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【知らないと損】うつ病当事者が語る、くわしい症状と治し方

こんにちは!
病みサー公式note編集部です。

今日は、多くの人が悩む理解されにくいテーマ「うつ病」の症状や治し方について、ちょっぴり深堀りしたいと思います。

さらに、私たちの所属しているコミュニティである「病みサー」の役割にも触れていきますね。


うつ病って、どんな症状?

うつ病は、持続的な悲しみ、無関心、やる気のなさ、疲労感などの症状によって特徴付けられる精神的な疾患です。

この状態は日常生活に重大な影響を及ぼし、思考、感情、行動、体の機能に影響を与えます。

✅うつ病の主な症状

・持続的な悲しみや空虚感
・一般的な興味や喜びの喪失(無関心)
・睡眠障害(過度に眠る、不眠)
・疲労やエネルギーの喪失
・集中力や決断力の欠如
・自己評価の低下や無力感
・過剰な罪悪感や価値のないと感じること
・食欲不振または過食
・落ち着きのなさや気だるさ

これらの症状が重なり合い、日常生活に著しい影響を及ぼす場合、専門の医療機関や心理療法士に相談することが重要です。

早期に適切なサポートと治療を受けることで、回復の過程がよりスムーズになるでしょう。

うつ病の薬物療法

うつ病の治療には多くのアプローチがありますが、一般的な選択肢となるのが薬物療法です。

とくにセロトニンノルアドレナリンは、感情や気分をコントロールする重要な神経伝達物質。これらのバランスの乱れがうつ病の原因の一つとされています。

薬物療法では、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRIs)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRIs)などが、これらの神経伝達物質のバランスを改善するのに用いられます。

💊SSRIs
SSRIsは、セロトニンの再取り込みを阻害し、シナプス間におけるその量を増やすことで、気分を高め、うつ病の症状を改善します。

💊SNRIs
SNRIsは、セロトニンとノルアドレナリンの両方の再取り込みを阻害することで、これらの神経伝達物質の活動性を高めます。

セロトニンとノルアドレナリン

ここで、セロトニンノルアドレナリンについて、
もう少し詳しく解説しますね。

✅セロトニンとは?

セロトニンは、通称「幸せホルモン」とも呼ばれ、心の安定や幸福感、さらには睡眠パターンや食欲にも影響を与える重要な神経伝達物質です。

この化学物質は、感情や気分を調節する際に中枢的な役割を果たし、セロトニンのレベルが適切でないと、うつ病、不安、睡眠障害などの問題が引き起こされる可能性があります。

✅ノルアドレナリンとは?

ノルアドレナリンは、私たちの「意欲」に関与している神経伝達物質です。

これは、ストレス時に私たちの体が危険に対応する方法を制御するため、注意、反応速度、心拍数、血圧に影響を与えます。

しかし、この神経伝達物質のレベルが長期にわたって高い、または不適切に調節されると、不安、うつ病、パニック障害などの疾患につながることがあります。

うつ病における神経伝達物質の役割

うつ病では、神経伝達物質のセロトニンノルアドレナリンのバランスが乱れることで多様な症状を引き起こします。

セロトニン不足は、気分の落ち込み、無関心、食欲不振、睡眠障害などの原因となることがあります。

一方、ノルアドレナリンの不均衡は、疲労感、意欲の低下、集中力の欠如につながる可能性があります。

💊神経伝達物質のバランスを正すための治療法として、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRIs)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRIs)が使用されています。

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うつ病を治すには心理療法も重要

うつ病の治療法は、薬物療法だけが全てではありません。

心理療法もまた、思考パターンや行動を探ることで、うつ症状の根本的な問題解決に役立つ重要なアプローチです。

中でも認知行動療法(CBT)は、さまざまな問題や精神障害に適用でき、うつ病、不安症状、パニック障害、PTSDなどの治療にも効果的です。

こちらに認知行動療法について詳しく書いてあるので良かったら読んでみてください。

メンタルサーバー「病みサー」がサポートします

そして、私たちが所属する「病みサー」のような通話コミュニティも、治療と回復の過程で重要な役割を果たします。

病みサーは精神的な問題を抱える人々が集まるDiscordサーバーで、昼夜を問わず、精神疾患・不登校・毒親・非正規雇用などの経験者が多数在籍しています。

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まとめ

うつ病は複雑な疾患で、その理解と治療には多角的なアプローチが必要です。薬物療法や心理療法、そしてサポートコミュニティの存在は、回復プロセスをより効果的なものにするでしょう。

一人で悩まず、治療を受け、信頼できるコミュニティを見つけることで、克服への道はより明るいものになります。

病みサーは、いつでもあなたをお待ちしております。

※この記事は専門的な医療アドバイスではありません。症状がある場合は、専門の医療機関または医療従事者にご相談ください。


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