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だってロックの日だから ~ずっと好きな2010年代ロック

 6/9はロックの日! だもんで、今回は2010年代リリースで今でも好きなロックの曲をご紹介したいと思います。(曲名後の年号は、収録アルバムのリリース年です)

 ちなみに、2021年のロックの日には、2000年代の曲を取り上げました。2000年代は取り上げたいロックが多すぎて、ちっとも書き切れていませんが……。あわせてぜひどうぞ。


Two Door Cinema Club / I Can Talk(2010)

  私の中で、彼らと言えばこのアルバム"Tourist History"の印象が強いですね。軽妙な曲調が彼ららしくて好みです。

The xx / Angels(2012)

 好きになったのは2016年。このライブ動画を見て、The xx沼に落ちたんですよ……。確か2018年の来日公演の最後に演奏されたのがこの曲で、聞いた瞬間私は号泣しました。


Fun. / We Are Young ft. Janelle Monáe(2012)

 Fun.の代表曲と言っても過言ではないでしょう。人気ドラマ『Glee!』でカバーされたことでお馴染みですね。この曲が収録されたアルバム"Some Nights"は名盤だと思います。


凛として時雨 / abnormalize(2013)

 テレビアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のOP曲。このイントロが聴こえるだけでそわっとする緊張感と疾走の予感がたまらなく好きです。


The 1975 / Chocolate(2013)

 イントロからアウトロまでずっとキャッチ―、一度聴いたら忘れられないインパクトがあります。The 1975と言ったらこの曲だなあ。


London Grammar / Night Call(2013)

 テレビCM「Xperia Z3 エクスペリア」で使用されていたことがきっかけで知りました。オリジナルはKavinskyによる2010年の同曲で、映画『Drive』のタイトルシークエンスに使用されています。オリジナルはゴリゴリのエレクトロニカ。曲の雰囲気が全く違うので驚きました。


BRADIO / Flyers(2015)

 テレビアニメ『デス・パレード』のOP曲でした。死を題材にした暗めのアニメの内容とは真逆、陽気なファンク・ロックな楽曲が当時話題になりました。聞くと元気になれる圧倒的ゴキゲンソング。シュールにダサいMVも大好きです。


HONNE / WARM ON A COLD NIGHT(2016)

 タイトル通り、心が温かくなる楽曲。冬になるとふと聴きたくなります。ユニット名のHONNEは日本語の「本音」から来ており、彼らが立ち上げたレーベル名が「Tatemae Recordings(建前レコーディング)」だったりと、なんだか親近感がわいてしまいます。


Minor Victories / A Hundred Ropes(2016)

 聞きなれないバンド名かもしれませんが、SLOWDIVEのRachel Goswell、EDITORSのJustin Lockey、MOGWAIのStuart Braithwaite、そしてJustinの兄弟でフィルム・メイカーのJames Lockeyによるとんでもないユニットだと申し上げれば、楽曲の良さもお分かりいただけるかと思います。アルバムもとても好きです。また活動して欲しいな……。


パノラマパナマタウン / シェルター(2016)

 俺たちのJ-ROCKの音がするぜ……! そんな楽曲。2018年にアニメ『十二大戦』のOPに抜擢された時は結構驚きました。そちらの曲も好きです。


Daughter / No Care(2016)

 全体的にダウナー、スローテンポ、霧のようにかすんだ曲調の多い彼らの中で、恐らく一番BPMが早くビートの輪郭がキリッとした曲。だけどいつも通りの不安定さがあって最高に好きです。
 この曲については、カクヨムでかなり熱っぽくエッセイで語っておりますので、よろしければぜひ。


Phoebe Bridgers / Motion Sickness(2017)

 アルバム"Stranger in the Alps"収録曲で、私がいまだに彼女の曲の中で一番好きな楽曲。最初のギターを聞くともう、心をぎゅっと締め付けられる……。ありがとう。大好きです。


Sundara Karma / Flame(2017)

 アルバム"Youth Is Only Ever Fun in Retrospect"(2017年)収録曲。ちょっとサイケな雰囲気もあるロック。個人的には、イヤフォンやヘッドフォンの試聴でよく使う曲のひとつです。尖った高音や重たい低音、距離感のある音の表現を確かめるのに重宝します。


Snail Mail / Pristine(2018)

 この、ちょっとかったるそうでガサガサした音色が大好きですね。このアルバムで彼女を知ったので、やはり今でも思い入れがあります。


Parcels / Lightnup(2018)

 Daft Punkがプロデュースした楽曲"Over Night"を含むデビューアルバムの収録曲。来日ライブでは、お洒落体操で楽しませてくれました。この曲のイントロ、ちゃかちゃかギターがもう好き。


King Gun / Prayer X(2019)

 テレビアニメ『BANANA FISH』のED曲でした。私はアニメがきっかけでKing Gunを知ったので、長いこと音源でしか彼らを知らず、ボーカルをずっと女性だと思っていました。ハイトーンすごい。

 

CHON / Ghost(2019)

 超絶技巧のインストバンド。メタルが強いことでお馴染み、アメリカのSumerian Recordsと契約しているのですが、彼らの楽曲を広い目で見るとプログレとかマスロックという感じ。だけど高速ユニゾンとか、所々にメタル技術を感じます。


 去年のロックの日で取り上げられた2000年の楽曲があまりに少なかったので、今年は奮発してみたらキリがないことに気付きました。だから去年は厳選して少数精鋭、その代わりコメント長めでお送りしたんでしょうね。

 2010年代は新しい音楽をいっぱい見つけて、今も続く新たな沼に次々に落ちていったんだなぁと懐かしくなりました。そして、邦楽の情報がアニメ経由ばかりなのも、ほんのり自覚はしていたもののここまで偏ってるとは……!
 それにしても、ロックって概念はびっくりするほど広いですね。ありがとうロック、存在してくれてありがとう……!

 まだまだ好きな音楽はたくさんあるのですが、2022年のロックの日はこの辺りで。もし来年があるならば、またお会いしましょう。



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