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マルチタスクの仕方

こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。
障がい者雇用の現場に15年働いている経験からこの記事を書いています。
今回はマルチタスクについて書いていきたいと思います。よかったら、スキ、フォロー、コメントなどしていただけると励みになります。よろしくお願いいたします。

1.前提条件

マルチタスクは平行して複数のことを行えることを指すと思います。これは私が感じている限りではIQ、障害種別、学歴など関係なく苦手な人はいるという感じがします。マルチタスクが苦手というより、複数のやらないことが発生したときに、何か漏れるという感じかなと思います。発達障害の方だと私はマルチタスクできないので考慮してくださいと言われることもありますが、現実の会社の仕事としては、なかなか難しいかなと思います。マルチタスクの考え方の前提条件が違います。そもそもマルチタスクができる人間はいません。私が記憶してる限りだと歴史上でマルチタスクができたのは聖徳太子だけだと思います。

2.平行して行っていない

これがマルチタスクが苦手な人の典型的な勘違いだと思います。人間はパソコンで例えると1CPU、マルチスレッド、シングルタスク処理をしています。どういうことかというと人間は1つのことしかできません。複数のことを行わないといけませんが、1つのタスクしか処理できません。つまりマルチタスクができてる人は1つのタスクをしているときはほかのことは止まっています。脳のワーキングメモリは入っていません。それが終わってから他のことをします。なので会社の偉い方ほど秘書がいるのはそういう理由です。秘書が何を処理しないといけないかの優先順位をつけていて、偉い方はスケジュール通りにシングルタスクを処理していくだけで終わります。

3.ToDoリスト

ある経営者が毎日やることが多すぎて忙しすぎると困っていてあるコンサルタントを雇いました。そのコンサルタントは話を聞いてからこういいました。今日やらなければいけないリストを作ってそれを実行したら、あとはもう仕事しなくてよいのではと。その経営者はそれを実践し、コンサルタントは1000万円をえました。人は日々やらないといけないことが多いです。ですが今日中にやらないといけないことはそのうち何件でしょうか。午前中にやらないといけないことは何件でしょうか。時間のリミットが厳しいことは何件あるでしょうか。なかなか優先順位をつけるは難しいかもしれません。まず、やらなければいけないリスト、ToDoリストを作ることをお勧めします。一日の始まりに考えないといけないこと。それはToDoリストの中から今日やらないといけないことを選ぶことです。

4.ガンチャート

ToDoリストと合わせてこういう管理方法があると覚えておいてほしいのはガンチャートです。以下の図のようなものです。

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左からやらないといけないことが、やらないといけない順番に並べます。縦線は時間です。私は大体1日ごとに作ることが多いです。表では1週間単位になっています。→の長さはかかる日数もしくは、かけてよい日数です。これをホワイトボードに書いている事務所なんかもあります。ガンチャートをかけるようになるとセルフマネジメントだけでなく、チームマネジメント力もあがるのでおススメです。

5.おススメのツール

私は忘れやすい性格なのでGoogle カレンダーだよりです。Google カレンダーの良いところはメールで予定があるよとリマインダーをくれることです。あとはアラームですね。朝起きるアラームはつけてないですが、薬を飲む時間、寝る時間、お風呂に入る時間などはリマインドしてますね。つい、YouTube見てたり、ゲームしてたりして時間ってあっという間にすぎてしまうので。Time Treeや世の中リマインドツールが多いのはみんな何かに時間を管理してもらわないと必要以外のものに時間を使いすぎてしまうんだなと思います。

結論

マルチタスクが苦手な人はIQ、障害、学歴に関係なく一定数います。人間はマルチタスクができるようにはなっていません。日々、ToDoリストを確認して今やらないといけないことをする。スケジュール管理はガンチャートで行う。これができるようになれば自分以外の時間も管理できていきますし、複数のタスクを複数の人で処理できるようになります。それはマネジメントと呼ばれています。


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