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教えることの姿勢 教育者が、自分の教える相手から、自分も教えを受けようとする気持がなくなると馬鹿になる。 先生課業の者は、沈黙の時間を努めて多く持つ様にしないと気が荒む。    安岡正篤

               

周りを見ると、ちょっとした些細な障害で意気消沈し、方向転換して逃げるか、障害から逃げたと思われたくないが為の言い訳を雄弁に長く語り、他の事をやろうとする人がいる。こう言う人は必ず出来ないし、愚痴が多く人の話を聞かない。聞いたつもり、が多い。

これはどう考えても諦めるべく事、どうしても仕方のない事と、てめえがやる気を失せ、安楽な道に逃げる事の違いを同化させ言い訳する事しか考えてない。こういうのに、ろくな者はいない。

こんな選手や部下を持つジムオーナーや経営者は、そう言う人材を育てていかねばならんが、こう言う上司やトレーナーを持つ者は不幸である。しかしこういう上司は反面教師になるので貴重な経験となる。私はそうしてきた。

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この写真は、言わずと知れた世界チャンピオンの村田氏だが、私は彼のボクシングより、彼の言葉を聞き解読しいつも感動する。本当に素晴らしい事を言う。アマで金メダル、プロで世界を獲っただけではとてもこの男の思考に、この歳では辿り着かない。

きっと亡くなった師匠でコーチだった人を忘却せず敬い、今も敬う人を他に貪欲に求めているのではないか、と思慮する。彼のインタビューでの発言や彼の各記事に、よく世界の偉人の言葉が引用されている事で敬を探し求め、更なる人格向上をしてると推測出来る。

因みに私は彼とは全く面識はなく、性格も知らない。知らずともこう言うナイスガイがプロボクシング界にいる事に、業界は学び、教えを受け自分のスキルアップと共に、活用すべきと思う。

このクラスになると、世界チャンピオンという名声より、彼の侠気から起きる発言、行動により人を助けている、という事実がある。業界人なら何を言いたいか分かる人も多いだろう。

そうすると、彼は日に日に成功するが、彼自身が相談する人が居なくなる様に思う。だから書物や偉人の言葉を追い求めるのではないだろうか。

今回、彼は「成功ほどの失敗はない」と、ある偉人の言葉を引用している発言を読み、何となく彼が孤独と戦い孤独を楽しめればいいなと思った。

さて、冒頭に書いた安岡先生の言葉は深い。私は子供から教えられる事が多い。何せ私は知能指数が子供並みなので、小学生から多くを学び。

そこで笑った貴方に大きなお世話は焼くなと思いつつ、20歳を超えた教え子から学ぶ域にまだ達していない。果たして生きてるうちに間に合うだろうか(笑)。

歴史を学びいい人や言葉と出会い、真剣に物事を考えると、こうした連想ゲームの様に頭が回る。常に本を読み、こうして書いていく事で更に知恵が湧く。言葉を知らぬ事程、哀れな事はない。

本当に学校で教師の話を聞かぬ私であったが、読書だけは欠かさず行い生きてきた。言葉さえ覚えておけば、いつでも勉強はできるし自分を変える事ができる。最近つくづくそう思う。

現状維持になった時、人はそこで終わり、平坦な道でも歩く事ができず転げ、間違った行動や間違った思考の判断すら出来なくなる。

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