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おうちでフランス家庭料理

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大好きなフランス家庭料理のことを書いています。小さな子が思わず言ってしまったかわいい迷言・名言も。
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#日記

きょうの一皿、丸ごと玉ねぎのオニオンソース

これはつくってみてよかった!蒸した甘いたまねぎを10gのバターを加えた飴色たまねぎソースでいただきます。同じお鍋仕上げるブレゼという調理法で作りました。 フランス家庭料理のレシピ片手に作り始めるようになって、1週間でたまねぎ1kgを使用するようになり、多めにストックするようになりました。 残った飴色ソース、デミグラスソースのように濃厚だったので、ごはんと混ぜて薄焼き卵をのせてオムライスにしました。野菜嫌いのこどもが3回もおかわりしてくれました。 野菜好きの家族にも好評だ

きょうのスープ、冬のにんじんのポタージュ。

フランス家庭料理のレシピから。お米でとろん、ゆるっとしたポタージュに仕上がっています。にんじんも甘味が増していて、冬仕様です。 季節を問わず手に入るにんじんは、新しいものを常備している野菜のひとつです。もう1皿ほしいな、というときにも使えます。 レーズンと一緒にキャロットラペ、たまねぎと一緒ににんじんドレッシング、すりごまたっぷりのにんじんしりしり、ごぼうと合わせてきんぴら、大根で紅白なます。おでんの彩にお花の形に飾り切り。 人参のクセが強いものは苦手ですが、味の濃いニ

フランス家庭料理、じゃがいもとたらのオイル蒸し煮

冬になったら作ろうと思っていたレシピ。 鱈は身が柔らかいのでできるだけ触らず。 水分が多く甘味のあるメークインも火の通りが早くて、15分程度でできあがり。 にんにくとオリーブオイルと鱈と白ワイン。 キッチンが美味しそうな香りでいっぱいになります。 ビールや辛口の白ワインと一緒にいただきます♡ じゃがいもとたらは絶対美味しくなるテッパンコンビ。本来は干しだらを使いますが、手軽な生だらや塩だらで代用します。オイルと白ワインで煮ることでポテトがしっとりやわらか。スープに

フランス家庭料理、豚ロースとじゃがいものミルクブレゼ

伊吹山(いぶきやま)も雪化粧をして美しい姿です。風が弱くても寒いを超えてマフラーと手袋必須の冷たさを感じる日になりました。 1時間ほどの外出であまりに体が冷えてしまい、暖かい部屋に戻って熱いコーヒーを飲んで。ほっとひといき。すこし休むはずが朝まで眠ってしまうところでした。 本来のレシピではスペアリブですが、脂の多い豚肩ロースでも充分です。ブレゼってお肉もソースも両方おいしくて。牛乳を入れてからも煮詰めるので、タンパク質が凝固して見た目は田舎風ですが、それを口に運んで噛むの

フランス家庭料理、ほうれんそうのグラチネ

冬場の露地物のほうれんそう、栄養価も高いのでこどもたちにも食べてもらいたくて。葉も柔らかくて根元も美しい薄紅色。根元も必要以上に切り落とさず、十字に切り込みを入れてボウルに張ったお水で振り洗い。 さっと茹でて、バターで炒めて。水と油でエチュべするよりもえぐみがない様子。このままでも肉料理の付け合わせになりそう。 「グラチネ」は寒い冬に暖をとるための料理。フランスでは、ホワイトソースを野菜にかけて作るのが一般的です。えぐみのある野菜にはホワイトソースに卵黄とチーズを混ぜた「

フランス家庭料理、ウフ・マヨネーズ

もうすぐ春です。たまごの旬の季節です。こちらは茹でたまごではなく、蒸したまごです。フライパンに水を2cm高さに入れ、卵を入れて強火で沸騰したらふたをして10分蒸します。生協アイチョイスのマヨネーズをのせて、ハンガリーのお土産のパプリカパウダーをふって。 レシピに書かれている通り、むっちり。この食感、楽しいです! 蒸すことでむっちりとした食感に。おなじみウフマヨも極上の味。(上田淳子著、「フランス人に教わる3種の“新”蒸し料理」より) のびのびと自然とともに育った雌鶏は春

フランス家庭に習うヴァプールで、ラヴィオリシノワジャスミンティーソース

chinois(シノワ)と聞いてFrenchとコラボではないですか!とわくわくして作りました。肉だねは豚肩ロース肉。ごろっとしたミンチ状に叩いて、しいたけ、ねぎ、オイスターソース、五香粉と混ぜています。 この餃子の皮をまあるく包む作業がたのしくて。どなべにはいったねこみたい、あかちゃんのおしりみたい、きんぎょみたい、と思いながら皮の端と端を寄せて。 ジャスミンティーのソースのアイデアが斬新だったので、酢醤油と両方で食べてみましたがやはりジャスミンティーソースがあう様子。

