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#おすすめ名作ドラマ「すいか」(2003年)
小林聡美、小泉今日子、浅丘ルリ子、他
あらすじ
主人公は「自分らしく生きられない」2人の女性たち。世のしがらみでガンジガラメになり、ニッチもサッチもいかなくなってしまった女性と、他人とのしがらみをもって生きていくことが、面倒くさくて、怖くてたまらなくなってしまった女性。そんな、時代から落ちこぼれた2人が、「賄い付き下宿」という、まさに時代から取り残された場所で出会い、暮し始める。そしてそこにはもう2人の女性が…。そしてもう1人、人生を変えようと会社の金3億円を横領し、日本中を逃げ回っている女性も…。それぞれが新たな生き方を見つけ、ちょっとだけ成長し、幸せになっていく。そんなそれぞれの人生をユーモラスに描くコメディドラマ。見終わった後に思わず微笑んで、幸せな気分になれる物語です。
木皿泉(&山田あかね)脚本のドラマで、好きなドラマだった。
視聴率はあまりよくなかったらしいが、いくつも賞を受賞しているらしい。
第41回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、第21回ATP賞テレビ記者賞、第22回向田邦子賞(木皿泉)を受賞。
主人公がかわろうとする姿の描き方や、同僚が事件を起こした理由が「なーんかばかばかしくなった」だったか「なーんか嫌んなっちゃったんだ」みたいなことを言っていた(と記憶している)のが印象的だった。
もう大筋とドラマ全体の雰囲気が好きだったことくらいしか覚えていないのだけれど、今も好きなドラマだ。
下宿先の住人や大家さんとのやりとりなどが描かれて、良いドラマ、素敵な作品だったと思う。
それから、小林聡美演じる基子の衣装も好きだった。どこの服なんだろうと気になって調べたら、確か古着でスタイリストが用意したもので、同じものは手に入らないのか、と、残念に思ったのも覚えている。
昔は夕方によくドラマの再放送が放送されていたのたけれど、このドラマは、なぜだか全くと言っていいほど再放送されなかった。
一度だけ珍しく再放送された事があって、それはうっすら覚えている。確かそれきりではないかな。
後にシナリオブックなるものがあることを知り、購入したいと思ったら、既に絶版になっていてがっかりした。
今回記事を書くためにWikipediaを見たら、2013年に書籍が出ていたことを知った。『すいか2』には、「オマケ」として、主要登場人物の10年後が描かれているらしい。知らなかった~。
こんなシーンあった気がする、程度の記憶しかないのだけれど、とにかく好きなドラマだったということだけはハッキリと覚えている。
また観てみたいな。
素敵な作品です。
<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>
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