「私は私のままで生きることにした。」①
初めまして。今年の3月に大学を卒業し、内定をもらっていた会社からコロナの影響で内定を取り消しをもらい現在就職活動をしている22歳です。社会って厳しいなあと実感する毎日です笑
最近、韓国のキム・スヒョンさんの「私は私のままで生きることにした」を読んで思ったこと、気づいたことを自分の実体験を交えて描いていきます。
ー自分からみじめになってはいけないー
私は大学1年生から4年生の冬まで部活に明け暮れた生活を送っていた。週1しかオフはなく、バイトも周りの友達たちと比べて微々たる収益だった。周りは「今月10万しか稼げなかったわー」「扶養超えちゃうよ」「見て○○○のバック買った、服も何着も買った」
そんな会話を隣で何も言えず聞いていた。羨ましいと何度感じたか分からない。流行りのものを買う、エステに行く、ネイルをする、ブランドものを持ち歩く、「趣味は海外旅行することです」そういう子が実際にキラキラして見えた。
自分は毎日の部活(当時は講義が終わってから一時間半かかる別のキャンパスに移動して部活をしていました💦)に行くため交通費を確保するのに必死で自分にあまり関心がなかった。
髪も最低限にまとめる、色あせた黒いアディダスのリュック、くたびれたスニーカー、水仕事で荒れ果て傷だらけの手。身ぎれいにしている友達の横に立つのが嫌でしょうがなかった。
男友達に「お前どうしたの?その手、やべえよ」といわれるのが日課だった。訳を話すと「大変だね、なんで部活をしているの?」と言われてしまう。悪気もなく、純粋に質問しているだけと分かっていても恥ずかしくて仕方なかった。まるで自分が周りと比べて劣っているような気がしてしょうがなかった。
部活を引退後、もうすぐ卒業間近のころは手が荒れることもなく、好きな服を着て、ネイルをして、髪も巻いて恥ずかしいと感じることはなくなった。「自分もみんなと仲間入りだ」と自信を持てた。上辺だけの自信。
卒業して、今度は周りが働いているのだなと実感する投稿やストーリーを見てみじめになった。自分は職がない、相談することも出来ず、話すことも恥ずかしいと感じた。「周りから劣ってみられるのではないか?」と怖くてしょうがなかった。私と同じような人は多くいるはずなのに。
そんな時にこの本を読んだ。
自分をみじめにする方法という本によれば、他人の生活を覘き見て自分の生活と比べることが、自分をみじめにする、一番簡単な方法だという。
他人の人生に直接関りを持つならともかく、観客になるのをやめよう。自分の人生のほうがずっと大切なのだから。
私たちは常にインスタやTwitterをチェックをして、無意識にお互いを格付けをしているのだなとこの本を読んで気づいた。
自分が主人公だよと決まり文句のように言われることが多い、でも隣の芝は青く見えてしまう。今は会わなくても簡単に他人と比較することができる。
だからこそ自分のペースを大事に、自分の良さを見つけてあげて自分を受け入れていくことが大切なんだなって思います☻
みなさんはどうでしょうか?私は自分に自信が持てず、いつも誰かと比較していました。同じ悩みを持っている方がいらっしゃったら、是非参考までに読んでみてください<(_ _)>
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?