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人生の後半へ向けて考えておきたいこと

こんにちは。やなけんです。

8月にしごとのみらいで、こんな記事を寄稿しました。

10ヶ月ほど前ですが、仕事上で大きな立場の変化がありました。

個人的な想いとして、「会社の危機を何回も乗り越えて尽力してきたのに、アッサリとお払い箱か」という悲しい気持ちと、「自分はこの先どうなってしまうのだろう……」という不安な気持ちでこの半年間を過ごしていました。

このままじゃ良くないなぁ……と思い、少しだけ前向きな行動をし始めた矢先の寄稿でした。(ちなみに、まだ立ち直っていません)

40歳の時に転職するタイミングだったのですが、当時はあえて会社に残る選択をしました。いま思えば、この選択が誤っていたのかもしれません。でも……残る選択をしなければ、今の自分ではなかった可能性もあるので(組織開発への興味であったり、コーチング国際資格取得であったり)、悩ましいところです。

30代後半~50代へと年齢を重ねると、同世代の友人や知人で活躍している人がいたり、20代の頃に思い描いていた理想の自分と現状に乖離があって、「こんなはずじゃなかった」「自分の努力が足りない」など、落ち込んだり焦りを感じたりする事があります。

40代半ばになると、病気や体力の衰えなどを感じたり、50代は「役職定年」など仕事上で大きな変化を経験して、私のように「人生の折返し地点」を強く感じる人も多いのではないでしょうか。

人生の折返し地点を感じた瞬間から、心が不安定な葛藤の日々を過ごすことになります。この状態を「ミッドライフクライシス(中年危機)」と言うそうです。

先日読んでいた雑誌でこの言葉を初めて知ったとき、「あぁ、自分はミッドライフクライシスだ……」と、強く感じました。半年間の心の葛藤、ものすごかったですからね。ほんとね、しんどいんですよ。

心が不安定な状態から抜け出すには?

心が不安定な時は、「自分はダメなやつだ」「(人生の)先が見えなくなってお先真っ暗だ」「このままツマラナイ人生を送るのだろうか」と、様々なマイナス思考で頭が支配されていました。

このままじゃダメだなぁと思って8月から少しずつ動き始めたら、真っ暗なトンネルの先にうっすらと光を見いだせたような気がします。

体に鞭を打って行動したのは下記の3つです。

・運動をする(散歩とランニング)

・自分を知る(自分はどんな人間で、何をする人なのかを定義する)

・70歳時点の自分を思い描く

運動をする

運動は正確に言うと「再開した」が正しいです。2018年の健康診断で初めて要二次検査になりました。おかげさまで問題なかったのですが、これを機に健康管理のためにランニングを始めました。昨年末に仕事上で大きな変化があってからは走る気力がまったくなく、走らないので体力も落ちてしまいました。

自分を再起動するために、まずは妻と一緒に近所の森を散歩することから始めました。川のせせらぎや木のざわめき、鳥のさえずりを聴きながら散歩をしていると、心が癒えるのを感じられてよかったです。後に気持ちを奮い立たせて横浜マラソンオンラインへエントリーし、現在、大会に向けてトレーニングを再開したところです。

おかげさまでメンタル面は少し安定してきたと感じています。太陽の光を浴びること、体を動かす事は大切だなぁ。

2018年当時、ランニングを始めるのに参考になった本はこちら。(本の通りにトレーニングを重ねて、2019年にフルマラソンを完走する事ができました)

自分を知る

未来へ進むために「自分の再定義」を行いました。(まだ途中ですが)

自分が何をしてきて何ができるのか?

どんな瞬間に仕事に喜びを感じるのか?

仕事が楽しいと感じた時はどんなときなのか?

自分が大切にしている価値観や、譲れない(曲げられない)ことはなにか?

など、自分がどんな人なのか、何を世の中に提供する人なのかを改めて定義すると、今後の方向性が見えてきそうです。ある程度の方向性が見えて来たと感じていますが、まだまだ自分探しの旅は続きそうです。

自分を知る作業をするにあたって、考え方や心を整えるのに参考になった本がこちら。

特にLIFE SHIFTは、ミッドライフクライシス真っ只中の私にとっては、これからの生き方の指針となる本でした。

70歳時点の自分を思い描く

キャリアコンサルタントに「あなたの70歳、80歳の到達点は何か?」と問われた時に、具体的に何も言えませんでした。ただ、「人の支援をして、喜ばれる事を仕事にしたいなぁ」という漠然とした想いはあります。

70歳の自分を迎えるにあたって役立ちそうなものとしては、資格の取得でしょうか。

日本はアメリカの5年~10年遅れで同じ世界がやってくる――いつの時代もどんな分野でもそのように言われ続けてきました。

「60歳を迎えてもできる仕事を」「人の支援が好き」という理由で国際コーチング連盟の資格を取得しました。また、自分のミッドライフクライシスの原体験から、同じ思いをしている中高年のキャリア支援をしていきたいなぁとも朧気ながら考えています。

しごとのみらいでも、「仕事」について考える事が多いため、国家資格のキャリアコンサルタント取得へ向けて、この冬から勉強しようと考えています。

コーチ界隈では「コーチング × キャリコン」は、非常にポピュラーではあるけど、自分にしか出来ないこと、自分を必要としている人がきっと沢山いるはずと信じています。だって、この半年、こんなに思い悩んだからね。

自分らしく、充実した毎日をあなたへ。

まずは自分自身が充実した毎日をすごせるように「壁」を突破し、少しずつ前に進んで、新しい自分にシフトしていきます。

さいごに

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11月からのコーチングクライアントさんを、ゆるく募集しています。依頼する・しないにかかわらず、モヤモヤしているアナタ、一回軽くZOOMでおしゃべりしませんか?

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