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復職観察日記 #10「老害教師やめちまえ」

不定期更新にも程がある私のnote、いつもお読みいただきありがとう。
さて、私と同年代の社会人によくある悩みは「自分たち若手の意見はなかなか受け入れられず、どんなにおかしなことをしても年配は注意されない」ということだろう。
今回はそんな話。

わが校でも、ある教師が生徒さん同士を比べるような発言を該当の生徒さんの目の前でした。
比べられて貶められた生徒さんはどんどん表情が曇っていった。
そのあとの授業での表情は言わずもがな。

それを平気でしている様子だったので、これはマズイと思い、その教師の所属する学年の主任に報告した。
しかし、主任から注意を受けたその教師は言い訳とともに「全部俺の責任なのか!?」と論点をずらしながら自分を守る発言ばかりで認めようとしなかった。
そこで私は、「僕が主任に言ったんです。あの発言はマズイと思ったんです。」とはっきり伝えた。

その翌日、問題の教師から「時間をもらっていいか」と言われ、サシで話すことに。
「密告みたいなことをされて傷ついた。この年になっても信じられてないんやなって思った。」うだうだうだ…

「はい信じてません。」と言いそうになったのは内緒だが、「あの言い方や言葉の選び方は絶対受け入れられないです。」と伝えると「俺なりに狙いがあったんや関係もちゃんとできてるからって思った」との返答。
「考えがあったならそこを説明しながら丁寧にいえば良かったじゃないですか、あの伝え方は片方の生徒さんが比べられたって感じますよ。」とさらに返すと、「俺は焦ってるんや、この学校にはちゃんとしたカリキュラムがないからなにをしたらいいかわからない」とお得意の論点ずらし。

もう訳がわからん。
結局「俺の言葉の選び方は反省せなあかんなって思う。でも俺は焦って…」と、話は平行線のまま決着がつかず、「もういいです」感満載で終了。

そして今日、職員室で各学年打ち合わせをしていると「○○先生(私)と昨日話をしたあと考えてたけど、俺のなかでは狙いがあった。現に今生徒さんはちゃんといい顔をしながら学校にきてる。絶対大丈夫って自信があったから言った。」とわざわざ私に聞かせるかの如く大きなお声でおっしゃっていたのである。
最初に私の名前が出てきたときには「まだ言うとるわしょうもな」と思っていたが、何度も私の名前が出てきていたためだんだん腹が立ってきたのである。

ぶちギレてやろうかと思ったが、仕事が立て込んでいたため別室でしばらく仕事をした。

生徒さんはちゃんと登校しているが、それは結果論。
そんな賭けみたいな物言いで生徒さんと接するのは許せない。
そもそも、夜間中学校のコンセプトとして私は「生徒さんは、ここにたどり着いた」と考えている。
これまで辛い思いや苦しい思いをしてきた人たちへの声かけは気を付けて然るべきではないのか?
傷つけて平気でいるどころか、自分を守ることに全力を傾けるとはクズすぎる。

まあ年上ながらアホやなと思いつつ…。
とは言え、その後もむかっ腹が立ってしょうがないわけで。
帰りで一緒になった先生からは「またあの人言ってたね。昨日の話で終わったのにあんな言い方はないわ。」と言ってもらい、少し落ち着いたような感じ。

その後も色々と考えていたのだが、あの老害教師は本当に「幼い」んだということに思い至ったのである。反省することができない。指摘されることが大嫌い、相手が年下(私はその教師より30歳近く下)なら尚更。言い返すことができなかったから大きな声で「自分は間違っていない」と言い張るしかなかったわけだ。

そんなやつが教師?
しかも生徒さんへの配慮がより求められる夜間中学校で?

センスないしやめれば?
と思うわけで。

私は、自分の信念に従って仕事をしていく。
これは変えるつもりはない。
アホなプライドに振り回されてる老害には負けない。

今日はここまで。
次回もよろしくどうぞ。


皆さんへお願い
励ましのコメントは嬉しいのだが、老害を擁護するようなコメントは必要ないので、書き込まないように。
以前、私に仕事を振りまくる年上同僚のnoteを投稿したが、「その年上同僚は仕事ができるのでは?」との私見をいただいた。
正直、実情を知らない人からの私見は私の苛立ちを増幅させるだけなので控えてほしい。
よろしく。


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