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子供は育てない

ちょこです。

今回は子供とのコミュニケーション。

10数年、障害福祉の世界、カウンセラーとして
母と子の関係に介入してきた、現場モリモリの意見です。

きっと教科書通りではないですが、
一つの視点として聞いてやってください。

答えはシンプル。実行も簡単。いるのは踏み出す勇気だけ。

そんなお話です。

子供を育てるとはなにか


子供との関係に悩む方、悩まない方の決定的な違いは
「子供を育てる」という、教育的な視点を持っているか、いないかです。

本当にこれだけだよ、といってもいいくらい違いがでます。

子供を育てる、という思いを抱えている方は
子供だから・・・という前提条件が必ずといっていいほどあります。

大人より劣っているから、教える、という感じでしょうか。
だとすれば、子供は何が劣っているのでしょう。

生きるための能力です。

食べて、寝て、安全に過ごす。
現代ではこれだけではないかな。とちょこは思います。

え!だって、「お友達との関わりとか」「ルールとか」
そう思いますよね。

ちょこはそれについて、はっきり「違う」と答えます。

それは、育てる、とは違うんです。

それは、子供のためではなく、親や社会のため。
子供が主体でなく、外側が主体です。

現代社会では、食べる、寝る、身体の安全は、意識せずとも
守られているわけですから(例害を除いて)
子供は育てなくていい。
というのが前提になるわけですね。

成長は必ず起こる


人に限らず、生物には自ら成長していく力があります。
植物が栄養を求めて木の根を伸ばすように
自分の、素晴らしい、自分らしい姿をめざして成長していきます。

おかさん、おとさん、ともだっちとの関係の中で、
様々な感情を体験し、迷いながらも前へ進んでいくんです。

「感情についてはここに書いてます

子供には元々、「自己成長する力」が備わっています。
可能性が無限にあるんです。

自分でした行動を自分で受け取り、自分なりに修正しながら、
成長していきます。

良いとか、悪いとか、小さな選択肢の中で判断させてしまうなんて
もったいない。

育つとは、経験することです。
子供は、体験の中で自然に学んでいきます。何かを教えたり、何かをしてあげなくていいんです。

子供の成長のためにすること

おかさん、おとさんがすることはシンプルなんです。

子供の成長を見守り、その子自信が目指す先を見ること。

それが、
「お兄ちゃんをやっつける!」
「ごはん食べへん!!」
「ちょこぱい握りつぶす!!」

とかでもいいんですよ。

その結果を受け取り、自分で修正していきますから。

出来ることは、その子の成長をサポートしていくことなんです。

そうしたいんだねー。って寄り添うんです。

その結果、
お兄ちゃんに反撃されて撃沈しても
夜にめっちゃお腹減ってしもても
手がねちょねちょになっても

その時に「どうだった?」って聴いてみればいい。

気付いたら、子供はたくましくなってるし
人の気持ちがわかる、豊かな人生を歩いてくれますよ。

あー。なんだか、書きながら心が揺れました。

良い人生を。




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