山本典史

化学の学びを身近にすること・化学の楽しさを伝えることに興味を持っています。私立大学の教…

山本典史

化学の学びを身近にすること・化学の楽しさを伝えることに興味を持っています。私立大学の教員で、専門はコンピュータ化学。コンピュータを使って、生体分子や機能性材料の解析に取り組んでいます。https://yamnor.me

最近の記事

PuzMol の作品例:星くずの分子(ナイアシン、ウラシル)

    • SBN - Super Binding Notebook

      ちょっと前、いつも持ち歩いている筆記用具類「しろものぶんぐ」について書いた。 ノート類は「黒」が好き。でもまあ、モレスキンやソフトリングノートは定番だよね。 だから、あまり知られていないかなと思うけれど、気に入って使い続けている「SBN - Super Binding Notebook」を紹介してみる。 SBNは、シンプルなモノクロ絵が素敵なイラストレーターNoritakeさんが制作されたノート。A5サイズで、紙を挟み込むタイプ。 No Rules。購入時に付いていた

      • しろものぶんぐ

        #わたしの筆箱紹介 という、文具好きには見逃せないタグを目にしてしまったので、参戦。筆記具類は「白」、ノート類は「黒」が好き。 ■ ペンケース:無印良品「ポリプロピレンペンケース 横型 小」 シャープペンシル(SMASH)のペン先を曲げてしまって以来、ペンケースにはハードタイプを選んでいる。 ■ シャープペンシル:ぺんてる「SMASH 0.5」 限定カラー軸のホワイトをベースに、ガンメタリックのパーツを組み合わせたもの。たぶん、このカラーリングでは市販されていないんじ

        • 日本化学会・春季年会で PuzMol の開発・教育実践について発表します

          2024年3月18日〜21日に、日本大学理工学部・船橋キャンパスで、日本化学会第104回春季年会が開催されます。 私が開発してきた分子パズル PuzMol について、化学教育分野の先生方からアドバイスをいただければと思い、下記の内容で春季年会に発表を申込んでみました。 ■ 題目 分子パズル PuzMol(パズモル)の開発と教育実践 PuzMol: Molecule-building Puzzle ■ 要旨 PuzMol は原子をつないで分子をつくるパズルです。ペー

        PuzMol の作品例:星くずの分子(ナイアシン、ウラシル)

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        • PuzMol 通信
          山本典史

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          サイエンスアゴラ2023に PuzMol を出展します

          11 月 18 日(土)〜 19 日(日)、お台場のテレコムセンタービルで開催される「サイエンスアゴラ 2023 」にて、「日本コンピュータ化学会」の展示ブース(テレコムセンタービル 3F)に来ていただくと、分子パズル PuzMol を体験していただけます。 今回、日本コンピュータ化学会の企画タイトルは「生きものを動かす星くずが気になる!」。探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った岩石に含まれていた生体分子など、PuzMol でカタチを作ってみながら、生命や

          サイエンスアゴラ2023に PuzMol を出展します

          パズル通信ニコリに PuzMol が登場

          いろいろなパズルが載っている「パズル通信ニコリ」。2023年秋号(Vol. 184)の特集は「理科」ということで、パズルのような分子模型「PuzMol」の魅力を紹介していただきました。 パズルのように組み立てながら分子に親しんでもらえれば、ということで名付けた PuzMol が、パズル専門誌に紹介いただけること、とっても嬉しく、また、誇らしく思っています。 取材していただいた編集者の方は、実は、修士課程では分子科学(レーザー分光)を専門にされていたとのことで、PuzMol

          パズル通信ニコリに PuzMol が登場

          PuzMol のウェッブサイトをつくりました

          パズルのような分子模型 PuzMol の情報発信の窓口として、PuzMol.com というウェッブサイトをつくりました。 PuzMol.com では、パズルのように組み立てる「ペーパークラフト版」と「ウェッブアプリ版」の PuzMolについて、そのコンセプトや使い方、いつかの活用例、そして、開発者の想いなど、この新しい教材のアイデアに興味をもっていただいた方にまずはお伝えしたいことをまとめています。 一方で note では、新しく「PuzMol 通信」というマガジンを作り

          PuzMol のウェッブサイトをつくりました

          東レ 理科教育賞・企画賞を受賞

          このたび、パズルのような分子模型 PuzMol のペーパークラフト版を考案したことに対して、公益財団法人・東レ科学振興会(後援:文部科学省)より、2022年度東レ理科教育賞・企画賞に選出していただきました。 東レ理科教育賞・企画賞は、中学校・高等学校の理科教育において、新しい発想と工夫考案にもとづいた企画・開発に対して、毎年度10件程度が選出されるそうです。 ペーパークラフト版 PuzMol は、身近で安価な材料の「紙」で作った、パズルのように組み立て・組み替えることがで

