玩具会社のタカラ(現タカラトミー)が80年代に出していたフロッキーの動物ドール「3年2組のなかまたち」で、やんちゃっちゃんが好き勝手に遊んでいる記事を集めました。
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2021年6月の記事一覧
学校、病院、スーパー、美容院、レストラン……いろんな「ハウス」があるけれど。
初代リカちゃんが開発された時、同時にドリームハウス(いわゆるリカちゃんハウス)が開発されていた。というより、当時のタカラとしては、ハウスの構想が先にあったようである。(参考文献『リカちゃん生まれます』小島康弘著/集英社 ←面白いからオススメ。)
幼きやんちゃっちゃんがリカちゃんを入手した頃、遊ぶ舞台はたくさんあった。ハウスは初期の壁のあるものから平面へと移っており(この変遷については『リカちゃん
『3年2組のなかまたち』『やんちゃ学園』に、どうしてこんなに惹きつけられたのか。
『3年2組のなかまたち』の当初の売り出し文句は「やんちゃ!グラフィティ」。ファンクラブの名前は「元気組」、会報は「ワイワイタイムス」。
やんちゃ、元気、ワイワイ。
内気で大人しくて、親からは「外で遊びなさい」、通信簿には「もっと活発に」が決まり文句だった幼きやんちゃっちゃんとは真逆なのであった。
今でこそ、子どもの個性はそれなりに受け入れられているようだが、80年代は「子どもは風の子」。元気
『3年2組のなかまたち』の魅力を引き立てる小物たち
『3年2組のなかまたち』のメンバーには、それぞれ通知表と性格に合わせた小物が付いている。ミーコのような制服組は大抵カバン。当時の中高生が持つ革のカバンを模した形の赤や青のカバン。オープンハンドにプチッと嵌めて持たせることも可能。
ミーコは「ミーハーグループ」所属で、ここのメンバーはグループ揃いの小物はあまりなかったけど、ネコのキャティが代表する「なまいきっこグループ」はカラフルなサングラスでほぼ