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一人泣きたくなるほどの苦しみがあったからこそ、得られた喜びがあった。

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通りすがりのお父さんや駐車場で団子屋をやってるお兄ちゃん。いろんな人が声をかけてくれて、それぞれの形でこの旅を応援してくださる。毎日そんな予想もできない出会いがある。それがなかったら、とっくに心は折れていた。この日は、そんな出会いが一番多い1日だった。


2017.8.9
囲炉裏を積んでリアカー旅、17日目。

川内 → 西方

“ 喜びを目一杯感じるために、深い苦しみがあるんだ。”



この日は、歩き始めてすぐに雨が降ってきた。

雨宿りをしながら進む。


出勤中っぽいお兄ちゃんが朝ごはんをくれた。

そして、なぜか記念硬貨もくれた!


コンビニが目に入って休憩しようとしたら、同じ敷地内にコインランドリーもある!

たまっていた洗濯物を機械につっこみ、涼しいコンビニで休憩♪

コインランドリーに来てたおばあちゃんと仲良くなって、世間話をぺちゃくちゃしながら洗濯を手伝ってあげる(笑)


最近は人に助けてもらってばっかりだったから、なんでもいいから僕も誰かの役に立ちたかった。



そこから、また先の見えない峠道をただ歩く。


なんだか心が揺れて、体が重い。

気持ちが落ちて、道も険しく、終わりも見えない。


そんな時は、どうしようもなく辛くなる。

「ちょっとごめん。」と言って寄りかかれる相手もいない。


こうなると、もう視野が狭くなり、自分の中での葛藤にばかり気を取られる。


何度も立ち止まった。何度も座り込んだ。

そして、また歩いた。



トンネルを抜け、休憩しようと立ち寄ったローソンで “ミラクル” は起こった。

「あの、市内からリアカー引いてる子だよね?
 うちに寄って来なよ。」


その人は、この日の目的地にしていた西方でお店をしてる人だった。

先月鹿児島市内で泊まったゲストハウスのオーナーさんが西方周辺の知り合いに声をかけてくれていて、この時ぼくが出会ったのはそのまた知り合いの方。

「お店まで頑張って。屋根のある場所、貸してあげるから。」


その方と別れた後、身体と心が軽くなり、見える世界も明るくなった。

「よし!いける!!」


1時間後、無事にお店に着くことができ、近くのお宅でご飯もいただいた。


さらに、MBCラジオの関係者の方から連絡があり、明日の朝のラジオ番組への出演も決定した!



この日は、心と体が本当に苦しかった。

それでも、その瞬間をなんとか乗り切った先に“奇跡”と思えるような出会いがあって、思ってもなかった展開が待っていた。


「ああ、この喜びを目一杯感じるために
 あの苦しみがあったんだなあ。」


【現在地は、ココ!】


− end −


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

僕は、いま囲炉裏をリアカーに積んで歩いています!

今後の行脚活動にご支援いただける方がいたら、よろしくお願いします!!

行脚中の宿代・生活費などに充てさせていただきます !


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