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"Be Unique" 自分を信じる勇気が湧いてくるU-29世代のキャリアストーリー≪vol.1≫

「やりたいことは何ですか?」
「何を目指しているんですか?」

あなたなら、何と答えますか?


学生時代~社会人になったばかりの頃、こういった質問に答えるのが苦手でした。

なぜかというと、やりたいこと・目指したいものが無かったから。

でも、いま思えば、当時はやりたいと思えること・目指したいと思えるものを"知らなかっただけ"だったのかもしれません。


それから少し経って、偶然が重なってやりたいと思えること・目指したいと思えるものに巡りあうことができ、一生懸命に働きました。はじめは無我夢中になっていたんですが、ある時ふと不安になることもありました。

「このまま働いていった先に、どんなキャリアがあるんだろう。ちゃんと次のステップに繋がっているだろうか」

これもまた、いま思えば当時はロールモデルを探し当てて、自分がやっていることを正当化し、"安心したかった"だけだったのかもしれません。

たくさんの方のいろんな部分からヒントを集めて、自分の軸でオリジナルな生き方をすればいい。そして、自分自身がその選択を肯定し、正解にしていけばいいじゃないか。そう思えるようになってから、不安は徐々に消えていきました。


こうした経験をしてきたのは、僕だけではないと思います。特に20代の方の中には、いま当時の僕のような気持ちを抱えている方がいたり上記のような内容に共感を寄せてくださる方がいたりするんじゃないかなとも思っています。


「いろんな仕事・働き方を知れる。オリジナリティを発見・肯定できる。そのうえ、理解しあえる友人・メンター・ロールモデルになりうる同世代とも出会える。そんな場所があったらいいなあ…」

そんな風に考えていた時、西村さん(複業研究家/HRマーケター/HARES CEO)に知り合いました。昨年の秋ごろでした。

「10~20代のユニークなキャリアストーリーをたくさん発信したり、ユニークな29歳以下の人たちが交流したりできるような場を作りたいと思ってるんだ」

その話を聞いて、すぐに参加したいと伝え、最初はカメラマンとして少しずつ関わらせていただく機会が増えました。


その頃伺っていた構想がさらに深まり、明文化されたのがこちらの記事。

29歳以下の同世代がそれぞれのユニークネスを信じ、のびのびと生きていくための支えとなるようなサードプレイスを一緒に作っていきたい。


今回は、平日の朝に29歳以下のユニークな方々のキャリアストーリーについて公開インタビューをしている『U-29 Carrer Lounge』(通称「ユニキャリ」)開催数30回突破を記念して…

まとめ記事を作らせていただきました!


ユニークなU-29世代のインタビューには共感と学びが詰まっていて全部面白いのですが、今回は僕が撮影や制作に携わらせていただいたものからピックアップさせていただきます。


言語化された感性は武器になる。

小杉卓さん
書家 

何か「あ、いいな」と思ったものを、きちんと言葉で説明してみることですね。いい音楽だなと思った時に、どういい音楽なのか。この音がすごく好きだと思ったら、どんな和音でできているのかを仕組みまで見ようとする。すると、きちんと理由や裏付けのある感性になるし、自分の感性はそういうものに響きやすいっていう自己認識にもなると思うんですよ。そうなった時に、それは武器になると思います。

マイクロソフトから書家へ。異色なキャリアを持つ小杉さんのお話では、何気なく普段感じていること、一つひとつの感覚が自分自身への理解を深めることができるきっかけになりうる、という気付きをいただきました!


