではなく、「やりたいこと」を学べる学校にすること。
 

 私は地元の公立小学校、中学校に行ったので、高校で初めて地元を出た。県内ではトップの進学校に進学したのだが、なぜかというと私は勉強が心から好きだから。
 そして、入学して落胆した。
 そこで繰り広げられたのは「大学受験のための暗記」だった。これは私には、「勉強」ではなかった。

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