          東レ 理科教育賞・企画賞を受賞

          理系のふつうの大学教員がカウンセリングを学んだよ

          この note では、ナラティヴ実践協働研究センター(NPACC)が主催したオンライン講座『カウンセリング・トレーニングコース』の修了を機に、2年間にわたってカウンセリングを学んだことが、理系のふつうの大学教員である私の人生にどのような影響を与え、成長や変化を促したのかについて、気がついたこと・理解が深まったこと・興味関心を持ったことなどをまとめてみたいと思います。 私は、関東圏の私立大学で理系(化学)分野の教育と研究に携わる教員です。大学の教員として、日々、週に数コマの学

          理系のふつうの大学教員がカウンセリングを学んだよ

          自分の行動や感情への理解を深める4つのC

          今年度、早稲田大学の向後千春先生が主催されている「 教える技術オンライン研究会 」に参加しています。2021年度にも参加していたのですが、今回は対面とオンラインを組み合わせたハイフレックス形式での開催とのことで、対面ならではの学びを楽しんでいます。 第1回目は関東(早稲田大学)での開催ということで、せっかくの機会なので、対面で参加してみました。向後先生と対面ではじめてお会いし、教える技術の他にも、懇親会で美味しいお酒を愉しみながら、いろいろとお話をお伺いすることができました

          自分の行動や感情への理解を深める4つのC

          ある分野について理解を深めるための4つの問い

          はじめに学習者が自らの学び方をデザインするための手助けとなるさまざまなアイデアをインストラクショナルデザインに基づいて提供する「学習設計マニュアル」(鈴木克明・美馬のゆり編著)のなかで、Seller らによる「ある領域の学びから多くの収穫をえるための8つの問い」が紹介されていて、興味深く思いました。 ある領域の学びから多くの収穫をえるための8つの問いこの科目を学ぶ主たるゴールは何か? この領域の人たちが達成しようとしていることは何か? 彼らはどのような問題を質問している

          ある分野について理解を深めるための4つの問い

          「紙」で「分子模型」を作ってみた 〜だれも取り残さない学習環境づくり〜

          ■ 分子模型は学びを促進するために欠かせない教材分子模型は、「目に見えない分子」のカタチを「見える化する」ためのツールとして、化学の授業などで用いられています。 たとえば、分子のカタチと化学的な性質との関わりを説明するときに、教科書に載っている化学構造式を眺めるだけではなく、生徒ひとりひとりが分子模型を手に取って、試行錯誤しながら組み立て、組み立てたものを生徒同士でお互いに見せ合いながら議論することで、主体的・対話的な学びが促されることが期待されるように思います。 ■ 分

          「紙」で「分子模型」を作ってみた 〜だれも取り残さない学習環境づくり〜

          土井善晴さんが一汁一菜でよいと至るまで

          先週末、私が科学技術コミュニケーションを学んでいる 北海道大学 CoSTEP の開講式特別プログラムとして、料理研究家の土井善晴さんの講演がありました(概要はこちら)。 土井さんは、テレビ朝日「おかずのクッキング」やNHK「きょうの料理」などの料理番組に講師として出演されたり、「一汁一菜」という持続可能な家庭料理のスタイルを提案されたりと、幅広く活躍されています。 土井さんが提案されている一汁一菜は、単なる簡素な食事ということではなく、具だくさんの汁物を準備することで、沢

          土井善晴さんが一汁一菜でよいと至るまで

          科学技術コミュニケーションを学ぶ

          毎年度、テーマをひとつ決めて、新しい学びに挑戦したいと思っています。今年度のテーマは「科学の興味深さ・面白さ・難しさを伝えるための心がけを学ぶ」。 ということで、北海道大学の CoSTEP という、科学技術コミュニケーションを学ぶことができるプログラム(選科コース)に参加してみることにしました。私が受講する選科コースの場合、講義はほとんど全てオンデマンド配信。演習は、今のところ対面で実施される予定で、7月に3日間ほど札幌に行ってきます。 さて、この CoSTEP を無事に

          科学技術コミュニケーションを学ぶ

          「大学での学び」とは? 「生徒」から「学生」になる皆さんへ

          この春、大学に入学される新入生の皆さん、おめでとうございます。 新入生の皆さんは、大学という新しい環境で生活がはじまることについて、期待や楽しみがたくさんあることでしょう。その一方で、大学ってどんなところだろう?、高校までと何が違うの?と、少し不安に思うことがあるかも知れません。 このノートでは、この春、「生徒」から「学生」になる新入生の皆さんに向けて、「高校までの学び」と「大学からの学び」の違いについて、私が考えていることを少しお伝えしてみたいと思います。 新入生の皆

          「大学での学び」とは? 「生徒」から「学生」になる皆さんへ

          新型コロナウイルスのペーパーモデルをつくってみた

          2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症は、私たちの暮らしに多大な影響を与えてきました。発生から2年以上が経過した現在においても、まだまだ、この感染症のことを不安に思う日々が続いています。 一方で私たち人類は、mRNAワクチンの開発など、最先端の科学技術を駆使してなんとかこの手強いウイルスに対処しようとしています。 そのような今日この頃、担当する授業や高校生向けの公開講座などで、新型コロナウイルスに関する調査・研究について話題にすることも多くなってきました。 ネッ

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