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【2021年】過去の上半期ベスト7を見てみよう

 ゴールデンウィーク明けの今日のこの頃(この記事は2022/5/9公開です)。連休が明けると一気に時間が流れて、あっという間に上半期が終わってしまいますよね。
 そこで今回は、過去(2021年)の上半期に聴いた音楽で、私が何をベスト7に選んでいたのかを振り返り、2022年に思いを馳せたいと思います。
 ※採番は聴いた順です。


●2021年に見つけたいいアルバム抜粋

 ここに挙がっている時点で、好きで仕方ない音楽ばかり。(2021年以前リリース含む、上半期ベスト7以外)

1. Goldmund / The Time It Takes(2020)
2. Grandbrothers / All the unknown(2021)
3. Vacations / Forever In Bloom(2020)

5. Another Michael / New Music and Big Pop(2021)
6. Jordana / SOMETHING TO SAY TO YOU(2020)
 この二枚については、こちらの記事でも触れています。

7. The Weather Station / Ignorance(2021)
9. London Grammar / Californian Soil(2021)
11. Flying Lotus / YASUKE(2021)
14. Daði Freyr / Welcome(2021)
16. Bachelor / Doomin' Sun(2021)

17. JAMES HEATHER / MODULATIONS: EP2(2021)
 彼のアルバムについては、こちらの記事でも触れています。

18. Beach Bunny / Honeymoon(2020)
19. Beach Bunny / Blame Game(2021)
21. Kings Of Convenience / Peace Or Love(2021)
22. Kareem Ali / Quantum Blackness(2021)
23. Blue Canopy / Sleep While You Can(2021)
24. Tangents / New Bodies(2018)
25. David Byrne / American Utopia on Broadway (Original Cast Recording) (2019)


●2021年上半期ベスト7

 2021年の自分の好みは、これまで通りアンビエント中心かと思いきや、それと併せポストロック系がアツくて盛り上がりました。夜がかっこよく/ひんやり決まるアルバム多め。(2021年リリースのみ)

4. Puma Blue / In Praise of Shadows(2021)

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 過去のEP“Blood Loss"が大好きなので、デビューアルバムで雰囲気が変わったら…と不安だったけど杞憂だった。新たな一面もありつつ、根底にある、“陰影礼賛”(アルバムタイトルは“陰影礼賛”の英訳)に通じる影の雰囲気は変わらず。じっくり浸れる一枚。


8. Black Country, New Road / For the first time(2021)

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 ザラザラした音色、緩さと緊張感がない混ぜになった雰囲気。今時な感じもありつつレトロな部分もあるように思う。ライブで聴きたいタイプ。
※まさか今年(2022年)になって、フロントマンのアイザック・ウッドが脱退するなんて、当時はまだ思っていなかった……。


10. Alfa Mist / Bring Backs(2021)

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 この人のジャズは、R&Bとかヒップホップとか色んな要素を引き継いでるからか、ジャズに明るくない自分でもとっつきやすい。落ち着くのにワクワクする、季節や時間を問わずふとした時に聴きたくなる。


12. Yard Act / Dark Days(2021)

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 がびがびに尖った音、とにかく捻くれたポストパンク。オール明けの、晴れ渡る朝焼けの道端みたいな気分になる。やさぐれてるのに悪い気はしないあの感じ。最高に好きな悪友。
 このアルバムについては、こちらのエッセイでも触れています。


13.Royal Blood / Typhoons(2021)

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 ヘヴィなのに踊れるロック!ベースボーカルとドラムで、こんなにゴリゴリのロックになるとは。ベースの音が重たいから、高めなボーカルやタイトなドラムとのバランスも良くて最高。


15. black midi / Cavalcade(2021)

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 悪童たちが笑いながら鋭い音楽の大砲をドカドカ撃ってくる。0から100へと一気に突き抜ける音の波に圧倒される。これを騒音だと言う人も、子どもに悪影響だと立腹する人も、痺れる名盤と言う人もいるだろうけど、私はライブに行くんだ。
※2021年にチケット取ったのだけど、来日は中止に。まだその後どうなったかわからないという宙ぶらりん状態……。→2022/05/10に12月の来日がアナウンスされました。わーい!


20. RY X / Live from the Royal Albert Hall(2021)

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 オーケストラと一緒に演奏されたライブ音源。神聖な儀式を覗いたような、誰かの独り言を聴いたような、宇宙や深海に似た美しい暗闇の中の光を見たような…。ひたすら浸れる。立ち会った人々が羨ましい。


 もうあれから一年も経つのか……というアルバムもあれば、まだ一年か!というものまで色々ありました。趣味が偏っているのがわかったのも興味深いです。
 2022年の上半期ベストはどんな顔ぶれになるのか、今から楽しみです。


※本作は、こちらの記事を元に編集したものです。


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© 2022 Aki Yamukai


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