子どもとおうちフレンチ、豚肩ロースのブレゼ

アンチョビキャベツ:これだいすきー。じぶんでとってもいい??? 小かぶのエチュべ:ママがすきなんだよね、あったかいほうがおいしいんだね、あげるー。 キャロットラペ:にんじんいっぱいたべられるよー。もういっかいたべる。 豚肩ロースのブレゼ:おにくきこきこってきって。いちまいぜーんぶたべられるよ。 みーんなたべたよ、たのしかったね、おいしかったね。もうごちそうさまー。 はじめてのおつかいみよーっと。

こどもとおうちごはん、鰆のヴァプール エスニックソース

おさかなふたつとってー。ぶろっこりーのあかちゃんのはっぱなの?いっしょにたべられるよ。ナンプラーっておさかなのおしょうゆなの?ちょっとなめてみたい。あかいとうがらしはいってるソースからいからおとなのやつね。 ちょっとぽてともうひとくち。あとひとつママのね。 ママおさかなすきなの?おさかなにかいもたべちゃった。これすき。おいしかったー。またつくって。

こどもとおうちフレンチ、豚肩ロースのシャルキュティエール

にんじんのかわむきするー。いっぽんね。 キャベツならべるよ、いっぱいならべるの。おみずとあぶら。ふたをするー。 ドレッシングまぜるね。おしおがとけたよ。あぶらはねえ、まぜるのたいへん。てがつかれちゃったからママおねがい。 おててにつけてあじみする、すっぱーい。 ピクルスきりたい。ちょっとかして、ほんもののほうちょうできりたい。 たまねぎは2つ。ぬるぬるのうすいのもとる。 もうできちゃった、これおいしいー。 おにくとピクルスのはね、もうすこしでできるって。 バタ

こどもとおうちフレンチ、鶏むね肉とキャベツのあたたかいサラダ

3月最終日。大垣市内の桜は満開、雨模様。まだ肌寒い日もあるのであたたかいサラダを。 こどもたちがキャベツのエチュべを気に入ってくれて、よく作っていまして。 それなら鶏胸肉のヴァプールとあわせた一皿完結のボリュームサラダも気に入ってくれるはず、と。 赤ワインヴィネガーベースのフレンチドレッシングとあわせました。ちいさな子たちはクルミは皮の渋みが気になったのか、大人のお皿によけていました。 🇫🇷ボリュームサラダ パリジェンヌの多くがランチに食べているサラダ。おいしく作る

こどもとおうちフレンチ、いちごのあたたかいヴィネグレットソース

いちごのソテーってどんな味かしら?ジャムより甘くなくて艶々。スキレットにバターをいれて苺をそっといれて。赤ワインビネガーときび砂糖を。 赤ワインビネガーが個性的な香りです。熱々のいちごソース、少し甘くて深みがでました。フレッシュないちごでもなく、ジャムのように甘くなく。いちごの水分がでてくるので食べたい分だけ作ります。 いちごの色が素敵な色で、スキレットに残ったソースもっとかけてちょうだい、と嬉しそうなこどもたち。ほんの少しだけクリームも絞って。 この記事をみて、おうち

こどもとおうちフレンチ、じゃがいもと紫玉ねぎのアンチョビソース

紫玉ねぎと赤ワインビネガーを混ぜてドレッシング素材にしようと冷蔵庫で2日間寝かせておりました。とても酸味が強かったのでマスタードを加えて。 様子を見ていたこどもが一言。「あんちょびいれてー♪」あら。こどもたち、アンチョビキャベツがお気に入り。ポテトでも試してみますか。 ドレッシング素材にエキストラバージンオリーブオイル、アンチョビペーストを追加。クリアなピンク色がニュアンスのある淡い桃色に。 じゃがいもは少しくずれるくらいに茹でました。あたたかいうちにざっくり混ぜて味を

こどものごはん、ブロッコリーとかにかまのグラチネ

こどもたちが残しがちな野菜。メインにたべてくれないかな〜、と考えたのがこの簡単なホワイトソースでまとめる作戦。卵とじよりも食べる食べる♪ たまねぎとブロッコリーを菜種油で蒸し煮に。ブロッコリーだけ耐熱皿に取り出しておきます。小麦粉をふりまぜて牛乳でのばします。とろみがついたらかにかまと塩胡椒を。耐熱皿のブロッコリーにまとわせます。あとはチーズをかけてトースターで焦げ目がつくまで焼きます。 かにかま入りホワイトソースがあれば、野菜はブロッコリー、じゃがいも、かぼちゃ、きのこ