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洋服がコロナ太り防止に役立つ?

前の記事で、ダイエットについて書いたので、今回もダイエットとマーケティングの両方の視点で記事を書きたいと思います。

先日、ニュースを見ていたのですが、
「日本人の4人に1人がコロナが流行し始めてから体重が増加したと回答」
というニュースを目にしました。
コロナによる体型変化の理由はある程度よく言われるものでいうと、
・通勤の減少や運動機会の減少
・ストレスの増加
が、リモートやステイホームなどで外出機会が減少したことの結果として語られることが多いと思うのですが、
僕はもう一つ外出機会が減ることでのコロナ太りの要因があると思います。
それは、仕事着やオシャレ着を着ることの減少です。

コロナ禍でのサイレント太りの増加

リモートでの出社の減少や外出でも大きな街への出ていく機会が減少した人は多いと思うのですが、家で過ごす時の服や家の周辺に少し買い物に行くくらいの服はかなりゆったりしていて過ごしやすい服で移動・生活することが増えたのではないでしょうか?また、外出をすることが減たことによって新しい洋服を買う機会も減ったと思います。
そうすると、ビジネス着やおしゃれ着などある程度自分の体型に合った洋服を着る機会が減り、普段から毎日体重計にのる習慣がある人も少ないため、
久しぶりにオシャレな洋服を着ると「あれ?服がきつい・・・・」という
サイレント太りに陥ってしまう
人が一定数いたのではないかと思うのです。

「おしゃれ着を買う=体型維持装置」という価値づくり

今、業界の中でも化粧品系やファッション系に対する関心度が下がっており、売上も減少しているという話を聞くことがあります。そのときに
ファッションの場合、ECでの販売を拡大していくということは普通にあると思います。ただし、ECでの販売の場合はコロナの影響によって洋服が必要な需要自体が減少してしまっているので前の売上まで戻すのはかなり難しいかと思います。その場合に、洋服を購入する機会を増やす、1回の購入金額を高めるための考え方として、今までの洋服の価値にプラスの付加価値をつけることで違う購入理由をつけていくということが大切になってきます。
その付加価値の視点として「おしゃれ着を買う=友達や恋人と合うときにおしゃれでいれる」というその会う瞬間の価値だけではなく、「友達と会うまでの間に自分の体型を維持するモチベーションをつくる」という期間の価値や「家の近くでもおしゃれ着を着ることで人に見せるのではなく、自分の体型を確認する機会にする」などの新しい理由を提供することで需要を換気していくことができるのではなでしょうか?
コロナという状況の中で、ECなど手段を変えてみる、商品自体を変えるなどもありますが、マーケティング視点で、生活者の変化を捉えて、新しいニーズを作り出すということがコロナがいつまで続くかわからない、コロナ前の生活や価値観に戻らない可能性が高い中で大切だと改めて思います。


そう考えると、コロナの前からスーツの需要がどんどん減っていると思うのですが、スーツはあまり伸びたりしないので、自分の体型を毎日確認するちう価値を持っているとい点で、(実際夏場とかでもスーツをしっかり着ている男性は年齢が上の方でもスマートな方が多い気がします)かっこよく歳を重ねるための最も有効な体型維持手段として改めて見直されても良いかもしれません。

記事を最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

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