ありまつ中心家守会社

名古屋市有松にある遊休不動産の利活用から、にぎわいづくりやエリアブランディングに取り組…

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名古屋市有松にある遊休不動産の利活用から、にぎわいづくりやエリアブランディングに取り組むサービス会社です。 https://yamori.armt.jp

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最近の記事

2023活動報告

コロナの5類移行後、今年もあっという間に過ぎていってしまった感覚です。対面でのイベントや活動が増えてきた一方で、まだまだ停滞する経済状況などすぐに復活とはいかない実感があります。 私たち、ありまつ中心家守会社も年間を通じてさまざまな取り組みがありました。こちらの記事で振り返りたいと思います! 1-3月行政と取り組む前年度から取り組みプロジェクトの発表が重なる次期。クライアントワークと同時に、さまざまな発表がありました。 商店街オープン Vol.5 2022年度から引き

    • 【クラファン挑戦中】名古屋・有松絞りの産地で挑戦できるレンタル キッチン・スペースをつくりたい!

      こんにちは、ありまつ中心家守会社の浅野です。今年の冬は平均よりも温かいそうですが、朝晩の冷え込みを感じるようになってきましたね。そんな寒空の下、有松ではとある古民家の改修工事が続いています。 前回の記事では「まちの社交場」として、有松の旧理容室をお土産屋&おにぎり屋さんにリノベーションしたいと意気込んでいたのですが、さまざまな理由が重なり残念ながら停滞しております。一方で新たに動き出した、現在進行中の工事とは、私たちが2024年春のオープンを目指すレンタルキッチン・レンタル

      • 有松に「まちの社交場」を──空き店舗活用「シン・セヴィラ・プロジェクト」とは

        名古屋市・有松界隈で「一体何が始まるんだろう…」と話題になりつつあるinstagramアカウント「シン・セヴィラ・プロジェクト(@new.sevilla.pj)」は、名古屋市が空き家・空き店舗の利活用に取り組む令和4年度 ナゴヤ商店街オープン(以下、商店街オープン)の一環で誕生しました。プロジェクトの背景と展望を参加メンバーとともに語り合いました。 ナゴヤ商店街オープンで「まちの社交場」を考える── 有松として商店街オープンに参加したきっかけは? 武馬|有松エリアのにぎわ

        • 有松を捉える視座 シリーズ01|観光とまちづくり/根尾文彦 先生

          30年以上、旅行代理店で主に海外観光旅行の企画販売に従事した後、桜花学園大学で観光によるまちづくり研究をおこなう根尾文彦教授。学生と有松をフィールドワークで訪れてから随所に「質の高さ」を感じたと語る根尾教授に、有松の魅力を伺いました。 (本記事はバンベール有松が発行する『Life Archives Arimatsu vol.1より一部加筆修正を加えて転載』 ──有松に関わりはじめたきっかけは 名古屋市内で生活をしていますが、大学に着任するまで有松は3-4回くらいしか訪れ

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        • ネイバーフッドアリマツ
          3本

        記事

          つくりながら暮らすウェア「ゆあん」のパンツでクラファン挑戦中!

          有松発!つくりながら暮らすウェア「ゆあん - YUAN」 有松・鳴海絞りの技法によるシワを生かしたドット柄パンツを PROJECT NAGOYA GONA!のクラウドファンディングにて受注開始 名古屋市緑区有松を中心に遊休不動産の利活用、地域振興イベントの企画運営などをおこなう合同会社ありまつ中心家守会社(本社:愛知県名古屋市、共同代表:浅野 翔・武馬淑恵・山上正晃)は、『ナゴヤに新しい変化を起こす。』をテーマにしたクラウドファンディングサービス「BOOSTER by PA

          つくりながら暮らすウェア「ゆあん」のパンツでクラファン挑戦中!

          参加者数1000―1500名|アリマツーケット開催で気をつけた3つのポイント|コロナ下でのイベント開催

          こんにちは、アリマツーケットを運営するありまつ中心家守会社の浅野です。私たちは2021年3月7日、名古屋市緑区の有松天満社にて「アリマツーケット=ありまつ+マーケット|であう×まなぶ×ひらめく ものづくり文化に触れる体験型マーケット」を開催しました。 2019年6月に初回を開催し、2020年11月と次いで今回で3回目となります。地域の方々にゆっくりと認知されているのかなぁと感じられるほど、リピートで参加してくださる地域住民の方や出店者さんのファンの方、おおよそ1,000名程