反対者が一番のファンになることも。

中川 絵梨さん
プロ・ドローンレーサー

ドローンレースのことを、または私の挑戦を口にした時に、マイナスなことを言われても、「おっ!?きたな〜!!なんなら味方につけて一番のファンになってもらうからな〜」という姿勢でやってます。

そんな姿勢で物事を進めていくと、意外とうまくいきます。逆にその姿勢を取れず、へこんでしまうこともあるのですが、そういう場合は本当にやりたいこととは違うことをしてしまっているのかもしれないと思うようにしています。

マイナースポーツである「ドローンレース」を極めたいと宣言した時、応援してくれる方もいれば心配であるがゆえに反対した方もいたといいます。挑戦したいこと、やりたいことをに反対された時、どう捉え、振る舞うべきか。


人見知りだけど、恥知らず。

中山 一貴さん
東洋経済新報社「業界地図」副編集長

恥知らずなんです。人見知りな部分はあるのですが、恥はかいてもいいと思っています。後でお風呂に入って恥ずかしかったな、と考えればいいかなと。とにかく、思ったことはなるべく言う。

たとえば学生時代に「記者になりたい」と思っていたわけですが、そのときもメールの署名に「2020年までに日本と中国をつなげるフリージャーナリストになる」といったことをずっと書いていました。そこから中国系のイベントの話が舞い込んできたり、「記者になりたいんだよね」と紹介してもらえるようになったり。正直恥ずかしいんですが、やっぱり宣言しておくと機会を呼び込める気がします。

入社3年目であの「業界地図」の編集長に抜擢された経歴を持つ中山さん。ビッグチャンスを引き寄せ、掴むことができた背景にあったのは「宣言する」というマイルール。


「ハッタリ」を正解にするために。

竹信 瑞基さん
株式会社COUNTERWORKS 事業開発

僕の勉強ステップはこのような感じです。

①なぜそれに興味を持っているのか言語化し、意義づけ
②自分のやりたいことと紐付けて勉強するジャンルを絞る

最初は、ハードルを下げることを大事にしていたんです。書籍にお金をかけても、なかなか読めずにいると罪悪感が生まれて逆に動けなくなってしまうので、毎朝Web記事を読んでメモをするというところから始めました。

僕自身はサボり屋なので、三日坊主を防ぐために小さく重ねていく。そしてWeb記事が完全に理解できたと思ったら書籍で勉強して、また分からないものが出てきたらWeb記事読み返したり、それでも分からないものについては専門家の方に聞きに行ったりしていました。

大学1年で子供を授かり、大学2年生で結婚をした竹信さん。奥さんやそのご家族と真剣に向き合い、「稼ぐ覚悟」を決めてからのお話が印象的でした。

冷静に市場を観察しながら、飛び込んだのはマーケティングの世界。これまでスキル・経験を積み上げてこられた中で培ったという「ハッタリ」からの自学自習スタイルは、とても再現性を感じ、勉強になりました!


答えは、外ではなく内(自分の中)にある。

中野 笑里さん
美容ライター
メンズ美容メディア「danCe」編集長 

答えは絶対外ではなく内(自分の中)にあると思っています。徹底的に自己分析をして、自分がやりたいことを探してほしいです。

また自分のやっていることに納得していないと、その仕事で成果を出すことは難しくなります。成果が出せないとやりがいも感じず、負のループになってしまう。自分が納得する道を歩むために自分の考えを深掘りして「何が好きか」や「何をやりたいか」を明確にしてほしいです。

学生ライターでキャリアをスタートした中野さん。26歳までに会社員、フリーランス、メディアの立ち上げなど、様々な意思決定をしてきました。

「自分のやりたいことやキャリアのヒントは、「外」ではなく自分の「内」にある」そう信じる彼女の言葉に触れると、自分を信じる勇気が湧いてくるような感覚を覚えます。


最後に

今回は、平日の朝に29歳以下のユニークな方々のキャリアストーリーについて公開インタビューをしている『U-29 Carrer Lounge』(通称「ユニキャリ」)開催数30回突破を記念して、まとめ記事を作らせていただきました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!


今後も活動を通して、100人100通りのキャリア、価値観、ストーリーを伝えていくことで、20代を生きる方々が自分自身のユニークネスを信じ、発揮しやすいきっかけ・場づくりを行っていきたいと思います。


今月もまた魅力的なゲストがいらっしゃいますので、ご興味ある方いましたらぜひお越しください!

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