          参加者数1000―1500名|アリマツーケット開催で気をつけた3つのポイント|コロナ下でのイベント開催

          セミナー動画公開|円頓寺商店街におけるナゴノダナバンクの取り組み|市原正人|ネイバーフッドアリマツ

          / 📣セミナー動画公開 .地域の魅力を掘り起こす、ナゴノダナバンクの取り組み \ 2021年1月17日に開催されたオンライン連続セミナー「ネイバーフッドアリマツ」の第3回目を開催いたしました。 「円頓寺商店街におけるナゴノダナバンクの取り組み」と題し、市原正人さんにご講演いただきました。2000年ごろ、那古野で古民家改修のプロジェクトを通じてエリアの魅力に気が付き、地域住民の方と交流を重ねたことが那古野エリアに関わるきっかけと話す市原さん。名古屋駅から徒歩5-10分ほどの

          セミナー動画公開|円頓寺商店街におけるナゴノダナバンクの取り組み|市原正人|ネイバーフッドアリマツ

          【ツアーレポート】見た!染めた!触れた!買った!  有松絞りの世界を堪能 おたからめぐり アリマツアー  「手ぬぐいの絞り染め体験+絞りの浴衣購入ツアー」

          こんにちは、アリマツアー事務局の武馬(ぶま)です。 「おたからめぐり アリマツアー」とは、重要伝統的建造物群保存地区や日本遺産で知られる有松エリアのおたからを集め、絞染色のまちをもっと身近に感じられる、驚きや発見が詰まった体験型のプログラムです。 今回、プレツアーと称して開催した「手ぬぐいの絞り染め体験+絞りの浴衣購入」の様子をレポートします。 開催したのは、梅雨もまだ明けていない7月4日、5日の土日。名古屋市内外から合計13人の方が参加しました。ツアーは、有松のシンボル

          【ツアーレポート】見た!染めた!触れた!買った!  有松絞りの世界を堪能 おたからめぐり アリマツアー  「手ぬぐいの絞り染め体験+絞りの浴衣購入ツアー」

          セミナー動画公開|クラフトツーリズムが拓く新しい産地コミュニティ|新山直広|ネイバーフッドアリマツ

          / 📣セミナー動画公開 .新山さんが仕掛けるRENREWとその広がり \ 2020年11月27日に開催されたオンライン連続セミナー「ネイバーフッドアリマツ」の初回を開催いたしました。 「クラフトツーリズムが拓く新しい産地コミュニティー」と題し、TSUGI代表で産業工芸観光プロジェクトのRENEWを福井県鯖江で立ち上げた新山直宏さんに取り組みを伺いました。 4つの視点〈支える・作る・売る・醸す〉で鯖江を中心に、産地のブランディングをおこなうTSUGIが、もっとも注力してい

          セミナー動画公開|クラフトツーリズムが拓く新しい産地コミュニティ|新山直広|ネイバーフッドアリマツ

          クラフトツーリズム✕ストリートデザイン✕リノベーションまちづくりから考える、ものづくりのマチの未来

          (2021年1月27日追記)ページ下部に動画アーカイブを追加しました。 ─ こんにちは、「つくりながら暮らすことのサポート」をおこなう、ありまつ中心家守会社の浅野です。 新型コロナウイルスは私たちの生活に大きな影響を与えています。移動や交流などが新しい生活様式に変容するなか、GOTOトラベルキャンペーンの効果も感じられず、交通・観光業などを中心に一部の産業で深刻なダメージとなっています。しかし、住まい周辺のエリアが持つ魅力を見直す機運と相まって、地域ならではの文化や体験

          クラフトツーリズム✕ストリートデザイン✕リノベーションまちづくりから考える、ものづくりのマチの未来

          名古屋市のまち並み保存地区 第1号「有松」の伝統的建造物をマッピングしてみた

          ありまつ中心家守会社の浅野です。 2016年7月、有松の町並みが重要伝統的建造物群保存地区に選定されたことはご存知でしょうか。通称、重伝建(じゅうでんけん)と呼ばれるこの取り組みは、文化財保護の観点から、日本の歴史的な町並みを面的に遺そうとするものです。その評価の対象は、建物や土蔵は当然のこと、門や塀、石碑といったものにまで及びます。 文化庁発表要旨によると選出の理由は下記のとおりです。 名古屋市有松伝統的建造物群保存地区は、慶長13年(1608)の尾張藩の移住奨励によ

          名古屋市のまち並み保存地区 第1号「有松」の伝統的建造物をマッピングしてみた

          有松にあつまる、つくるまちの魅力

          私たち合同会社ありまつ中心家守会社は「つくりながら暮らす」を掲げ、名古屋市緑区有松にある重要伝統的建造物群保存地区周辺にある遊休不動産の利活用を通じて、ナリワイとニギワイづくりに取り組んでいます。 エリア内外問わず有松に関わるすべての人と、価値のある関係構築を担うコミュニケーション・マネージャーの武馬淑恵。市役所職員から転身し、「有松との関わりしろをつくる」ことを次なる目標とする彼女が思う、有松の魅力を聞きました。 ───── 行政からまちの人へ2008年4月、名古屋市

          有松にあつまる、つくるまちの魅力